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洗濯物を干そうとしてベランダ に出ようとした時、
網戸の内側にへばりついている一匹のカメムシが目にとまった。
私は、以前からカメムシの事を“ジョニー”と呼んでいる。
以前、たまたま見つけた『カメムシ・ジョニー』というイラストが気に入り、
大嫌いなカメムシではあるが、
妙に親しみを覚えたのがきっかけだ。
サッシをずらして、“ジョニー”が入って来ないよう一旦シャットアウトするが、
これでは、いつまでたっても洗濯物が干せない。
仕方なく、得意の殺虫剤攻撃を試みる…
カメムシは、一般の殺虫剤では死なないが、これで間違いなく退散するだろうと思っていると
殺虫剤を背中から浴びたジョニーは、網戸からポトンとベランダの床に落ちて動かなくなった。
たぶん、気絶しているのだろう…。
しばらく待って、いなくなったら洗濯物を干そうと思い、
5分後に見てみると、
予想外にも、ひっくり返りベージュ色の腹をみせ、脚を縮めて
仰向けになって死んでいる“ジョニー”が、先程と同じ場所に転がっていた。
効きにくいと思っていた殺虫剤が効きすぎたのか
それとも、
自身の体が弱っていたのか…
殺すつもりはなかったのだが…なんとも呆気ない最期だ。
冬を越すために、この時期、多くのカメムシたちは洗濯物に紛れ込んで家の中に入りたがる。
暖かく晴れている今日のような日は、その洗濯物に紛れ込む最後のチャンスだったのかもしれない…
彼らは彼らで生きるのに必死なのだ。
大嫌いなカメムシだが、可哀想なことをしてしまった。
(ジョニーよ、ごめん…)😢
写真は、寂しい庭に一輪咲いたビブレバカンス。
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