数日前、
楽器店の中の小ホールで開かれた琵琶のコンサートに出かけたという義母、
帰って来るなり
「せっかく前の席に座れたのに“語り”が全然聞こえなかった…」
と言ってガッカリしていました。
「琵琶の低い音は聞き取れたのよ」
「箏と尺八もところどころは、聞こえたの」
「でもね、平家物語の冒頭からの
あの一番聞きたかった語りが聞こえなかったの」
こういう会話になった時、
大抵の人なら
「補聴器を使えばいいじゃないですか?」
と言うでしょう。
もちろん、義母は補聴器を持っています。
ですが、
彼女に言わせると補聴器を通した音は、
「ほんものの音じゃない」
ということらしいのです。
難しいですね。
両耳で40万する補聴器でさえも、自分の聴きたい音楽を聞けないというのは…
これだけ様々な技術の進歩がある中で
義母に言わせると
「白内障の手術は簡単になっているのに、難聴の治療は遅れているのね」
…だそうです。
言われてみれば、確かに…。(~_~;)
「今のうちに好きな音楽、どんどん聴いておくといいわよ、70過ぎたら聴きたくても聞けなくなるから…」
と義母は言います。
聞こえる音と聞こえない音…、
低音は聞こえやすいが、高音部は聞こえ辛いという以外に、
声と弦楽器の周波数の違いも関係しているように思えます。
ちなみに私の声は聞き取れるようですが、
低音の夫の声は全く聞き取れないらしいのです。
高齢者の難聴という症状をもっと知りたくなりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/7c/b9c2a62d70313c845e52f435d550bafd.jpg)
楽器店の中の小ホールで開かれた琵琶のコンサートに出かけたという義母、
帰って来るなり
「せっかく前の席に座れたのに“語り”が全然聞こえなかった…」
と言ってガッカリしていました。
「琵琶の低い音は聞き取れたのよ」
「箏と尺八もところどころは、聞こえたの」
「でもね、平家物語の冒頭からの
あの一番聞きたかった語りが聞こえなかったの」
こういう会話になった時、
大抵の人なら
「補聴器を使えばいいじゃないですか?」
と言うでしょう。
もちろん、義母は補聴器を持っています。
ですが、
彼女に言わせると補聴器を通した音は、
「ほんものの音じゃない」
ということらしいのです。
難しいですね。
両耳で40万する補聴器でさえも、自分の聴きたい音楽を聞けないというのは…
これだけ様々な技術の進歩がある中で
義母に言わせると
「白内障の手術は簡単になっているのに、難聴の治療は遅れているのね」
…だそうです。
言われてみれば、確かに…。(~_~;)
「今のうちに好きな音楽、どんどん聴いておくといいわよ、70過ぎたら聴きたくても聞けなくなるから…」
と義母は言います。
聞こえる音と聞こえない音…、
低音は聞こえやすいが、高音部は聞こえ辛いという以外に、
声と弦楽器の周波数の違いも関係しているように思えます。
ちなみに私の声は聞き取れるようですが、
低音の夫の声は全く聞き取れないらしいのです。
高齢者の難聴という症状をもっと知りたくなりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/7c/b9c2a62d70313c845e52f435d550bafd.jpg)