否決

　内閣不信任案が否決された。
もし、不信任案が可決されて、小沢氏か
谷垣氏が新しいリーダーになっても
それは火事場泥棒のリーダーでしかなく
国民も世界も賞賛しなかったろう。
　今回のことで本当に政治家の正体が
見えた様な気がする。
日本国民は世界から賞賛される国民だが、
党利党略、私利私欲にかられる日本の
政治家はあさましい、さもしい、卑しいと
世界から言われるだろう。
国民も恥ずかしいし、情けない。
　今回の事で小沢支持派の議員が否決に
まわったのは、菅総理の辞任だけでなく、
世論の動向もあったのではないだろうか。
というか、それが普通の人の道であって
日本の国会議員にはそれが分かって
いないのだろう。
　そういう意味では内閣不信任案の否決は
菅政権の勝利ではなく世論の勝利かも
しれない。
　しかし今回、世論は小沢支持派の議員の
行動を否定しただけで、菅政権を認めた
わけではない。