若隠居の極真空手珍道中

極真空手の稽古日誌。道場行けない時はジムで筋トレやウエイトリフティングなどなど楽しんでマッスル!

想像と創造

2016-04-11 15:53:13 | 稽古日誌
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【白帯71】

1. 基本

2. 移動

3. 対人反応


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出稽古。

今日の基本は手技までで

足技からは移動で行いました。

前屈立ち蹴りの構えから

蹴ったら一旦元の位置に戻して

2本目蹴ったら前進。

前屈立ちに限らず

騎馬立ちなども腰の位置を変えずに移動すると

足腰に相当負担がかかってきつくなります。

突きも蹴りも小手先でやるのではなく

丹田からの力の流れを生かす。

軸の大きな筋肉を総動員することで

小手先だけの技と違って疲れにくくなる。


対人稽古は組手構えの相手に対し

上段蹴りのイメージで手で相手の首やこめかみを狙って叩く。

これを手でブロック。

組手立ちの時に顔面ガードしているので

左を叩かれる場合、左腕は大きく動かすことなく

ガードに頭部を収めるイメージで

右手を左腕に重ねて捌く。

この時もし大きく左腕をあげると

左脇腹が空くので攻撃を食らうことになる。


次に出ている前足を叩きに行く。

それに対してその場で足を入れ替えて捌く。

最終的には左上段、右上段、左下段、右下段を繰り返し、

ランダムに攻撃をする練習をした。


攻撃する方もされる方も間合いをよく考える。

更に進んで攻撃されたら反撃まで入れて稽古した。

この時、単なる惰性でリズム通りの稽古にしない。

タン、タン、タンのリズムに対し

同じリズムで受けていたら自分の攻撃は出来ない。

いかにタン、タンの間に割り込むか

更には相手の技の起こりの直前にこちらが仕掛けるか。

集中力を研ぎ澄ませ攻撃の瞬間を感知する訓練をすれば

リズムに割り込むことは容易になると思う。

反対に相手の技の戻りを狙うのもありかなと思った。


普段の基本稽古も指導員の号令のもと

10、20本と突いたり蹴ったりしてるけど

勝手にリズムの反復にしていないか?

これでは組み手に活かせない。

号令を聞いた瞬間に

ニュートラルから全力を出し切る稽古を目指してみようと思った。


空手の稽古は一人で行う要素も大きい。

生かすも殺すも自分次第。

正確に基本を反復すれば素晴らしい想像に繋がるし

さらには自分なりのオリジナルともいうべく創造も

起こりうると信じている‼️


押忍