クセなのだろうか。
今儀式の順番待ちで非常に退屈である。
前回と同じく、気がつくと手首に傷があった。無数の爪痕である。
ただし前回と違って、引っ掻き傷ではない。単に鋭い爪を皮膚に押し当てただけである。
前回は長袖だったので隠しながらできたが、今回は半袖のため丸見え状態である。
それを承知でやっている私。半分クセになっているようである。
退屈はよくない。
心を変な方向に導く。
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現在、香川県高松市某所にいる。
なんか知らんが警備っぽいことをさせられている。交通整理ならね駐車場整理なんである。
今は休憩中である。
来る人みんなに頭を下げ、「おかえりなさいませ」とか言う。
人間恐怖症の私になぜこんな役を……。
とりあえず鉄仮面をかぶって取り繕います。
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今なぜか高松へ見知らぬ方々と共に向かっている。
初対面の方が4人乗った車に私と弟は乗った。高速道路を快走中である。
さっきまで元母のボロ車に乗っていた。
ここ半年ほど、自転車が壊れることが多く、元母のボロ車に乗る機会も多かった。
恥ずかしいことに、私は車が怖い。といっても車を見るのが怖いわけではない(昔は夜中に見ると突然に動き出しそうで怖かったけれど)。助手席に座って前を見るのが怖いので . . . 本文を読む
東野圭吾先生の『黒笑小説』を読了した。
O氏は大したことないというように言っていたが、なかなか面白い作品群だったと思う。
ベテラン作家を思わせる手慣れた分かりやすい文体から淡々とつむがれるブラックジョーク。
短編集で、いずれの作品も笑えた。ある一定の水準を超えたものばかりであったと思う。
無論、オチの読めた作品もあったが、大抵は意外なラストを迎える。
実は東野圭吾先生の作品を読むのはこ . . . 本文を読む