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なんでだろうと思う気持ち

なんとなくなんでだろうと思うことを調べ
興味を持つことの楽しさを共有できればと思います。

海流

2011年09月14日 | 日記
海流はご存知の方も多い事でしょう。
海の流れのことですね。海の中にも川のように流れがあるということです。
世界の海に海流はあります。黒潮、親潮、北太平洋海流や、北赤道海流、赤道反流、
南インド海流、埋波大西洋海流、北大西洋海流、南極海流、カリフォルニア海流があります。
このような海流はクジラや魚の回遊や、一昔前までは帆船での船旅に大きな影響を与えていました。

図は気象庁のHPからのものです。
この気象庁の海洋の健康診断表(海洋の総合情報)は本当に素晴らしく、海水温・海流・波浪・潮汐
・海面水・海氷・海上気象・海洋気象観測船による海洋観測・海洋の二酸化炭素・海洋汚染
(プラスチック等の浮遊物)の情報を知ることができます。

因みにここで紹介させて頂いた海流図の説明は
「この図は、日本近海の流れを示しています。色は流れの速さ
(単位:1ノット≒0.5m/s、図ではktと表記しています。)を表し、図の右にあるスケールを用いて、
流れの強いところは青く色分けされています。
また、矢印は海流が流れていく向きを示しています。気象庁では、「海洋大循環モデル」を利用して
人工衛星、船舶、ブイ、中層フロートなどの観測データを総合的に解析することにより、
海面から海底付近までの水温、流れを計算しています。
なお、海流の矢印は、流速が0.2ノット未満では描画していません。」
(「」内の文中はこのHPのものを掲載しました。)というようにかなり精度の高いものです。
海に関わる仕事やレジャー等に活用することができます。
この海流を良く見ればどこに着くのか参考になるでしょう。
海は知らないと本当に危なく、怖いので十分注意をして下さい。

ファイトレメディエーションって?

2011年09月09日 | 日記

9月9日 10時22分のNHKニュースで東京電力福島第一原子力発電所の周辺に
ひまわりを栽培して放射性セシウムを土壌から除去することの実験で、放射性
セシウムが最大で半分になったとのことです。
但し、この文中に放射性セシウムを吸収したひまわりは土中に埋めるしかなく、
廃棄場所の確保が課題となるとありました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110909/k10015484921000.html
ひまわりはチェルノブイリ事故の周辺にもたくさん植えられていたとニュース
で見たのですが、いったいなんで「ひまわり」なのか気になり調べました。

理屈は、ひまわりのファイトレメディエーション(phytoremediation)
(植物が根から水分や養分を吸収する能力を利用し、土壌や地下水中の汚染物質
や気孔を通じて大気中の汚染物質を吸収、分解する技術)を利用するということでした。
放射性セシウムは土壌からひまわりに吸収されるということで、でもそのひまわりは
土中に埋めるしかないわけですね。焼却してもその灰をどこかに埋めるか捨てることに
なるわけです。やはり放射性物質を分解するのは大変なことなのですね。

調べると様々な情報がありますが、一概にチェルノブイリと比較するのも良くないのですが
チェルノブイリは30キロ以内では25年間も周辺に立入り禁止だったとのことでした。
正しい情報が不足しているのか、それとも隠ぺいされてるのか、本当に何もわからないのか。
後から後から、実はこんな事があったとかという話しなんかは聞きたくないです。
いったい何が正しいのか、自分達で問題意識を持って考えていくしかないようですね。

3月11日以降ずっと怒りを感じていました。
本当はブログに書きたくなかったのですが。

ひまわりの花はいつも太陽を見ています。
私達はテレビや新聞、ネットで情報を得ます。その光に向いて判断します。
被災地の人の為に、日本国民のために政治家や知識人は正しく情報を発信すべきです。
本当に植えて欲しいのは誠実なひまわりの種です。






ボールペンって。

2011年09月07日 | 日記
何気なく使っているボールペン。
でも、このボールペンって誰が作ったんだろうかと思い調べてみました。
ボールペンって和製英語だったんですね。
本当はBallpoint pen(ボールポイントペン)と呼びます。

ご存知の通り、このボールポイントペンは先端に小さなボールがついています。
そのボールが回転すると細い管状のインクを詰めた部分からボールにインクが付着して
紙等に文字や線を書くことができる筆記具です。
インクは重力で下に向いたボールに付着して筆記具として機能します。
つまり、ボールポイントペンは先端を上に向かって使用するとだんだんインクが出なくなるわけです。
そういえばそうですね。机が無い時に壁なんかに文字を書くとインクが出ないなんてことありますよね。

http://www.ideafinder.com/history/inventions/ballpen.htmこのページによりますと、
1888年にJohn Loud's(ジョンラウド)がアメリカで皮なめし用のroller-ball-tip marking pen
(ローラーマーキングチップペン)の特許申請を行ったが、実際には上手く使用できなかったようです。

1935年にハンガリーのLadislas Biro(ラディスラス、ビロ)とその兄弟のGeorg(ジョージ)が改良版を
考えてそれが現在のボールペンの原型となった。Biros(Biro)というアルゼンチンの工場で作られ販売された。
なので、ボールポイントペンは、Biro(ビロ)という呼ばれ方もするのですね。
つまりメーカー名で呼んでるわけです。

実際に大量に販売されたのは1940年代のアメリカのようですね。もちろん大ヒットしたようです。
その後は様々な会社が作りだしたようです。
ボールポイントペンはペン先のボールの精度が滑らかさを、インクの種類が速乾性やインクダレ、
滲み等に影響を与える。非常に繊細な技術の積み重ねがこの一本のボールポイントペンにあったのですね。




台風の名前は誰が決めるの?

2011年09月02日 | 日記
台風の名前はどうやって決めてるのか調べてみたら気象庁のHPにありました。
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/typhoon/1-5.htmlここです。
文章を抜粋させてもらいます。

「台風には従来,米国が英語名(人名)を付けていましたが,北西太平洋または南シナ海で発生する
台風防災に関する各国の政府間組織である台風委員会(日本ほか14カ国等が加盟)は,平成12年
(2000年)から,北西太平洋または南シナ海の領域で発生する台風には同領域内で用いられている
固有の名前(加盟国などが提案した名前)をつけることになりました。
 平成12年の台風第1号にカンボジアで「象」を意味する「ダムレイ」の名前が付けられ,以後,
発生順にあらかじめ用意された140個の名前を順番に用いて,その後再び「ダムレイ」に戻ります。
台風の年間発生数の平年値は25.6個ですので,おおむね5年間で台風の名前が一巡することになります。
 なお,台風の名前は繰り返して使用されますが,大きな災害をもたらした台風などは,台風委員会
加盟国からの要請を受けて,その名前を以後の台風に使用しないように変更することがあります。」

今来てる台風はNo.122、命名はフィリピン、呼名はTalas(タラス)意味は”鋭さ”です。
名前は台風の発生するずっと前から決められているなんて、知りませんでした。

今回の台風12号はゆっくり動いているので、大雨や風が吹いている時間が長いようですね。
台風の警報や注意報を良く聞いて早め早めの対応を。ではまた。

トロピカル・ストーム

2011年09月02日 | 日記
トロピカル・ストーム(Tropical Storm)ってなんだろう。
この図はアメリカのNOAA/ National Weather Service(アメリカの気象情報のサービス)の気象図です。

Tropical Storm KAITAというのが熱帯低気圧が発生しているようです。
トロピカル・ストームは熱帯暴風雨という意味のようです。

アメリカの気象ではこの熱帯低気圧を下記の4段階に分けているようです。
D: Tropical Depression – wind speed less than 39 MPH
S: Tropical Storm – wind speed between 39 MPH and 73 MPH
H: Hurricane – wind speed between 74 MPH and 110 MPH
M: Major Hurricane – wind speed greater than 110 MPH

D:熱帯低気圧は風速39MPHまで、
S:熱帯暴風雨は39MPH~73MPHまで、
H:ハリケーンは74MPH~110MPHまで、
M:メジャーハリケーンは110MPH以上
という分類です。

ご存知の通り、この熱帯低気圧は日本とか北西太平洋や、アジア周辺では台風とかタイフーン(typhoon)と呼ばれてます。
アメリカなどの北、中米ではハリケーン(hurricane)、その他のはサイクロン(cyclone)と呼ばれています。
基本的に同じ熱帯低気圧ということだそうです。
アメリカではこの熱帯低気圧の中心は日本のようにXではなく、●で表示しています。
国によって表示が異なるのがわかります。
また熱帯低気圧は固有の名前がつきます。この図ではKAITAという名です。

これから日本にも台風12号(タラス)が近づきますので、十分ご注意下さい。
備えあれば憂いなしです。川や海には近づかないで下さいね。