声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

サイモン・フィリップスin高崎芸術劇場

2024-07-13 21:49:13 | 音楽
最近は音楽よりも野菜作りに熱心な夫…

「家飲みする時間に出るのはイヤだよ」

という夫を誘って出かけた。

会場は高崎芸術劇場。

家から出た途端に渋滞にハマり、
高崎まで行く気力が萎えたというので

急遽、最寄駅の近くのパーキングに車を止めて電車で行く事に…

高崎駅から会場までのペデストリアンデッキを歩きながら

「Mの散歩より歩いた気がする…」

とブツクサ言う夫を誘導し、1Fのスタジオシアターに到着したのは開演20分前。

着くと同時に、
俄然張り切り、ステージ前まで写真を撮りに行くあたりは昔と変わらない。



今回はブルーノート東京主催というので
多分、演奏時間も短いし、
だいたい1時間20分程度のLIVEで休憩は挟まないはず。

開演は18時を少し過ぎていたが、
そこから、ほぼノンストップで《プロトコル》のプログラムを演奏。

オープニング3曲後の、サイモン・フィリップス自らの日本語での挨拶とメンバー紹介で満席の会場が沸いた。

オープニング曲で、ギターのハウリングなのか?と思えるキーンという音が聞こえた際には、少々不安があったが、

その後は「さすが!」と唸らせる、一糸乱れぬシンクロしたプレイに会場の聴衆は大満足。

(たぶん今日のは、明日からのブルーノート公演のリハだよ)と
たかをくくって、出かけた私と夫…

結論から言うと、その予想を大いにハズす、LIVEだった。

19時半を過ぎた時点でアンコールは無いだろうと思っていたが、

いきなり袖から1人で出てきたドラムソロを始めたサイモン・フィリップスに途中から他のメンバーが合流して、
あの《Celtic Run》を演ってくれた後は、

それまでジッと聴き入っていた聴衆はスタンディングオベーション。

その演奏技術には年齢による衰えなど微塵も感じさせない。

「タムのソロもさすがだと思ったが、8ビート叩くときの表情はウキウキしてたなぁ」

そう呟いた夫の表情は来た時とは別人のように活き活きとしていた。

私が注目していた要塞のようなセットのツーバスは、
曲の盛り上がりにつれ、大音量の連打で、会場の床が地響きしていた。

満足度120%

さて、次は何を聴きに行こうかな…














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