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なんでだろうと思う気持ち

なんとなくなんでだろうと思うことを調べ
興味を持つことの楽しさを共有できればと思います。

狐の手袋

2013年05月21日 | 日記
狐の手袋と聞くと、「手ぶくろを買いに」 新美 南吉著の児童文学の名作を思い出します。

寒い冬、母ぎつねが、子ぎつねのために、人間の町に行って手袋を買ってあげようとするお話です。

母ぎつねが、子ぎつねに人間のお店に行き、戸を少し開き、人間の手を出して、
「この手にちょうどいい手袋頂戴」と言うはずでしたが、きつねの手を出してしまうお話しです。

絵は黒井 健氏で、このお話の温かなイメージを見事に表現しています。
素晴らしい絵本です。

さて、この花は狐の手袋といいます。ジギタリスといいます。
Digitalis。胡麻葉草(ごまのはぐさ)科、ジギタリス属です。
花が、手袋の指のような形から、狐の手袋と言う名前で呼ばれます。

花言葉は、熱い胸の想い、隠しきれない恋、熱愛。