魔法の編み針

ふしぎなタワシを編もうと、この暑い中、物好きに毛糸売り場にいって、編み針をかってきました。

本にはかぎ針編みの手法だけでなくて、表目、かけ目などの棒針の技法やアフガン編みを使った作品が紹介されています。

はじめのページに、魔法の一本針を使えば、すべての作品が編めると書いてあるので、この針を買ってみることにしました。祖母たちも使っていたような、昔ながらのかぎ針や棒針しか使ったことがないので、一本針で兼用ができるというのがとても不思議でした。お店の人にきいてだしてもらうと、かぎ針をもう少し長くしたような針に、上のほうに縫い針のように穴があいてます。それになぜか、クリップと糸（編コード）がついてます。この二つは何

実際に編んでみてとっても納得。セーターのような大物を編むのにはむいていないかもしれませんが、この針があれば、いろんな編み方を楽しむことができます。

かぎ針として使うときは、穴を無視すればOK。金製のかぎ針にくらべて少々すべりが悪いのが気になったくらい。

棒針として使うときは、まず、穴に付属の糸を通しておきます。ある程度あんで、針に網目をのせたまま編むのがきつくなってきたり、次の段にいったときに、針をひきぬいて、網目に編コードを通してしまいます。その段が終わったら、編コードを通してあるところが拾い目になっているというわけ。そこからまた編コードを通して、棒張りとまったく同じ要領で編み進めていくことができます。

クリップは輪を作るときに使います。

いろんな編方をまぜることができるのが一番のメリットでしょうか。さっそくかぎ針と棒針の編み方をまぜたモチーフを作ることができました。

でも、普通に表目を編むだけなら、普通に棒針を使うほうが早いかも。

8号セットで、税込み価格が714円でした。買ったのは三宮のユザワヤです。