声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

シンデレラリバティ

2015-08-26 20:39:41 | Diary
産経新聞に作家の曽野綾子さんが寄せていたコラムを読みました。

要約すると

『シンデレラリバティは、日本に駐在する米軍基地で暮らす兵士たちの門限を指す言葉、

兵士にだって門限があるのに
子供に門限があるのは当たり前、

今回の事件では、99.9%犯人が悪いが、深夜に子供が出歩くのを許す親も問題だ…』


というような事が書かれていたかと思います。

確かに、親の責任を問題視する意見をネットでも多く見かけます。


昔、関西に住んでいた頃、新大阪に近い東三国の炉端焼き店の前で23時過ぎまで小さな子供が遊んでいるのを見て

親はどうしたのかな?と思った事がありました。

今回の事件の背景にも、様々な事情があって
女の子の母親は時給の良い夜間の仕事をしていたといいます。

男の子の家庭でも何らかの事情があったのでしょう。


それら事情を抜きにしても、

門限を作って深夜の外出をさせない、それは親として、曽野綾子さんの言うように必要だったのではないか…そう思います。

今となっては遅いけれど、

夜の外出が何故いけないのか、どれほど危険な事なのかを子供に教えるだけの余裕がなかった?

子供に目が行き届かなかった…そんな親たちを残念に思う人は多い筈です。

ただ、子供を喪った心情を思えば責める事はできません。
ご本人達は、悔やんでも悔やみきれないでしょう。


悪いのは犯人です。


危険を予測できるだけの力のない無防備な子供たちを襲った

鬼畜のような犯人が憎くてなりません。



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