声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

細切れ睡眠の悪夢〜老犬介護の日々

2023-01-15 11:53:00 | 大型犬との生活
髪をまとめてアップにすると頬から額、
首の両側に赤く小さな発疹が出ていた…

(帯状疱疹かな?)

と思っていると、

「こう言う吹き出物に効く美容液があるんですよ!」

という声がどこからか聞こえてきた。

(こんなに発疹がひろがっているのに美容液?)

ネットで最近よく見かける有名女優のCMが入っている《卵膜美容液》ってヤツだろうか?

などと思っているうちに夢から覚めた。

そういえば、何を見ていたか忘れたが、
寝る間際までスマホを見ていたんだ…


先週、薬をもらいに行った夫が腎臓サポート用のドライフードを食べなくなった事を獣医に相談すると

「もう好きな物を食べさせてやってください」と言われたらしい…


一昨日は夫が
Halのためにお好み焼きを作った。

腎不全の犬には、動物性の肉は鶏肉のみ、魚だとブリであれば良いという記事を見つけたので、

キャベツを多めに入れたブリ入りのお好み焼きを作った。





Halも美味しそうに食べた。

水を飲む回数が減ってきているので、
お粥や犬用の栄養ドリンク、水分補給用のゼリーも与えているが、

日によって食べたい物が変わってくるようだ。

散歩だけは、なるべくさせてやりたいので
ほぼ毎日外に連れて出ているが、

昨日はドライブがてら街中の公園に連れて行った。

この公園は4年前に私たち夫婦が《里親決めの面接》を受けた思い出の場所でもある。

Halと、ゆっくり園内を歩いていると近くを通りかかった小型犬連れの若いご夫婦から
「キレイですね」と声をかけられた。

夫が「病気でお風呂に入ってないんですけどね」

と、ピントのズレた返事をし、

私が
「この子もうオジイサンなんですよ」

と答えると、

「何才ですか?」

と…。

「だいたい12才くらいです」
と答えると、

「毛並みも綺麗だし、そんなふうには見えないですね!」

と目を丸くしたご夫婦を見て、つい嬉しくなった。


この4年間、Halを大事に大事にしてきた。

添加物の少ない、体に良いドッグフードを選び、
獣医さんに定期的に診てもらい、体調管理もしてきたつもりだった。

だけど、それでも病気を発症してしまった。

里親として、余生を幸せに過ごさせてやりたいという一心でHalを看てきたが、

自己満足だったのかもしれない…そんな思いもある。

そんな中で、すれ違った見ず知らずの人たちからHalのことを褒められるのが何より嬉しいのだ。

夫が
「余命いくばくもないんですけどね」

と言うと

夫婦が
「がんばってね!」

とHalに声をかけた。

昨日は、
フレンチブルさん連れのご夫婦と
黒柴さん連れの親子から、
Halへの励ましの言葉をもらった。

本当にありがたい。


トップ画像は公園の野良猫さん。
鋭い眼つきで睨まれた。


















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