二日間同じ曲が頭の中をループしていたのは、
ピアノでコードを探しながら弾いていたせいだ。
最初とサビはわかるが途中からメロディがわからなくなる…
紅白で薬師丸ひろ子さんの歌を聴き
改めて(いい曲だなぁ)と思った。
《Wの悲劇》は1984年公開らしいが
どんな映画だったか…ストーリー自体が思い出せない。
映画は観なくても、夏樹静子ファンの自分だから、原作は読んだ筈なのに、それも思い出せない。
夫に訊くと
「Wの悲劇は有名な外国の有名作家で…え〜と…」
などと言い出す始末で、話が噛み合わない。
「世良さんが出ていたんだよ」
と言うと
「ヘェ〜」
と少しだけ興味を示したが、
大学時代、先輩後輩として同じ寮で過ごした割にはクールな反応。
「あのさ、世良さんの役って1番カッコいい役だったんだよ、なんせ薬師丸ひろ子の相手役なんだから」
と言うと、
「ふ〜ん…そうなんだ」のひと言で話が終わった。
観ていない映画の話は続かない。
私だってリアルタイムでは観ていないのだから。
それに、夏樹静子の原作を読んだ人からすれば、この手の映画の評価は二分するものだ。
とは言え、この《Woman〜》という曲は美しい…
松本隆さんの作詞に呉田軽穂作曲であるのも納得する。
サビの部分のメロディはいかにもユーミンが歌いそうな感じだ。
本体の映画よりもテーマ曲のインパクトが強く残る事はあるが、
この《Woman〜》は、主演女優が歌い続けることで、より強く印象に残る。
私のように紅白を観て改めて魅了された人も多いはずだ。
映画もリバイバル放映しないかなぁ…。
只今、皮膚科の待合室。
今日は痛くありませんように…。
(ー ー;)