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ビジネスブックマラソン

2007-07-16 18:06:39 | Weblog
ビジネス本の日刊書評マガジン「ビジネスブックマラソン」を毎日楽しみにしています。毎日一冊ビジネス書を読むのもけっこうたいへんだろうと思っていたら、発行者の土井英司さんは年間1,000冊以上読んでその3分の1にあたる本を毎日書評を書いているそうです

このビジネスブックマラソンは、1 簡単な内容紹介と感想 2.本日の赤ペンチェック(とりあげた本からの引用)、 3. 目次、4.編集後記という構成になっています。たいへんシンプル。このシンプルな構成にもかかわらず、どういうわけか、何冊かに1冊は読みたくなります。

他にもビジネス書の書評はあちこちで読んでいるのですが、あまり読もうという気にはならないんです。もともとビジネス書に特に興味があるわけではないからかもしれません。仕事柄、雑学は身に付けておくにこしたことがないので、どういうアイディアがでてきているのか、どういう言葉があるのかを知るためにあちこち見ているというのが実情なのでしょう。

書評で一番読みたい気持ちをかきたてられるのは千夜千冊です。どうしてそうなるのかは簡単に理解できます。これは作者のあまりの博識ぶりに驚き、語りにのめりこんでいるうちに、これだけの文章を書きたいという気持ちになる本っていったいなんだ、と興味をもったり、やっぱりこの古典はおさえておかなきゃ、って気持ちになるからなのです。ふらふらっと買ってしまったので何冊あるんだろうでも、ここではビジネス書はほとんど扱われないわけでして...勢い、読んでいるのは古典、思想書、歴史が主になります。そのうちガウスあたりを踏み台にして、科学書にも手をだそうと思っていますが...

ビジネスブックマラソンは、分量は少ないわけですし、千夜千冊ほどのキレや奥行きはかんじないのですが、購読意欲をかきたててくれるものがあります。どうやら、いいと思った本の内容紹介の語りの熱さにひかれたところに、本文をチラリと見せられて想像力を書き立てられ、なおかつ目次をみて「むむ、これは読んでみたい!」という気分になるようです。さすがに自分が読書家だというだけでなく、元アマゾンのカリスマ・バイヤーで現在、 出版マーケティングコンサルタントをされているだけあって、本を読む人のツボを抑えて買って読みたいという気持ちをかきたてる方法を知っているのかもしれません。

発行人の土井英司さんの書いた「伝説の社員」になれ!も読みましたので、明日、感想を書きます。

ビジネスブックマラソン 


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