10/3~10/9まで行われていた、銀座三越の【オーストリアフェア】。
イタリアフェアやフランスフェアなど、海外ものの催事が多いこの季節、
珍しい【オーストリア】。
オーストリアというと、ハプスブルク家の栄華とともにあった華やかな料理が浮かびます。
あとは、ウィーンのカフェ文化。
「ザッハートルテ」を巡る甘い戦争。
正直、私の乏しい知識ではそれくらいしか…。
しかし、銀座で仕事があった日。
日本初出店のパン屋さんがあるというので、覗いてみました。
オーストリア第2の都市・グラーツにある1569年創業の老舗、
皇室御用達ベーカリー『エーデッガー・タックス』。
ハード系のパンから、ペストリーまで並んでました。
すべてを現地から運んだわけではなく、
ペストリーなどは野澤シェフの『ノイエス』の協力があったそう。
なにせ、初出店だから、ほかにツテがなかったと。
■「プルンダー」(プルーン) 231円
“プルンダー”とは、ドイツ語で「デニッシュ」のことだそう。
いろいろなフルーツのものがあったれど、
珍しかったので「プルーン」に。
中にはバニラクリームも。
サクサクした食感ではないけど、軽くてふんわり。
■「カスタニエクローネ」 252円
“カスタニエ”は栗。
マロンペーストを巻き込んだようなデニッシュ。
しっとり、栗の風味が濃くておいしい。
■「ハンドカイザー」 189円
“カイザー”は皇帝の意味。
王冠を模ったパンで、サンドイッチに使われますね。
そのまま食べちゃいました。
キメが細かくてしっとり。
■「ヌスキプフェル」 210円
“キプフェルは”三日月型のパンのことで、
クロワッサンの原型らしい。
“ヌス”はナッツ類のことなんだとか。
今回は細かく砕いたクルミ使用。
こちらもしっとりめ。
層はキレイにできてるけど
シンプル。
全体的に、フランスのブーランジュリーの原型という印象。
とてもシンプル。
今後は『ノイエス』でも食べられるかも。
オーストリアのお菓子というと、
『デメル』、『リリエンベルグ』、『ナッツュカッツェ』などいくつかのお店を思いつくけど、
料理となると、
『ハプスブルク銀座』と『カフェ・ラントマン』くらい?
異文化との出合いは楽しい♪
<過去ブログモノ>
『ノイエス』でランチ
http://blog.goo.ne.jp/love-sphere1/e/33b25fc350c0525cc354e231978bf346