声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

避暑地の移変り

2018-08-29 09:52:03 | Diary
訪れるたびに街の様相が変わっている軽井沢…

長らく放置されていたビルがギャラリーになっていたり、



数年前までは、アンティークのインテリアショップだったところが、オープンカフェに変わっていたりする。


私にとっての最近の楽しみは、そんな“街の変化”を見て廻ることだ。


この街には異国の風情も自然に溶け込む。



ポルトガル語で“ようこそ”という意味らしい…。

よく見れば、ドアに

『雨の日は階段が滑るので気をつけてください』

という日本語の札がかかっている。

私のような、おっちょこちょいの人もいるんだな、きっと…(^_^;)





通りがかりに見つけた売り出し中の古い建物…

元は、何かの工房?のような造り、

玄関ドアのガラスに映る“緑”が美しい。





思わず、入ってみたくなる。





ここは、
随分前に閉店したカフェ…


私にとっては、

“ 過去へ誘う場所”だ。



20年近く前の冬、

家族4人で、この店に来たことがあった…

私と夫はコーヒーを、当時、小学生だった息子たちはココアを頼んだ。

手作り陶器のカップが、たくさん置かれていて、

少し黴臭い店内の南側の大きな窓から

まるで、
大きな額縁に入った油彩画のような、蔦の絡まった崩れかけた廃屋が見えた。

その退廃的な景色が、不思議なほど
この店に似合っていて、

達磨ストーブの上に乗ったヤカンがシンシンと沸騰する音だけが店内に響き、

寂寥感を煽っていた。


いつもは賑やかな息子たちも、無言でココアを啜っていたっけ…。

(u_u)



もう何十年も変わらない場所もある…



路地の幅50cm…、

しかも先に行くほど細くなっている。




軽井沢で一番好きな場所は…残念ながら工事中で入れず。



ここの苔の庭は、とても落ち着く、

仕方ないので、写真だけ撮って帰ろう。



次は、

“♫ 〜落葉松の秋の雨”の日に来たいな…。





この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 同タイムなのに… | トップ | コンビニが消える! »
最新の画像もっと見る