5月に舞台を見に行ったマリア・パヘスのDVDを借りました。
すばらしいブラソの動きや美しいシルエットはビデオのフラメンコでも見ていて知っているつもりでした。が、実際の舞台は、単にきれいというのをこえていました。暖かさ、豊かさにあふれてたのです。ナナ(子守唄)で踊ったせいもあったのかもしれません。伝統的な技術もとりいれながら、ジョン・レノンのイマジンを使うなど、古いフラメンコの型をくずしたところもありました。
このDVDに入っているのは、春の舞台よりも伝統的な演奏と構成の曲をバックにした踊りです。曲目はガロティン、ポル・ソレア、ポル・タラントで、歌がマノロ・セビージャとエンリケ・エル・エストレメーニョ、ギターがミゲル・ペレス。
舞台ではどちらかというと腕主体の振りだったのですが、このDVDでは脚もたっぷり楽しめます。とはいえ、腕の動きはやはり絶品。誰もマネできない気がします。群舞で踊っていても、遠目でもまったくちがいましたもん。しかも、立っているだけで、全身の姿が美しい。映画フラメンコを思い起こさせるような影絵シルエットになるところもあります。
どちらかというと伝統的な振りのマリア・パヘスの踊りは絶品だし、バックもうまいです。
が、大きな問題があり。カメラがころころ動くのです。踊りを見たいのにギターやカンテにカメラが移る、ってのはどうもストレスがたまります。一番どうしてくれようと思ったのは、ラストのひっこみ間際のポーズが半分切れていること
もとがテレビ番組だから、完璧な撮影を求めるのが無理なのかしら。それにしても、もうちょっと配慮してほしかったような。せっかくすばらしいものを撮影しているのですから。もったいない。
パセオ(DVD販売サイト)
すばらしいブラソの動きや美しいシルエットはビデオのフラメンコでも見ていて知っているつもりでした。が、実際の舞台は、単にきれいというのをこえていました。暖かさ、豊かさにあふれてたのです。ナナ(子守唄)で踊ったせいもあったのかもしれません。伝統的な技術もとりいれながら、ジョン・レノンのイマジンを使うなど、古いフラメンコの型をくずしたところもありました。
このDVDに入っているのは、春の舞台よりも伝統的な演奏と構成の曲をバックにした踊りです。曲目はガロティン、ポル・ソレア、ポル・タラントで、歌がマノロ・セビージャとエンリケ・エル・エストレメーニョ、ギターがミゲル・ペレス。
舞台ではどちらかというと腕主体の振りだったのですが、このDVDでは脚もたっぷり楽しめます。とはいえ、腕の動きはやはり絶品。誰もマネできない気がします。群舞で踊っていても、遠目でもまったくちがいましたもん。しかも、立っているだけで、全身の姿が美しい。映画フラメンコを思い起こさせるような影絵シルエットになるところもあります。
どちらかというと伝統的な振りのマリア・パヘスの踊りは絶品だし、バックもうまいです。
が、大きな問題があり。カメラがころころ動くのです。踊りを見たいのにギターやカンテにカメラが移る、ってのはどうもストレスがたまります。一番どうしてくれようと思ったのは、ラストのひっこみ間際のポーズが半分切れていること
もとがテレビ番組だから、完璧な撮影を求めるのが無理なのかしら。それにしても、もうちょっと配慮してほしかったような。せっかくすばらしいものを撮影しているのですから。もったいない。
パセオ(DVD販売サイト)
上半身がすごい・・
腕が長いのもあると思いますが、一つ一つの動きがマリア・パヘスそのものというか、誰にも属していない感じで圧倒されます。
素敵ですよね~
私もTBさせていただきますねー。
ええ、腕や上半身の表情は誰にもマネができないです。これまで見たフラメンコの舞台のうちベストの一つです。
上半身の印象が強すぎて、脚はあまり残ってなかったのですが、このビデオだと、脚もじっくり見ることができました。少々撮影に問題ありですが、機会があったら見てくださいな。
私はラ・ティラーナ~美術館の亡霊~のビデオを持っているのですが、これもいいですよ。
ひまがあれば、しょっちゅう見てます。これもおすすめです。