声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

昭和のうた

2020-12-25 12:45:00 | 音楽
都会のイルミネーションの映像を見ながら、

(何という違いだろう
同じ次元に生きているとは思えない)

と思いつつ、

吉幾三の「オラこんな村いやだ〜♪」

のワンフレーズを口ずさむ。


近所に住むお年寄りは

からっ風の中を畑作業にはげみ、いつもと変わらない日常を送っている…

天気予報だと

「雨は夜更け過ぎ〜に雪へと変わるだ〜ろ♪」

…のハズだったのに、

雨も雪も降らない。

ただ乾いた風だけが吹き荒ぶ。

そんなクリスマスだ。


石狩挽歌などの歌謡曲はもちろん、

『群衆』
『ラ・マンマ』
『ラ・ボエーム』
『オーヴェルニュ人に捧げる歌』
『サバの女王』
など、

数多くのシャンソンを訳詞した事でも知られる作詞家の、
なかにし礼さんが亡くなった。

先だっての中村泰士さんの訃報でも思った事だが、

昭和を代表する音楽業界の著名人が旅立っていくのは淋しい。

時代とともに、変わっていく日本語の詞のリズムを

いま一度、噛みしめながら残された歌を口ずさんでみると、

まさに情景が目に浮かびような詞が多いことに気づく。

やっぱりいいなぁ…

昭和のうたは。


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