
子供の頃、
同名の米TVドラマを観ていた。
デビッド・ジャンセン演じるリチャード・キンブルが、
ジェラード警部の執拗な追跡をかわしながら逃げる…
逃げて逃げて逃げまくる…
そんなドラマを真剣に観ていた記憶がある。
毎週、観た後はドッと疲れた…。
そして、
いつの間にか子ども心に
(何も悪いことをしていないのに、殺人犯にさせられるんだ)
という世の不条理と、
(殺人を犯すと一生逃げ回らなければならなくなる)
という犯罪者目線の恐怖心だった。
子ども時代に観たドラマは、
擬似体験として、いつまでも残るものだと思う。
それほど、米国ドラマ『逃亡者』は、
成長期の不安定な心にも、
強いインパクトを残したドラマだった。
その日本版の前半が昨夜オンエアされた。
予告編どおりのハードな逃亡シーンの連続には、
制作現場の苦労がひしひしと伝わってきたが、
それ以上に印象的だったのが、
米ドラマ時代には考えられなかったドローンなどのハイテク機器を使った捜査方法だ。
慰留品や指紋認証など、個人を特定する科学捜査もスピーディーだし、
こんなに進化した現代で、
どうやって逃げ延びる事ができるのだろうか?
と
考え込むシーンが多かった。
トンネルのシーンは、
あれほどの包囲網があって逃げられるとは、
とても思えないが…。
(ー ー;)
ただ、時代が変わっても変わらないのは、
初動捜査のシーンだ。
冤罪は、操作方法が進化しても無くならないのかな?
捜査員の“先入観”が、真実を曲げてしまう…
裁くのも人間、
裁かれるのも人間、
人間は間違いを犯す動物なのだ。
科学捜査が進んだおかげで?
日本版『逃亡者』は二日間の特番で集結する。
今夜の後半が楽しみだ。
古いカセットテープに入っていた曲に画像をつけて編集してみた。
GarageBandに取り込むとノイズが少し減ったようだ。
夫の学生時代に作った曲らしい…