奇才というか、デザインの人というか、モダンというか...あっけにとられたかんじです。長い生涯を絵に精進したのに、この余裕とユーモアはなんなのでしょう。
こんなのありなの、というものから浮世絵でよくあったのだろう、と思えるものまで。ありとあらゆるものをかいたんじゃないでしょうか。もちろん、こんなのあり
と思ってしまうものも多かったです。
かの有名な冨嶽三十六景にしたって、たとえば「神奈川沖浪裏」 はみなれているから何も思わなくなっただけで、波のデザインもすごいし、人や船はおろか、遠くになぜか富士山、というすごい構図ですもんね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7c/41/343d2b6649cdaef3e8f15a39ef6b257f_s.jpg)
百物語なんて、鬼太郎じゃない、と思っちゃいました(笑)、怖いのか、おかしいのかわからないところがあって。ろくろ首がお皿なんてありえません。笑ってしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5a/8e/3df98d141ce7221756a5f8c15c29a68e_s.jpg)
よくある花鳥画シリーズでさえ、ひねりがきいてました。なぜかかえるや虫がいっしょだったり、風に花があおられたり。
風景はいわずもがな。個人的におもしろかったのは諸国滝巡り。視点が不思議で。「木曽路ノ奥阿弥陀ヶ瀧」なんて視点を混在させておもしろいと思うものをすべて一枚の絵におさめたかんじです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6a/c4/3b1e5c77a6c42fb574f5e5ded5384a01_s.jpg)
滝にいる鯉も斬新でした。鯉の体が水で半ば隠れているのです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/68/51/8dbbc805ffcd280eff22930f6993f569_s.jpg)
きっと、人が絵を見てびっくりしたり笑ったりするのが大好きだったんでしょう。
約140点とかなりたくさん展示されています。ただし小さめのものが多いです。平日の午前にいったにもかかわらず、時間をかけて熱心に見られる人たちが多くて、かなり時間をかけてまわりました。小さかったり、退色していたり、保存のために薄暗くしてあったせいか、拡大鏡をだしてみる人もいましたね、、いいアイデアかもしれません。
それにしてもあれが版画とは。彫り師、摺り師の技術ってすさまじいものがありました。北斎はもちろんすごいですけど、彼ほどネームバリューのない人たちがしっかりささえてこそ、今でものこっているんですね。
ボストン美術浮世絵名品展 北斎
こんなのありなの、というものから浮世絵でよくあったのだろう、と思えるものまで。ありとあらゆるものをかいたんじゃないでしょうか。もちろん、こんなのあり
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かの有名な冨嶽三十六景にしたって、たとえば「神奈川沖浪裏」 はみなれているから何も思わなくなっただけで、波のデザインもすごいし、人や船はおろか、遠くになぜか富士山、というすごい構図ですもんね。
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百物語なんて、鬼太郎じゃない、と思っちゃいました(笑)、怖いのか、おかしいのかわからないところがあって。ろくろ首がお皿なんてありえません。笑ってしまいました。
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よくある花鳥画シリーズでさえ、ひねりがきいてました。なぜかかえるや虫がいっしょだったり、風に花があおられたり。
風景はいわずもがな。個人的におもしろかったのは諸国滝巡り。視点が不思議で。「木曽路ノ奥阿弥陀ヶ瀧」なんて視点を混在させておもしろいと思うものをすべて一枚の絵におさめたかんじです。
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滝にいる鯉も斬新でした。鯉の体が水で半ば隠れているのです
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きっと、人が絵を見てびっくりしたり笑ったりするのが大好きだったんでしょう。
約140点とかなりたくさん展示されています。ただし小さめのものが多いです。平日の午前にいったにもかかわらず、時間をかけて熱心に見られる人たちが多くて、かなり時間をかけてまわりました。小さかったり、退色していたり、保存のために薄暗くしてあったせいか、拡大鏡をだしてみる人もいましたね、、いいアイデアかもしれません。
それにしてもあれが版画とは。彫り師、摺り師の技術ってすさまじいものがありました。北斎はもちろんすごいですけど、彼ほどネームバリューのない人たちがしっかりささえてこそ、今でものこっているんですね。
ボストン美術浮世絵名品展 北斎
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