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片づけられない女のためのこんどこそ!片づける技術

2008-02-06 04:10:29 | 
片づけられない女のためのこんどこそ!片づける技術
池田 暁子
文藝春秋

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行き着けの本屋の注目コーナー(というのかな、要するに入り口のところの一番目に付く棚)に同じ著者の「貯められない女のためのこんどこそ!貯める技術」といっしょにずらっとならべてあった本です。)

なんとも和み系の絵に引かれて手にとってみました。作者の体験を記した(コミックスとなっていました。これは意外。お片づけだけの漫画なんてあったんですね。

主人公は「のだめ」並みのゴミ箱部屋お部屋に住むイラストレーター。床が何年も見えなかったような汚い部屋にすんでいます。で、その惨状を知らない彼がいきなりうちにやってきて、振られてしまったもので奮起するわけ。

一箇所だけでもきれいなところ(基地)を作る、捨てる、捨てないの判断が瞬時にしやすい台所からまず片付ける...というふうにステップアップしていきまして、最後には汚部屋が普通のお部屋になります。最後のほうは、きれいに片付けるには、なんてお掃除方法の紹介までありました。

さすがに、ここまですさまじいお部屋に住んだことはありません。『汚部屋』度チェックシートってのがありまして、チェックしてみたのだけど、1つもあてはまりませんでした。あ~、よかった。

かなり汚いかも、と思える人でも、たぶん、70%ぐらいですむんでないですかね。チェックシートを掲載してくれているサイトを見つけましたので、何ならチェックしてみてください。自信がつくかもしれませんよ。

とはいえ、整理整頓が上手な人ならともかく、多少なりとも苦手意識のある人なら、思い当たる節があるエピソードがでてくるのはポイントが高いです。整理のための棚をいっぱい買ってしまうとか、片付けた結果、見つからなくてつい買っていたものが実はうちにたくさん眠っていたとか、同じような黒い靴下がいっぱいでてきたのはいいものの、なぜか両方そろってないとか。私も一つありました。どれ、とはいいますまい。それにしても、お片づけが苦手ってのは共通の問題点があるんですね、きっと。

クスクス笑いながら最後まで一気に立ち読みしてしまいました。近くにいた人は気味悪かったかも

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