今回は再びギリシャ神話のお話でも……と思ったんですけど、↓の本文についてそういえば何も書いてこなかったな~とふと思ったので、言い訳事項等について、先に少し触れておきたいと思いました(^^;)
ええとまず、今回のこの章までが元のワードに書いた文章では要の回想として一括りにされてます。
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っていう区切りが要の回想の合間合間に入ってる感じ、といいま . . . 本文を読む
【ヴィーナスとマルス】ボッティチェリ
今回もまた、名画プリマヴェーラの絵解きの続きといったところです(^^;)
中央のヴィーナスですが、彼女はロレンツィオ豪華公の正妻であるクラリーチェ・オルシーニに似ているという説があるんですよね。
というのも、彼女を描いたと思しき絵画があって、それが中央のヴィーナスの顔になんとなく似てるからなんです。
前回と前々回、プリマヴェーラはロレンツィオ . . . 本文を読む
【聖母子と五人の天使(マニフィカトの聖母)】ボッティチェリ
さて、今回もまた前回のお話の補足となります(^^;)
「プリマヴェーラ」は本当に色んな方が色んな推理を立てている絵なので、三美神のうち、真ん中の女性が「フィレンツェ一の美女」シモネッタ・ヴェスプッチで、メルクリウス=ジュリアーノ・デ・メディチ……としている方もいらっしゃるかと思います。
でもわたしがメルクリウス=ロレンツィオ豪 . . . 本文を読む
【聖母子と六人の天使(柘榴の聖母)】ボッティチェリ
今回は、これまでボッティチェリの「プリマヴェーラ」について色々書いてきたことに対し、少し補足したいと思いました(^^;)
たとえば、メルクリウス=ロレンツィオ豪華公としたのですけど、肖像画などを見ると彼はジュリアーノ・デ・メディチのほうに似てるとは思うんです
でも、若桑みどり先生が三美神の<貞節>=ルクレツィアとしていたことから、わ . . . 本文を読む
【ヴィーナスの誕生】ボッティチェリ
今回は、<プリマヴェーラ>の制作年代のことについて、少し(^^;)
いえ、ホルスト・ブレデカンプさんの「ボッティチェリ【プリマヴェーラ】」(中江彬さん訳/三元社)を読んで、一番「おおっ!!」と思ったのが、自分的にその点かもしれないので。
今回のトップ絵はボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」ですが、「この絵とプリマヴェーラ、先に描かれたのはどっち?」 . . . 本文を読む
【プロセルピナ】ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ
・たわわに実るオレンジ=メディチ家の象徴。と同時に古代ローマ神話では結婚を意味する。
・クロリスの足許に描かれたマツヨイセンノウ=処女を愛に導くことを意味する。
・クロリスの口から出ているヒメツルニチソウ=結婚による結びつきを表す。
・<プリマヴェーラ>には、草原の部分だけでも四十種類を超える、五百本の植物が描かれているらしい。
… . . . 本文を読む
【プリマヴェーラ】ボッティチェリ
>>春はヴィーナスとともに訪れ、それに先立ちヴィーナスの翼ある先駆者ゼフュロスがやって来る。
さらに、その西風の足元近くで、女神フローラがあらかじめ道いっぱいに、彼らのため妙なる色と香とをまきちらす。
女神よ、あなたが近づけば風は逃げ、空の雲は散ってゆく。
あなたの足の下に技巧すぐれた大地は甘美な花をしき、あなたに馨しい花々をささげる。
海原は晴れ . . . 本文を読む
【三美神】ラファエロ・サンティ
さて、今回は<黄金の林檎>=何故オレンジか?という疑問について、です(^^;)
いえ、わたし最初になんの先入観もなしにプリマヴェーラという絵を見た時、絵の背後にある樹木が<オレンジの樹>であるとはまったく思いませんでした。プラム(すもも☆)か何かかな~と思ってたくらいで
でもこれらはオレンジで、黄金の林檎というのはようするにオレンジのことであろう……と . . . 本文を読む
(ロッテスタイルのHPより♪^^)
今回は「みんな大好き、アユーラ」の無料サンプルのお話と、アルソア・クイーンシルバー無料サンプルのお話でした(え?ロクシタンは??(´・ω・`)
アユーラの公式HPに何気に飛んでみたところ、オンラインカウンセリングという項目があるのに気づいたんですよね。
んで、ここの<ホリスティックカウンセリング>を受けると、カウンセリング終了後にサンプルトライアル . . . 本文を読む
【ヘスペリデスの園】フレデリック・レイトン
では今回は、「ヘスペリデスの園」についてから。。。
まあ、ギリシャ神話を読んだことある方には、「そんなこと知ってるよん♪」なお話ですけど、わたしの場合絵画が好きになった最初の頃(高校生くらい☆)には、絵のテーマとしてよくわからないことが結構ありました。なので、絵画について論じた文章などで、当たり前のように聖書・ギリシャ神話からの引用があっても、 . . . 本文を読む