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アビエイター

2005-04-24 20:59:49 | TV/映画/舞台
予告をみた段階では、見る気がなかったんです。この映画。が、メルマガのシカゴ発 映画の精神医学でアビエイターの精神病理なんて連載がはじまりまして、だんだん見たくなりました。ビデオをまとうかとも思ったのですが、長い作品は、映画館でみたほうがよかろうと、1000円以下の安売りチケットをゲットしていってきました。

結論。おもしろかったです。3時間近くある上映時間がまったく気になりませんでした。逆に、1920年代から1940年代にかけて約20年、波乱万丈の濃い半生をよくあの時間で描いたなというかんじ。スコセッシの手際のよさにはいつも感心してしまいます。タイトルどおり、「飛ぶこと」に魅せられたエキセントリックな実業家の物語としてまとめてありました。

規制の考えにこだわらないで、自分がこれ、と思ったことを一直線にやってしまう。おかげで一時代を築き上げるんですが、それと引き換えにどんどん精神を病んでいく・・・といったこの物語、ラストはかなり衝撃的です。

しかし、映画のキャッチフレーズの「すべての夢をつかんだとき、いったい何が見えるのだろう」というのはなんだったのかしら。あのラストのことをさしてるのかな???スコセッシとディカプリオが組んだ映画のキャッチフレーズは、前のギャングイン・ニューヨークもそうだったけど、よくわからないかも。

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