声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

ミュージックセラピー

2020-03-27 00:11:00 | 音楽
まさかと思ったが、

他県の合唱サークルで発生したクラスターのニュースは、

とてもショックなニュースだ。


考えてみれば

合唱の練習は

近所迷惑を気にせずに声が出せる

「三つの密」の内の

密閉された場所で、

しかも密集し、密接な関係で歌うのが普通だ、
クラスターが起こっても不思議ではない。


今の時期、飛沫感染が予想される大勢での歌は、
避けた方が無難だということだ。


合唱サークルでの感染のニュースを聞いて

「こんな時期に何やってるんだ」

と、
非難する人がいるかも知れない。


それには反論できないが、

こんな時だからこそ、皆で歌いたくなる気持ちも理解できる。

例えば今、非常事態宣言が出ているイタリアでは、

バルコニーに出て大勢の人が歌っている動画が投稿されている。


日本人にアレは、できない。

マンションのベランダで歌おうものなら、

「うるさい!」と

隣や向かいの部屋から遠慮なく植木鉢が飛んでくるだろう。


イタリア人との国民性の違いを、まざまざと見せつけられた気がする。


プロ歌手以外の多くの日本人は

カラオケルーム以外では歌えないとか、

合唱サークルでしか思い切り歌えない、

そんな人がほとんどではなかろうか…?


悲しい時も苦しい時も合唱するエストニア共和国の人々のように、

民族全体で合唱に取り組む国もある程だ。

歌で心を一つにして苦境を乗り切ることができる…

それが合唱の魅力だと思っている。


そういう私だが、

大声で歌おうが大音響で楽器を鳴らそうが、

近所迷惑を気にせずに思いっきり音が出せるという恵まれた環境で暮らしている。

音楽なしでの生活は考えられない。

楽器や音響機器は気分転換の必需品だ。


ここ数日は

気に入ったYouTube動画をTVに映して大音量で聴いている。


昨日は、
ジェームズテイラーのLIVE動画を観た。

若い頃のイケメンのJTも良かったが

オジイサンになったJTの歌には

ザワザワした心を穏やかにしてくれる不思議なチカラがあるようだ…

聴き始めて暫くすると、
少しずつ気持ちが楽になっていき、

聞き終わる頃には、すっかり満ち足りた気分になった。

心が騒ついている時にはオススメです。


今夜はサンタナのLIVEを見ながらボンゴを叩いていたら、

夫からウルサイとクレームが来た。


さて、次は何を聴こうかなぁ…。

(^ ^)






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