連日の雷雨…。
昨日も近くの建物の避雷針に堕ちたらしく
その振動で家が揺れた。
Halは、可哀想なくらいオロオロと動き回り、
狭い場所や隅っこを見つけては入り込んでブルブル震えている…
大きな身体をさすって
「だいじょうぶだよ」と宥めても、
眼を紫色にして、
得体の知れない恐怖に怯え必死に耐えている…。
そんな時はつい、
いつも以上に声かけをしたくなるものだが、
「騒がずに、なるべく普通にしているのがいい」
と言うのが夫の考えだ。
私も、そう思うのだが
つい放っておけなくて世話をやきたくなる。
人間だって、雷雨に平然と落ち着いていられるわけはない、
庭の樹に雷が落ちたりしないか…
落雷でPCやFAXコピー機が故障しないかと気になる…
電源を引っこ抜いても、落ち着かない。
スマホに《注意報》が届く。
この状況で普通にしているのが難しいのだ。
昨日は、落ち着こうと決めて、
久々にビデオを見ることにした。
最初は《マトリックス》を見始めたが、
オープニングで、余計に気持ちがゾワゾワして落ち着かなくなり、
結局、《追憶》にした。
以前も何度か観ているはずなのに、
ストーリーを完全に忘れているのに驚いた。
1番ビックリしたのは、
別の映画のストーリーと混同してしまっていた事だ。
( あぁ、こう言う物語だったんだ…)
と改めて、話の展開に納得した。
以前、観たのはいつ頃だったんだろう…
公開されてから、暫く経ってからだと思うが、
すぐにストーリーを忘れたと言うことは、
たぶん、主人公のケイティやハベルの生き方に共感できなかった…ということかな?
いい映画なのに…なぜ共感できなかったのだろう。
今なら、よ〜くわかるが…。
(^◇^;)
テーマ曲のせいなのか、観終わってからの余韻も長い…
なにより若い2人が美しい。
レッドフォードとストライサンドも
一番輝いていた頃の映画だ。
これは、保存版にしておこう。
それより困るのがHalだ。
ビデオを観ていると必ず一番イイ場面で邪魔をする…
(ー ー;)