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シューベルトの四重奏D96

2021-06-02 23:20:06 | ロマン派
緑の池。
見ているだけで、
緑が身体の細胞の1つ1つに染み込んでいくような気がしました。

シューベルトのフルート、ビオラ、チェロ、ギターのための四重奏D96の楽譜をpdfで送りました。

実際にはシューベルトが作曲したのは三楽章だけで、他の楽章は編曲したものです。

シューベルトの家では週末 コンサートをやっていて 彼 がヴィオラ 父が チェロ 兄達がバイオリン でした。

この 回は ギターの 女性が ゲストに来るので、そのためにヴァンツェスラエス マティエガ(1773-1830)の三重奏にチェロを加えました。

マティエガはボヘミアのギタリストでウィーンで活躍しました。
5楽章はフリードリヒ フライシュマンの「お嬢さんまだ寝ていないのか」の主題による変奏になっています。

1814年シューベルト17歳の作品です。

前後の楽章は楽しく軽やかですが、三楽章はシューベルトの特徴が出ていて、さっと聞いただけでもシューベルトとしかいいようのない曲想です。