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12月4日(土)荒れ放題の温室

2010-12-04 11:24:35 | ★③(は)お父さんの閑話365日(転載)
12月4日(土)荒れ放題の温室

昨日の雨と強風で落葉樹に残っていた木の葉がきれいさっぱりなくなった。吹き飛ばされた木の葉が家の東にある池を覆い尽くしている。やがて沈んで水面が見えるようになるのだろうが、分厚く積もった落ち葉の量はたいへんなものだ。

強風は高いところにあるカリンの実も振るい落としてくれた。それはありがたいのだが、落ちた実が温室の屋根の部分のガラスを直撃し1枚割れてしまった。側面のガラスもすでに2枚割れていて温室としては使いものにならず、農作業の道具を収容する小屋として使っているが、今度は屋根だから雨がまともに入り込むので修理を頼まなければならないだろう。

畳2枚分ほどのこのミニ温室は、今の家に移って間もないころに設置したものだから40年近くになる。ガラスの内側に厚手のビニールシートをカーテンのように張り巡らし保温性に優れていたので大概の鉢植え植物は加温なしで越冬させることが出来た。真冬でもゼラニウムやキリンソウの花を咲かせ悦に入ったものだったが今はその面影がどこにもない。

いつの間にか土台の下をくぐって笹が侵入し、一部ガラスが壊れていても冬でも外気より暖かいから、わが物顔にのさばって刈っても刈っても出てくる。鉢植えのアイビーの名残も温室の床土に根を下ろし、四方八方に蔓を伸ばしている。

それら邪魔な植物の間に、スコップ、鍬、レーキなどの農具と肥料の一部が間借りしている。かくも荒れ放題になったのは、加齢とともにものぐさの度合いが進行したせいではないかと思っている。気力体力ともに衰えるのは自然なのかもしれないが、もう一度温室は温室なりの役割を取り戻してやりたいものだ。これを来年の課題にしよう。