声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

変えられない生活

2023-02-03 01:31:22 | 大型犬との生活
Halがいなくなって10日が経った。

昨日は夫の提案で
動物保護団体に、未開封の腎臓サポートのドッグフードや缶詰め、ワンチュールなどのおやつを届けに行った。

少しずつ気持ちの整理をしている…つもりだが、
哀しいかな…そう簡単に整理できないこともある。

Halの首輪やハーネス、ベッドに毛布などの遺品は、
まだ処分できない。

時どき、何処かにHalの存在を感じるし、鳴き声が聞こえたような気がする事もある。

「Halおはよう!」
「Halおやすみ!」

と、

夫も私も毎朝毎晩Halの遺影に話しかけている。

いきなり生活を変えられない…

が、
(あぁ、もういないのだ)
と感じるのは仕事が終わって帰宅する車の中だ…

いつも大急ぎで帰る習慣が身についていたせいか、
(もう急がなくてもいいのだ)

と思った瞬間に、猛烈な喪失感が襲ってくる。

先代犬のウォーリーやロメオの時は
どうだったか…

ウォーリーの時は子育て中だったし、
ロメオの時は実母の介護などで忙しくしていたせいで、

立ち直りも早かったように思う…

今回は、これまでに感じた事がないような虚無感にも苛まれている。

いきなり居なくなった…
そんな印象がある。

それは昨年末に急死した従弟に対しても同じだ。

身近な存在の誰かが亡くなると、つい生と死について考える。

なぜ自分は生きているのだろうかと…。

Halは、私の生き甲斐だった。

子供が巣立った後で、
Halを我が子同然のように思い、世話をする事が喜びだった。

3年9ヶ月…思えば短い間だったが、
人生の中で最高に楽しい時間を過ごした。

コロナ禍で仕事のキャンセルが続いた時も
精神的にも落ち込む事なく楽しく過ごせたのはHalのおかげだし、

それは、きっと夫も同じだろう。

我が家の元気の源だった。

その子がいなくなると言う事がどれほどのダメージなのか、
覚悟して引き取った時から想像はしていたが…

現実となった時、
これほどまでにポッカリと心に穴が空いてしまうとは…。

年取ってからのペットロスは、
予想以上だった…。































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