幻想伝説エッセイ

早く船を完成させて、大海原に飛び出したいのよ。

二次的技能と職業

2006-03-05 10:49:59 | エッセイ
マイト・アンド・マジックには二次的技能(スキル)というものがあるのですが、これはPCが始めから持っていたり、冒険の途中で手に入れるなどしてイベントをこなして行きます。
例えば“隠し戸探し”というスキルを持っていると画面上のアイコンのようなものが動いて薄壁を知らせたり、“泳ぎ手”のスキルを持っていると浅瀬に入ることができたりといった具合ですね。
古いRPGのドラゴンウォーズなどでも、普通に会話しただけではストーリーが進展しないのですが、“交渉”のスキルを使うことによって情報を得られるというイベントなどもありました。
またM&Mではウィザードリーのように職業が存在するのですが、盗賊だけが物をうまく盗めたりと、キャラの特色を出しています。

それで新カードワースで考えている構想なのですが、こういった二次的技能と職業を導入して、「盗賊の目」や「盗賊の手」という技能を廃止しようかなと考えていたりします。

自分がカードワースでTRPGを打ち出しているシナリオで一番感じることは、TRPGというシステムにこだわりすぎて、結果的にプレイヤーの負担になっているというのがあります。
これはシナリオ作者の応用力のなさと思っていましたが、最近はカードワースのシステムにも問題があるかなと思うようになりました。
たとえばエリアごとに鑑定技能を使うようなシステムは一部のマニアックなプレイヤーを除いて、ほとんどの人は面倒としか感じないと思います。
TRPGをCRPG化したゲームとして、ソードワールドのソードワールドPCやAD&Dのプール・オブ・レイディアンスなどをプレイしたことがありますが、一部のカードワースのシナリオのようなシステムは導入していません。
ただスキルや職業を導入して自動判定のようなものにすれば、この辺りは随分と変わるのかなと。
そうでなくとも、スキルや職業に対応したイベントを組むのは楽しいのではないかと思ったりします。

職業などはウィザードリーの場合だと持てる武器に制約などが出てきますが、とりあえず自分が考えているのはあくまでもキャラ付けなので、能力値の変化などはあまり考えていません。
別に魔法戦士がゴロゴロいても良いと思いますしね。

取りあえずそんなことを書いてみましたが、あくまでも構想なので決定というわけではないですけどね。

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