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前回の記事で、「サリバン先生の記録」から抜粋したとおり……人というのはどうも、目が見えないほうが実は<悪>から遠く離れていられる、心を清く保って正義を行いやすくなるのでないか、という側面があるように思われるわけですよね。
もち . . . 本文を読む
(アレクサンドル・カバネル【ヴィーナスの誕生】1863年、パリ・オルセー美術館所蔵)
詩とは何でしょう?だれか知っていますか?
バラではなく、バラのかおり、
空ではなく、空のかがやき、
虫ではなく、飛ぶ虫のきらめき、
海ではなく、海のたかなり、
わたし自身ではなく、何かをわたしに見せ、聞かせ、感じさせてくれるもの、
散文ができないことをするもの、
それはなんでしょう?だれか知っ . . . 本文を読む
(ローレンス・アルマ=タデマ【ヘリオガバルスの薔薇】1888年、個人所蔵)
これが詩人だったのだ
日常の意味あいから
驚くべき感覚を蒸留してしまう人――
年毎に戸口で枯れてゆく
何気ない草花から
すばらしい香油をとり出す人――
以前には私たちだってそれを摘んだのにと
みんなは不思議がる
絵画でいえば 美を暴く人
それが詩人――
比較するなら 私たちは
絶え間ない貧困 . . . 本文を読む
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さて、再びへヴォ詩☆をいくつか発見したので、今回はその整理です(笑)
いえ、こういうチラシの余白とかに書いてある紙切れって、放っておくとそのうちどっかいってなくなる可能性高いので……まあ、思いだした時とか見つけた時にブログへ写 . . . 本文を読む
(フェルナン・クノップフ、【私は私自身に対して扉を閉ざす】1891年、ミュンヘン・ノイエピナコテーク所蔵)
今回は、ディキンスンの詩を何篇か紹介させていただこうと思ったり♪(^^)
そして間に一篇だけ、わたしのヘヴォ詩☆を挟んでおりますことをご了承くださいませm(_ _)m
魂のすばらしい瞬間は
独りでいるとき現われる
友達や地上の機会が
無限に遠のいてしまったとき
また . . . 本文を読む
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わたしたちの旅は終りに近づいていた
わたしたちの足はほとんど
永遠と呼ばれる
あの存在の道の奇妙な曲り角まできた
わたしたちの歩みはふいに畏れをおぼえて
足はゆっくりと進んだ
前方には町があったが そこまでは
死者 . . . 本文を読む
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エミリー・ディキンスンとフェルナンド・ペソアは、わたしの心の中の二大詩人、二強詩人と言っていいと思います♪(^^)
今わたしの手元にあるのは、ペソアの「不穏の書・断章」のみですが、彼の他の詩集も図書館から借りてきて読みました。 . . . 本文を読む
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この詩は実は、前に他のブログでも紹介したことがあったり(^^;)
まあ、わたし的にこの詩を読むとデスノのLをなんとなく思いだす……っていうことだったんですけど
とても好きな詩なので、こちらにも書いておきたいと思います♪(^ . . . 本文を読む
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蜜蜂さん お待ちしています
きのう あなたのお知り合いに
お話していたところです
そろそろあなたがいらっしゃる頃だと
蛙さん達は先週家に帰って来ました
そして落ち着いて お仕事中です
鳥さん達もほとんど戻って来ました . . . 本文を読む
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スズメたちの
本日朝八時のニュース
「今日はこのあたりって
放射線量が0.04ミリシーベルトだって」
「あら、そんなの本当かしら?
人間の言うことなんて信用できないわ。
私たちはもっと安全な場所へ逃げ去ることにしましょ . . . 本文を読む