文房具を買いに片岡 義男東京書籍このアイテムの詳細を見る |
片岡義男本人が撮影した文房具の写真とエッセイが交互にきているエッセイ集です。2ページエッセイがきたら必ずカラーの写真が見開き2ページに掲載、という形式。文房具の使い方について書いているのではなく、その美しさを愛でている本といっていいかも。写真のほうは、モールスキン、ロディア、クレールフォンテーヌから、押しピン、輪ゴムにいたるまで、配置に凝ったきれいなオブジェとして描かれています。
こういう写真がとれるといいな。しかし、どうして文房具とミニカーってこんなに相性がいいんでしょう。
気楽に読める本ですが、「人生とは、ひょっとして、なにごとかをびっしりと書き込んだ、何十冊もの手帳やノートブックか」なんて印象に残る言葉がちりばめられていてなかなか楽しめました。
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