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12月19日(日)冬菜の出番

2010-12-19 12:10:29 | ★③(は)お父さんの閑話365日(転載)

少し寒気が緩んだ。けさは小鳥の水のみ場に氷が張っていない。縮こまっていた菜園の葉物野菜も今朝は暖かい朝日を浴びてホッとしているようにみえる。

ホウレンソウとセンダイユキナ、縮みユキナが間引きして食べられるまで成長した。ホウレンソウもユキナも冬場がいちばん旨いし栄養価も高い。寒さに耐えるため葉が分厚くなり糖分や鉄分、ビタミン類を溜め込むためだ。

ホウレンソウは塩を入れた熱湯で軽く茹で冷水にとって急速に冷やし、水切りしたものに削り節と少しのダシ醤油を垂らしておひたしで食べるのが好きである。根元の赤い部分を泥臭いと敬遠する人もいるらしいが、小生は反対にあの部分が好きである。

ホウレンソウの原産地は現在のアフガニスタン、イラン辺りで西に広がったのがタネが丸いセイヨウホウレンソウになり、東に伝わって中国経由で日本に渡ってきたのがタネに棘がある日本ホウレンソウになった。冬の栽培には寒さに強い日本ホウレンソウが向いている。

ユキナも利用範囲が広い冬野菜だ。油分と相性がよく、油揚げと一緒に味噌汁の具にしたり、モヤシとツナ缶と炒め物にしても旨い。ユキナの故郷はどこなのか分からない。北半球に多いアブラナの仲間だから先祖は日本にも分布していたのかもしれない。冬菜として重宝するのはもちろん、春にトウ立ちしたら茎と花の蕾を摘んで食べてもおいしい。

トンネル栽培しているアスパラナは年内の収穫開始は無理のようだ。今年は暑さが長引いて発芽温度まで気温が下がるのを待っているうちに苗作りが遅れてしまったせいである。