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なんでだろうと思う気持ち

なんとなくなんでだろうと思うことを調べ
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ブッシュ・ド・ノエル

2015年12月25日 | 日記
本当に1年経つのは、早いものですね。

ブログもかなりさぼっていました。

あっという間に、時間が過ぎ去ってしまいますね。


今日は、クリスマスケーキについて書いてみます。

写真は、ブッシュ・ド・ノエル(仏語 bûche de Noël)。

ノエルとは、「クリスマス」、ブッシュは、「丸木、薪」という意味。

つまり、「クリスマスの薪」という名のケーキです。


実は、自分は長い間、勘違いをしてまして、森の切り株という意味だと思っていました。

このブッシュ・ド・ノエルは、見た目が木の切り株のように見えるからです。

なぜ、薪の形にしているのか?

「キリストの誕生を祝い、幼いキリストを暖めて護るため、暖炉で夜通し薪を燃やした」

ことに由来すると言われているようです。

他にも諸説ありますが。


寒い夜、外は雪が舞いだし、薪に火をつけ、暖を取る。

そこには、家族がいて、キリストの話しをしながら、1年間の感謝をし、

その薪のはぜるのを眺めながら、クリスマスケーキを食べる。

そんな光景が、浮かんできます。

皆が寝静まった深夜、その煙突からサンタがやってきて、子供達にプレゼントを

置いていく、早くサンタが来てくれないかな。

私の家の煙突は、ここだよと。

そんな願いが聞こえてきそうなケーキが、ブッシュ・ド・ノエルですね。

写真のブッシュ・ド・ノエルは、東京の国立にある白十字さんのものです。

コーヒー味のクリームに、甘すぎない柔らかなスポンジ、上品な味です。

美味しいだけではなく、枝を切り落とす、木こりの小人達が愛らしく、

また、キノコが4本生え、緑のツタがアクセントの大変お気に入りのブッシュ・ド・ノエルです。

クリスマスのためのケーキです。