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スーパーチューズデーの前に

2008-01-20 13:04:32 | Weblog
合衆国再生―大いなる希望を抱いて
バラク・オバマ,棚橋 志行
ダイヤモンド社

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予備選挙が進んでますねえ。共和党はいったい誰がくるか予想できない状況。ロムニー前マサチューセッツ州知事がワイオミング、ミシガン、ネバダと3勝、マケイン上院議員がニューハンプシャー、サウスカロライナで2勝、ハッカビー前アーカンソー州知事がアイオワで勝ってます。本命(?)だったはずのジュリアーニは初めのほうでは選挙戦をろくにせず、大票田のフロリダ以降にかけてるみたいですが、それが本当にうまくいくんですかね。どっちにしても混迷は続きそう。単に見てる人間にとっては面白いですが。

しかも、よほど強いメッセージを出さなければ、ブッシュの失政のあおりをくって、共和党候補は苦しいかもしれません。ニューハンプシャーで無党派層が民主党の選挙に多数参加したというのはそのあらわれかも。前回、前々回と教会を中心に展開していった組織票はさすがに今回はうまくいかないのでないかしら。まず、経済が大きな問題。本選の11月までに景気が回復するかどうかは大いに疑問です。おまけに外交で問題が多すぎる。イラク、アフガニスタン問題が解決しそうにありません。イランとの関係もきな臭いです。まさかイランに攻め込んだりはしないと思いたいところですが、万一そうなったら悪夢かもしれない。パキスタンも怪しいな。問題が改善される可能性が多少なりともあるのはアメリカと北朝鮮との関係ぐらいでないですかね。

民主党はどうもヒラリー・クリントンかバラク・オバマで決まりでしょう。どちらかが大統領になれば、初の女性大統領あるいは初の黒人大統領となるわけで、新しい風が吹くのはまちがいなさそうです。

スーパーチューズデーまでに聞いてしまおうと、audible.comからダウンロードしたオバマのThe Audacity of Hope: Thoughts on Reclaiming the American Dreamを聞きはじめました。短縮版しかないのですが、本人が吹き込んでいるところがみそ。スピーチの雰囲気がそのままでているのがうれしいところ。聞きやすい英語です。audacity(大胆、勇敢)をタイトルにいれるだけあって、たいへんはつらつとしていて、声を聞いているだけで希望が持てそうな気分になります。政治の刷新を求める若者が指示するのも当然と思いながら聞いてます。

日本語版もすでにでてますが、声のパワーを味わえるという点ではオーディオブックはたいへんありがたいもの。

今回のキャンペーンは特に、インターネットの利用が拡大したので、いつでも好きなときに各候補のメッセージを聞くことができます。日本の選挙でもこれぐらいやればいいのに。

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