幻想伝説エッセイ

早く船を完成させて、大海原に飛び出したいのよ。

自信がついたのは一年後 その2

2005-01-25 21:06:35 | エッセイ
前回は少し話が逸れてしまいました。
で、シナリオを作って発表しようと決めたのですが、『蜃気楼の塔』はそれこそまったく自分のイメージ通りにいかなくて、そんな自分に愕然としながら作っていました。
創作活動はかなり大昔に小説を書いたのと、ツクールの前身にあたるDante98というツールでRPGを一本完成させたことがあったのですが、その時はイメージ通りとはいかないまでも普通に作っていたのでかなりショックでした。
原因として考えられるのはブランクがかなりあったことと、当時は心身ともに疲労の極限だった(そんな状態で作るなと突っ込まれそうですが)というのが考えられるのですが、とにかく最後までやろうと思って完成させました。
ですから自分としてはそこそこ評価されればいいやぐらいにしか思ってなかったんですね。

それとは別に自分が非常に気がかりだったのがダークゾーンとアイテムを入手しないと勝てない敵が存在することでした。
こういう仕掛けってそれまでになかったものですから、どんな反応が返ってくるか予想ができなくて恐怖心がギルドに登録されてからいっきに倍増していきまして。
それこそ「あんなイベント入れるんじゃなかったああああああ!!!」とか、しまいには「シナリオ作って発表するなんて大それた真似するんじゃなかったああああああ!!!」てな具合でした。
そんなわけでシナリオ発表当初は本当に最低の心理状態でした。

その時にバグ報告というかたちで感想メールをもらいまして、これが自分に取ってまさに救いのメールとなりましたね。
その方が評価してくれたのはもちろんですが、それ以外にも自分のシナリオを評価してくれているサイトを教えてもらいまして、それで本当に一安心といいますか書かれている評価を見て本当に嬉しかったですね。
もしそのバグがなかったらずっと切ない日々を過ごしていたかもしれません。

ただ自分は疑い深い性格なのか(笑)、本当かなという気持ちもかなりありました。
何せ細かい批判も結構ありましたし、何よりも自分がシナリオの出来にあまり自信がなかったというのがありましたから。
その後も他のサイトで評価されたりしても嬉しさ反面お世辞じゃないだろうかという疑いはずっと自分の中にありました。

思った以上に長くなったのでつづく。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。