天使の図書館ブログ

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デスノート【ドラマ】-10-

2015-09-09 | 映画・ドラマ



 もうLたんいないし、なんか感想書くのめんどくなってきた(´・ω・`)……のですが、次回で最終回ということで、な、なな、なんとかがむばりますよ!

 と、その前に――今週のお○ゃれイズムのゲストさんは、L役の山崎賢人さんだったんですねー(´・∀・`)ヘー

 何分わたし、朝ドラのまれ見てないもので……Lの役しか知らないんですけど、むしろ意外とL似っぽいキャラの御仁だったので、好感度がさらに上がった感じです♪

 でもなんかもうちょっと、「Lの役大変じゃなかった~?」、「どんなふうに役作りしたの?」、「現場の雰囲気は?」みたいな、デスノ絡みのお話があると嬉しかったんですけど(^^;)

 それはさておき、今回のデスノートは――こみくす☆第10巻のみかみんの言い種ではありませんが、「(ノД`)・゜・。ドイヒー」と思われた方もいらっしゃったのではないでしょうかww

 いえ、わたし自身はそんなに「酷い……」とまでは思ってはないんですけど、かといって「うおおっ!!これはブログにでも感想書かなきゃこの興奮は収まらないぜッ!! (*゜∀゜)=3」とかいうほどでもなく(^^;)

 そんなわけで、なんとも適当かつざっくり目な感じでいきたいと思いますm(_ _)m

 それにしても、デスノートのルール――『デスノートを紛失および盗まれた場合、490日以内に再び手にしないと、所有権を失う』なんていうのは、わたしも流石にもう忘れてました。。。

 ライトくんにとっては、この所有権を取り戻すっていうのがこの時の最大命題だったと思うんですけど……いえいえ、それにしてもまさか親子対決がドラマ内で演じられることになるとは思いませんでした

 大場てんていも、第13巻で「親殺しだけは絶対に描かないと決めていた」とおっしゃってたと思うし

 でもあらためて、原作の夜神パパはキラの正体が誰か知らずに亡くなっただけでも、幸せだったのかもしれません

 あ、今ふーるー見たんですけど、まだ第10話の映像、あがってないやww(←この文章を書いてた時はそうだったんです☆^^;)

 なので、細かいセリフ回しは再現できないものの、自分的なポイントは例によって(?)窪田正孝さんのキモイト化。。。

 いえ、あのライトくんはもう、デスノートの魔力に取り憑かれた、ゲスな犯罪者そのものの顔つきでしたよね(^^;)

 言ってみれば、<指環物語>のサウロンの指環の所有者と一緒っていうか。「デスノートは俺のいとしいもの、いや、いとしいしとなんだ!」的なww

 そして、デスノートに自分の名前を書くことで、ライトくんに命の大切さを説こうとした総一郎パパ (´;ω;`)

 もっとも、この場面も原作ファンにはすごく抵抗感のあるシーンだったんじゃないでしょうか。ただ、脚本家さんの考えとして、もし最初からこのシーンが念頭にありきだったのだとしたら、「そりゃ幸子には最初から死んでてもらわないとならんわな」と思ったり。

 でも、夜神パパはライトくんひとりの父親じゃなくて、粧裕たんっていう娘もいることを思うと、やっぱり「う゛~ん☆」とは感じますよね。父親としてだけでなく、ひとりの警察官としても責任を取るみたいな覚悟が総一郎パパにはあったのだとしても

 ただわたし、このシーンについては、デスノート云々っていうことを抜きにして、全然まったく別の意味において――ちょっとだけ「アリ(←?)な気がしなくもなかったのです。。。

 仕事で忙しくて、息子や娘が普段は本当は何を考えているかなんて、知らない親御さんのほうが多い気がするのですが(自分比☆)、その息子が殺人というほど重い犯罪でなかったとしても、「何故そんなことを!」という問題行動を起こした場合……昭和設定のドラマなどでは「おまえがついていながら」的に父親が母親を責めるパターンが多いですよね(^^;)

 わたしの父も同じように、ギリギリ最後どうにもならなくなるまで、子供との対決みたいなことは避けるタイプの人なのですが、その点、夜神パパは最後、どうにかライトくんの――というか、息子の心とちゃんと向き合おうとしました。それこそ、命を賭けて

 ただ、悲しいのは……親の心子知らず、子の心親わからずという感じで、命まで賭けたにも関わらず、息子のライトくんには父親の気持ちが最後まで通じなかったことでしょうか

 これでライトくんの目が覚めてくれればと、そう総一郎パパは願っていたと思うのですが、ライトくんは「死後硬直がはじまる前に」とばかり、父親の手からデスノートを強奪し、なおかつペラリンコ嘘八百☆な嘘を引き続きつき放題。。。

 父親に「だったらその手にあるもの(デスノート)はなんだ」と問われ、ここでモンキー芝居第二弾を発動させたライトくんは……L死亡時とは違い、親に万引きがバレた時に証拠の品を目の前につきつけられた子供も同然の態度だったと思います。

 わたし、ここはデスノートっていう作品とはまったく別の意味ですごく現代的だなって思いながら見ました

「早く目を覚まして、昔のいい子のライトに戻ってくれ!」と父親は願い、息子のほうでは「選んだ道は違っても、やってることは父さんと同じなんだ!」との自説を主張。いえ、事は殺人というほど重大事ではなくても、親の言ってることと子供の主張とが食い違い、どこまでいっても平行線……みたいな喧嘩は、わたしも親としたことがあったり(苦笑)

 L(=友達)に引き続き、父親にもキラという存在を否定され、それでも「神になるには心すら捨てる」覚悟で、新世界のハゲ神を目指そうとするライトくん。


     ~俺はレーゾンデートル魅上☆~

 ライト:「魅上、おまえに頼みたいことがあるんだ」

 みかみん:「かぁみぃ。このみかみィに、なんでもおまかせあーれー!!」

 ライト:「魅上、おまえ、キャラ的にちょっとウザイ(・∀・)」

 てるるん:「はっ、これは失礼致しました、神。『じゃあ、なんでもこの俺に任せてくれよ、チェケラ!(´・ω-)バチコーン!』なんていう感じでいかがでしょう?」

 ライト:「魅上、べつに普通でいいから

 魅上:「えっ、普通!?普通っていうと……いや、普通ってどういうことだ?そもそも真の己とはなんだ!?俺にはァ、普通っていうことがァ、いちばんわからないィィッ!!」

(屋上で頭を抱えてうずくまるみかたん☆orz)

 ミサ:「(小声で)ねえライト、あの魅上って検事、ほんとに大丈夫?[o・д・]a 」

 ライト:「たぶん、大丈夫なはずと思う(でもほんとはすごく心配)」


 いえ、みかたんを演じてる忍成修吾さんに思うところは何もないのですが、なんかちょっと今週の回は見ててド○えもんの<独裁スイッチ>を思い出してしまいました(^^;)これは任意の生物を消すことの出来るスイッチで、デスノートとは違って、存在を消された人は最初から存在しなかったことになる……という、ドラちゃんの秘密道具の中ではかなりダークちっくなものです(笑)

 まあある意味、こっちのほうがデスノートより効率いい気がするのですが、それはさておき、友達(L)に続き父親のこともデスノート絡みで失ったライトくん。みかたんのこともミサのことも、必要がなくなった、あるいはむしろ生きていると存在が邪魔となれば、すらすらとなんのためらいもなくデスノートに名前を書けてしまえるだろうライトくん。。。

 これは死神のリュークも同じことを言ってた気がしますが、仮に相手がリュークでも、彼がデスノートに名前を書いて殺せる存在であれば、ライトはリューくんが「なんかこのごろウザイ」という理由からだけでも、あっさり消してしまいそうです

 あ、そーだ。わたし、昔やってたブログ(*/ω\*)でデスノートと、ドストエフスキーの「罪と罰」、それにイワン雷帝のことを書いたことがあるんですけど、このイワン雷帝が短気を起こして息子のことを殴り殺したというエピソードを、今なんとなく思いだしました。


【イワン雷帝と息子】イリヤ・レーピン
(※大きいので気をつけてくださいね)



 なんにしてもみかたんは、自分が神にとって<洋ナシ☆>と判断された際にはあっさり消されるとは思ってないように見受けられるのは気のせいでしょうか??(´・ω・`)(いや、気のせいじゃないよたぶん

 ところで、裏切りB!tchとなった日村章子さんですが、登場時より南空ナオミさんに似てるな……と思っていたら、正体がハル・リドナーで、亡くなり方がやっぱりナオミちゃんでしたね

 ただ、メロのアジト(?)まで行って手榴弾のピンを抜いてるあたり、ナオミちゃんとは全然違いますけど――ライトくんがデスノートに書いた内容との矛盾は次週解消されるのでしょうか??

 そして、松田さん率いる活躍の場のなかったSIT部隊といい、このあたりの描かれ方は原作と比べ、なんともいえずチープ感が否めませんが、メロたんはあっさり捕まり、そしてあっさり脱獄し、それからあっさり爆死してるように描かれてるのがなんとも言えませんよね

 いえ、むしろこのメロたんの扱いこそドラマのクォリティの低さ含めもっとも「(ノД`)・゜・。ドイヒー」と感じるところです(^^;)

 もちろんきっと生きてて、また次週登場することになるとは思うんですけど……最終回は一体どうなるんでしょうか??

 だって、二時間拡張版でもない限りは、イエローボックスのあのあたりとか、到底描くなんて出来ないでしょうし、そもそもストーリー自体が、すでにそのラインにはのってない

 次週予告を見た限り、なんだかライトくんが新世界の神にでもなって、月に上昇していくところで終わりそうですが(もちろん自然浮遊で☆)、もうそこまで斬新なラストでも、オイラちっとも驚かないぜ?むしろ今となってはその線を期待したほうがよさげだぜ?とすら思います(^^;)

 ひとりまたひとりと<必要悪>としてデスノートによる殺人を重ね、友達(L)も父親のことも失い、と同時にキラ帝国のためならば他のどんな人間のことも消す覚悟のあるドラマライトくんは、ひどく孤独な独裁者といった印象を受けます。。。

 まあ、ライトくんには仮に愛してなくてもミサミサがそばにいるだろうから、そういう意味では孤独でもないのかな??

 なんにしても、次週の最終回で半分以上崩壊しつつある色々な事柄についてどうオトシマエがつけられるのか――楽しみにして待ちたいと思います♪(^^)

 それではまた~!!


P.S.それにしても、自分の死んだあとのことをここまで用意して死んだLたんって、まさしく超人Lですよね!!






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