声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

Y先生に感謝

2023-03-16 17:47:00 | Diary
庭のユキヤナギが咲き始めた。

今日は3ヶ月に一度の定期検診。

早めに家を出たのに、
採血室が混んでいて、予約時間の10:30を1時間以上オーバー、

まぁ、それでも早い方かなと思いつつ、
番号を呼ばれて診察室に入ると

「変わった事はないですか?」
いつも通り、ややはにかんだような笑顔でY先生は訊く。

「おかげさまで」
といつも通りの受け応えをした後で、
血液検査の結果に異状がないことを告げられ、

「次は6月ですね」
と次回に診察日時を予約して私の診察は3分で終わる。

ここまでは、いつも通りだが、
今回はちょっと違った…

「実は…今度、異動になりまして」とY先生、

「えっ⁈じゃ、今日で最後って事ですか?」

と訊き返す私に、

Y先生は、
「ええ、でもあとちょっとですから」

と答えた。

あとちょっと、と言うのは術後5年の節目の事だ。

今年12月で丸5年、
ここで異状がなければ私の通院はひとまず終わる…

それは、とっても嬉しい事だが、
できれば最後まで診て欲しかったなぁ。

まぁ、勤務医なのだから仕方ない。

残りの6ヶ月は、どんなドクターが担当してくれるのだろう…。

長くて短い時間だったが、
Y先生には大変お世話になった。

インフォームドコンセントは、
納得して治療を受けるためには当たり前だと思う私である。

いつも遠慮なくズバズバ質問する私に
Y先生はイヤな顔ひとつせず、応えてくれた。


標準治療を選択しないと伝えた時も
しっかり話を聴いてくれたし、

ちょっと見は素っ気ないが、

私が「再発した時は、また切ってください」
と言うと、笑っていた。

良いドクターと悪いドクターを私の主観で判断すると、

良いドクターである事は間違いない。

口下手だし愛想もよくはない方だが、
ジッとPCの画像を見て患者の顔を見ないなんて事は一度もなかった。

(義母の主治医はPCだけしか見ないらしい)

当たり前のことだが、
皆んなが皆んな良いドクターとは限らない。

私には過去に、
死んでも二度とかかるものかと思うほど不愉快な思いをさせられた経験がある。

10年以上前になるかな…もう名前は忘れたが、

患者の気分を害すようなことを平気で言う医師もいることを、
手首を骨折した際に初めて知った。

今でも骨折した手首の指は動かしづらいが、
一通りのリハビリが済んだ後の診察で

「中指と薬指が動かしづらいのは怪我のせいでしょうか?」

と訊いた際に、その医師は

「骨折のせいじゃないよ、歳のせいだよ」と、突っぱねるような言い方で私をせせら笑った…

あの時の人をバカにしたような冷やかな視線を私は絶対に忘れない。

今でも、その病院の前を通ると気分が悪くなる。


それに比べれば、

いやいや、あんな酷い医師と比べては申し訳ないが、Y先生は良いドクターだ。

Y先生で本当によかった…。

今日までありがとうございました。

感謝。

m(_ _)m











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