【オディロン・ルドン「キュクロプス」(1898-1900頃)クレラー=ミュラー美術館】
そういえば最近、絵画のことって記事にしてないな~と思い……今回は、ルドンの「キュクロプス」という絵を取り上げてみることにしました♪(^^)
ルドンの絵って結構、<眼>がテーマになってること、多い気がするんですけど、この<眼>は神を表すものとも解釈できるって、まあ大抵の人が連想しますよね。
わたしが . . . 本文を読む
【その1】
近頃、絵画関連のことを書くようになってから――ふとひとつ気づいたことが。
好きな画家さんの名前に、ギュスターヴっていう方がちょっとだけ多いような??
そんなわけで、今回は超簡単な絵画クイズを出題したいと思いました♪(^^)
上のトップ絵、【その1】を含め、次の4枚の絵は、それぞれ「ギュスターヴ……」なんという方の作品でしょうか?
【その2】 . . . 本文を読む
ギュスターヴ・ドレの版画が大好きなので、今回はドレの描いた「アンドロメダ」をトップ絵にしてみました(^^)
ええと、今回の記事はきのうの「処女と一角獣」の記事の一応続きとなりますww
一角獣を傍らに控えさせている女性というのは、わたしが思うに「受動的攻撃性」を備えた女性、ということになると思うんですよね。
ああしたエデンの園のような神聖な場所で、神と自分の同族と動物たちにだけ美しい . . . 本文を読む
正確には、このタペストリーは「貴婦人と一角獣」と呼ばれています(^^;)
でもユニコーンって処女にしか懐かないと言われる幻獣なので――初めてこのタペストリーの連作6枚を本で見た時、中心にいる女性は<貴婦人>というより、<処女>っていうイメージでした、わたし的には。
正直いって、あんまり素晴らしすぎて何か解釈しようとすら思えないというか、実際解釈不能でもあるので、ここは便利なウィキ☆さん . . . 本文を読む
(フォンテーヌブロー派【ガブリエル・デストレとその妹】1594年頃、ルーヴル美術館所蔵)
さて、今回もまた前回に引き続き、名画を勝手に推理(?)してみたいと思います♪
まあ、推理するっていうほど大袈裟なことではないんですけど(笑)、わたしがひとりで勝手にそう思っている、解釈していることについて、ちょっと書いてみようかな~と(^^)
ええと、ほら、絵画って結局、描いた本人の書いたものな . . . 本文を読む
(制作者不肖【芸術家とその妻の肖像】1496年)
夏場はハエが多くて困ります……かといって暑いから、窓を開けないわけにもいかないし
そんわけで(どんなわけだか☆)、今回の絵画のテーマはハエにしました(笑)
えーとですね、実は上の画像、ネット上で探すのにちょっと苦労しましたww
絵の大体のイメージは脳内に保存されてたんですけど、例によって(?)画家さんの名前が思いだせなくって(^^ . . . 本文を読む
死の島。
2011-08-22 | 絵画
(アルノルト・ベックリン【死の島】1883年、ベルリン・国立美術館所蔵)
わたしがアルノルト・ベックリンの「死の島」という絵を知ったのは、NHKの迷宮美術館を見て、だったと思います。
以下は、いつもどおり(笑)まずはウィキからの引用☆
>>『死の島』は暗い空の下、墓地のある小さな孤島をめざし、白い棺を乗せた小舟が静かに進んでいくさまを描いた神秘的な作品である。
彼自身、このモチー . . . 本文を読む
(ジョン・コリア【ゴダイヴァ夫人 Lady Godiva】1898年頃)
これは有名なお話なので、特に今さら取り上げることもないかな~と思いつつ、つい先日某デパ地下で、ゴディバの横を通りかかった時に「そういえば……」と思いだしたので、軽く記事にしてみようと思いました♪(^^)
そもそも上の絵の女性は何故、一糸纏わぬ姿で馬なんぞに跨っているのでしょう……なんかの罰ゲームか羞恥プレイ、それと . . . 本文を読む
(ヴィルヘルム・ハンマースホイ【背を向けた若い女性のいる室内】1903-04、ラナス美術館蔵)
わたしがヴィルヘルム・ハンマースホイという画家のことを知ったのは、確かかなり前にNHKの日曜美術館を見ていて、だったと思います。
上の「背を向けた若い女性のいる室内」という絵に描かれている女性は、ハンマースホイの奥さんであるイーダさんなのですが、他の絵でも彼女は後ろ向きであることが多かったよう . . . 本文を読む
きのうの記事に書いた、「La muse」の第9号はボストン美術館の回で……表紙はサージェントの「エドワード・ダーリー・ボイドの娘たち」に描かれた三女のメアリーでした。
サージェントはベラスケスの「ラス・メニーナス」の構成を意識してこの作品を描いたそうですが、見ていると確かに雰囲気的に似ているように感じますよね。
ちょうどいい画像が見当たらなかったので、言葉でだけこう書いてもわかりにくいか . . . 本文を読む