声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

ニューノーマルで生きる

2021-09-07 06:46:00 | Diary
先週、

10月の初めに予定されていた下田でのコンサートの中止が決まった。

私にとっては唯一の歌手活動で、楽しみではあったが、

ここ最近の静岡の感染者数の多さをみるとやむを得ない感がある。

中止になったコンサートでは
昭和の懐メロを数曲歌う予定だった。

楽団員の方達と会うのも楽しみだった。

貸切バスでの移動で帰りは都内近郊で降ろして貰い、

息子のマンション近くのビジネスホテルで一泊し、
翌日、息子とランチしてから帰るというのが3年間続いた。

昨年はコロナ禍で中止になり、
今年の春に主催者から連絡をもらった際も、
コロナ次第だな…と思いつつも微かな希望を持っていたが、

残念ながら、希望は叶わなかった。

コンサートが中止になった事を息子に電話で伝えると

「もうコロナ前には戻れないんだよ、
そろそろ切り替えないと…」

とあっさり言われてしまった。
(ー ー;)

ああ、そうだ…そうなのかもしれない。

コロナ禍の前にやっていた自分の音楽活動を振り返ってみると、

老人施設での音楽ボランティアも
下田市での昭和の懐メロコンサートも

全て高齢者を対象としたイベントである。

たぶん、
そういうものはコロナ禍では、なくなる運命なのだ。

ニューノーマルとか、
新しい生活様式とか…今の状況を指す言葉はあるけれど、

結局は、

割り切って前に進むしかないのだ。


いつまでも、
失くなったモノを探したって何も始まらない、という事だ。

何事も諦めが肝心か。















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What a Wonderful World

2021-09-07 05:14:00 | 音楽
パラリンピックの閉会式で

久々に奥野敦士さんの歌声を聴いた…

数年前に、
ミスチルの桜井さんから声をかけてもらい一緒にステージで歌うんだと

必死になってリハビリしていた姿をTVで観て、

あの時の絞り出すような歌声を思い出したが、
パラの閉会式での歌声は、あの時とは違っていた…

…余裕さえ感じられた。

しみじみと聴き入った。

美しい発音だなぁ…
言葉の意味が一つ一つ沁みてきた。


パラリンピックに参加した選手の活躍を一緒に喜びあえる…

他人の幸せを一緒に喜ぶ

そんな瞬間が尊い。

何より自分自身の心も穏やかになる。

当たり前のことだけれど、
しばらく忘れていたかもしれない…

ありがとう、パラリンピック。








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