2012年11月15日に恵比寿にオープンしたパティスリー。
恵比寿と代官山の間くらい、駒沢通り沿いにあります。
こちらのオーナーシェフ・菊地賢一氏は、
“「パティスリー アルパジョン」などで棟田純一氏に師事。
その後、「パークハイアット東京」で横田秀夫氏(現「オークウッド」オーナーシェフ)と、
日本を代表する重鎮パティシエの教えを受け、
「グランドハイアット・シンガポール」やフランス「パークハイアット・パリ・ヴァンドーム」
「パティスリー セバスチャンゴダール」での経歴があるそうです。
気になっていましたが、イートインスペースがないので
ついつい後回しに…。
ようやく行ってきました。
■「モンターニュ」400円
サクサクしたパイ生地の中にはしっとりアマンドクリーム。
バナナコーヒーのムースの中には完熟バナナ!
ねっとり濃厚なバナナは強い香りと風味を放つ。
この大胆な存在感はすごい。
でも重くないガトー。
■「ルリジューズ」480円
正統派ルリジューズ。
下のシューにはピーナッツクリーム、上のシューはカスタード。
それぞれ、クラシカルな、けっこう甘いフォンダンがかかっています。
ボリューミーというか、かなり濃厚なので
覚悟してないとやられちゃいます。
でも、このタイプって、今や珍しいかも。
■「パン・ド・ジェンヌ」
素朴な焼菓子。
こちらも正統派で、アーモンド、アプリコットジャムのシンプルな味わい。
表面はちょっと乾いていたけど、中はしっとり。
アーモンドスライスの存在がなかなかいい。
■「ブランマンジェ・エキゾティック」
底にはアナナス、なめらかな舌触りのブラマンジェ、
そして、マンゴーやアロエの角切り、さらに塩のジュレ。
見た目にも美しく、涼やかなグラススイーツ。
酸味、甘みのバランスもいいと思う。
全体的においしいと思います。
繊細な構築もあれば、大胆なものもあり、選ぶ楽しみがある。
いろいろと食べてみたいという思いにかられます。
『Patisserie Les Annees Folles(パティスリー レザネフォール)』
渋谷区恵比寿西1-21-3
03-6455-0141