天使の図書館ブログ

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こんな宗方コーチは、絶対にイヤだ☆

2012-09-03 | エースをねらえ!

 まだまだ堪能しています、旧エースのDVD

 いえ、最初に一通り1回見た時にも思ったんですけど……原作と旧エースの宗方コーチはほとんど別人といっていいような気がしますww

「もっと原作に忠実にやって欲しかった☆」とか、そういう気持ちはあまりないとはいえ、旧エース内における宗方コーチってたぶん、「あしたのジョー」と共通する何かを持ってるキャラだっていう気がして仕方なかったり(笑)

 なんていうか、テニスをプレイする(リングに上がる)のがひろみで、宗方コーチはその外でジョーを応援するおやっさんの如き存在なんじゃなかろーかと(^^;)

 アニメのスタッフさんが目指してた<宗方仁>像って、超硬派なそういう系の人物だったのかなって思います

 それがいいとか悪いとか、成功してるとか失敗してるとか、そんなことはどうでもよくってですね……わたし的に一番困った(?)のが、原作とアニメで宗方コーチの人物像が違いすぎるゆえに――色んな妄想が止まらないことだったりww

 いえ、ここまで違うと、わたしも色々妄想しちゃうよ☆的な

 あのですね、原作の宗方コーチって、わたしにとっては完璧すぎる人であるがゆえに――変にいじったりとか、全然出来ない人なんですよ、基本的に(^^;)

 んでも、アニメの宗方コーチについは、色々突っこみたいことがたくさんありすぎるというか(笑)

 そんなわけで、いつもの如く、色んな変妄想。。。



(※宗方コーチのキャラが崩壊しているので、読む方は一応ご注意ください。不愉快な思いをされる方がいても、当方では責任を負いかねますm(_ _)m)


 ~こんな宗方コーチは本当に絶対イヤだ☆~

(劇場版の名科白:「俺が考えていることといえば、いつでもおまえのことだけだからだ」より。)


 ――ジリリリリリリリリリリリリン………!!

 電話、じゃなくて、目覚まし時計が鳴っている。

 ああ、今日も一日がはじまった。俺のひろみたん……じゃなくて、岡は今、一体何をしているだろう?もうとっくに起きて朝練を開始しているだろうか?

 俺は目覚まし時計を止めると、布団の中で等身大のひろみたん人形をぎゅっと抱きしめた。

 俺のひろみたん……俺の可愛くてキューティでプリティなひろみたん。。。

 今日もきっと俺は、一日中おまえのことばかり考えてしまうだろう。

 だが、今日の放課後もまた、心を鬼にしてテニスの技をみっちり仕込まなければならない。

 嗚呼、本当はテニスの技だけじゃなく、他の体の技も色々教えこみたいのに……おまえはまだ十五(※アニメ設定)。

 今手を出せば、未成年淫行の罪で俺は逮捕されてしまうだろう。

 ああ、ひろみ、ひろみ。俺のひろみたん……。

「仁や。そろそろ七時ですよ。ひろみたん人形を抱っこするのはそろそろよして、起きたほうがよくありませんか?」

「ええ、おばあさん。もちろんそのつもりです」

 俺はおばあさんに作ってもらったひろみたん人形を離すと、彼女の唇にチュッ☆とキスをしてから布団を上げた。

「それじゃあ、今日も学校へ行ってくるよ、ひろみ。放課後、おまえに会うのが楽しみだ……え?なんだって?早く帰ってきて抱いてほしいって?ははっ。こいつう!!」

 俺はなかなか離れたがらないひろみたんを無理に引き離すと、朝ごはんを食べ、それから西校へ向かった。

 日本テニス協会の理事である竜崎さんが後ろ盾としてついてくれているとはいえ、一公立校のテニスコーチなど所詮は薄給。

 実際に放課後がやってくるまでは、対戦相手校のデータを整理したり、トレーニングメニューについて見直したり……そんなことしかすることはないのだ。

(ああ、俺のひろみ。早くおまえに会いたい。だが、会えば会ったで、心を鬼にしてテニスの特訓をせねばならない。本当はおまえとふたりきりで、あんなことやこんなことやそんなことをしたいっていうのに、なんてことだ。溜息☆)

 ――リンゴーン、リンゴーン(←?)と、放課後を告げる鐘が鳴った。

 さあて、今日もいっちょ、一稼ぎ……ではなく、小僧や小娘どもをひねってテニスの恐ろしさを教えてやらねば!!

「おい、キャプテン。岡はどうした?」

「コーチ。また岡さんですか。愛川さーん!!岡さんは一体どうしたの?」

「えっと、教室では一緒でしたけど……探して呼んできますか?」

「いや、いい。俺が探してこよう」

 まったくもう、コーチときたら、岡岡岡って、岡さんのことしか頭にないのかしら?などというヒソヒソ声を聞きながら、俺はコートをあとにした。あいつらが一体何を言おうと、俺は一切興味などない。あいつらにとってテニスは所詮、余暇活動のひとつといったところだろう。そんな浮ついた気持ちでテニスをしている小娘どもを相手にするだけ、時間の無駄というもの……だが、俺のひろみたんは違う。あの娘には世界に出ていけるくらいの、スケールの大きさが見え隠れしているのだから。


「ははっ。岡くん。髪の毛に木の葉がついてるよ。僕がとってあげようか?」

「えっと、そんな……藤堂さん。いいです、わたし。自分でとりますから(真っ赤☆)」

「遠慮することないよ、木の葉くらい。ほら、とれた」

「す、すみません。ありがとうございます、藤堂さん♪(^^)」


 おおお、岡。おまえという娘は、俺という存在(ただのコーチ☆)がありながら、男といちゃつくとは……ゆ、許せんっ!!

「岡っ!!そんなところで一体何をしている!?早くコートへ来いっ!!まったく、たるんでいるぞ!!」

「あ、コーチ!!す、すみません。お掃除当番だったもんですから、すっかり遅れちゃって……」

「言い訳はいい。それより今日は千本サーブだ。わかったな!?」

「は、はいっ!!」

「千本サーブ……宗方さん、それはあんまりキツすぎるんじゃないですか?」

「藤堂、俺たちのことには口出しするな。おまえはおまえの練習をしろ。わかったか!?」

「はあ……」


 くそっ!!俺のひろみたんのキューティクルな髪の毛に何気なく触るとは……藤堂。まったく油断のならない奴だ。

「岡、ノロノロするなっ!!更衣室まで、駆け足!!」

「は、はいっ!!」

 ――嗚呼、俺ももし、藤堂と同じように、ただおまえに優しくしてやれるんだったらどんなにいいか……そうしたらおまえは心だけでなく、俺に体も開いてくれて……ブツブツ☆

 俺は詮ないことを考えながら、右手の指で、樹の幹に五つの波線を作った。これと同じことを黒板でやって、藤堂の耳元に聞かせてやれたら、どんなにいいことだろう。


「ようし、そろそろ各自、練習は終わったな!?今日はこれにて解散!!」

「あ、あの……コーチ。解散なんて言っても、ひろみはまだ……」

「ああ。あの様子ではまだ、三百本はサーブが残っているだろう。愛川、おまえは先に帰れ。岡を待っていたら、何時になるかわからんからな」

「で、でも……」

「いいから、帰るんだ」


 少しばかり凄みと睨みをきかせると、愛川はすごすご☆と、ひとり更衣室へ戻っていった。

 よし、これで俺はようやくひろみたんとふたりきり。サーブが終わったら、懸垂でもさせることにしよう♪


「百いーち、百に、百さん……」

 俺の目の前で、岡の白い太ももが上にあがり、下にさがり、時折風でスコートの中がチラチラ見えたり……いつもながら、この眺めは最高だと感じる。

「百なな……あっ!!」

 岡が耐え切れなくなって、ドサリと地面に落ちる。なんて可愛らしいポーズだ。手首が痺れているのだろう。すぐには起き上がれない様子だった。

「とりあえず、今日はこれまで!!いいか、岡。明日も同じメニューをこなすんだぞ。わかったな!?」

「は、はい……」

 じんわりと瞳に涙を浮かべる岡は、本当に母さんそっくり……ではなく、いつもながら抱きしめたくてたまらなくなる。だが、ここはひとつ、心を鬼にして……うっ!!お、俺としたことが……!!

「コーチ?どうかなさったんですか!?」

「い、いや、なんでもない。それよりも岡、暗くなってきたから気をつけて帰るんだぞ」

「はい……」

 俺は片手で顔面を隠すようにしながら、岡に背を向けた。おそらく夕陽の色とも相まって、鼻血が出ているとは、岡に気づかれずにすんだだろう。やれやれ、これもまた色々と刺激の強い妄想をしすぎたせいだな。フッ。 

 このあと俺は、大切なひろみたんのあとをつけ、彼女が無事家まで帰るのを見届けてから、自分の家へ戻った。


「俺の可愛いひろみたん……おまえは俺のことを本当はどう思ってるんだろうな。え?何なに?『宗方コーチは厳しいけど、本当はとっても優しい人』だって?そうか。やっぱり俺の心はおまえにちゃんと伝わってるんだな、ひろみ」

 俺はひろみたん人形にそのあとも何かと話しかけ、やがて彼女から布団に誘われる形で、眠るということになった。

 鉄棒から手を離し、ドサリと落ちた時の岡の、どこか艶かしい姿が脳裏からなかなか離れない……ああ、もしああいう時に襲いかかったら、手首が痺れているせいもあって、あの娘は抵抗すらできなかったに違いない。しかもあのあと、自分のことよりも俺の心配までしてくれて……本当に、心の優しい娘だ。

「えっ、なんだって?なかなか寝つかれないから抱いてほしいって……仕様のない奴め。どれ、今夜はたっぷり時間をかけて可愛がってやるから、途中で根をあげるなよ」


 ――ジリリリリリリリリリリリリン………!!

 ああ、今日もまた朝がやってきた。

 俺は今日も一日、きっと岡のことばかり考えてしまうだろう……。



 ~おしまい☆~ 


 宗方コーチ、なんてイタイ人っていう感じなんですけど、旧の宗方コーチ見てると、こういう種類のことがいっぱい思い浮かんで困るのです(そんなの、あんただけだから・笑)

 あの何考えてるのかわからない、超硬派な顔の下で、こんなこと考えてたらどーしよーっていうネタ☆がなんとも多すぎるというかww

 一応念のために書いておくと、原作の宗方コーチもアニメの宗方コーチも、こんなことが思い浮かびようもないほどに、超クールで格好いい人です(笑)

 なんにしても、イメージの壊れた方、本当にごめんなさいm(_ _)m

 それではまた~!!





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2 コメント

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おじゃましま~す (かなやわ)
2013-03-22 22:53:45
うわーうわーウワワーー!!!wwww ウワー!!!www

生身の、と思えば、自分も男ですから、やっぱりどう接するのであれなんであれ、女性のことは身も心も大好きでたまらないですけどさ・・・(笑)

"たん"はないよ、"たん"わwww

とてもおもしろいですけど、うんとヒドイ(笑)
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Unknown (ルシア)
2013-03-23 18:09:58
 かなやわさん、こんにちは♪(^^)

 宗方コーチはほんと、硬派な格好いい方なんですけどねえww(笑)

 もう、自分で育てて育てて、最後はひろみたんをきっとどうにかしたかったんじゃないかと(^^;)

 でもひろみたん人形は本物のひろみたんをお嫁さんにしても、ずっと大切にとっておきそうです(わたしの脳内の宗方コーチのイメージって・笑)

 なんにしてもかなやわさん、コメントありがとうございました♪

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