天使の図書館ブログ

 オリジナル小説サイト「天使の図書館」の付属ブログです。

動物たちの王国【第一部】-13-

2014-01-31 | 創作ノート
 あ、今回本文のほうめっちゃ短めです(^^;)  次が少し長めかな……とは思うものの、スペースが空き放題(?)な上、特にこれといって書くことないなあ……というせいもあり(汗)、前に書いた脳死のことについてこの機会に少し補足しておこうかな、なんて  ↑はスティーブン・キングの短編集『第4解剖室』なんですけど、このお話の中に死んで死体になったはずの肉体に、意識を閉じこめられている男性のお話が出 . . . 本文を読む

動物たちの王国【第一部】-12-

2014-01-30 | 創作ノート
 今回の前文は、前回の前文の続きということでよろしくお願いしますm(_ _)m  たぶんMRSAよりも恐い感染症として一般に認識されてるのが、今はノロウイルスなんじゃないかなって思うんですけど……老人福祉施設などでは予防策として、ベッド柵やドアの取っ手を職員さんが消毒したりとか、徹底してやってるところはやってらっしゃるのかなって思います。  でもですね、この患者さんのベッド周りや床頭台を消 . . . 本文を読む

動物たちの王国【第一部】-11-

2014-01-29 | 創作ノート
 え~と、まずはMRSAとはそもそもなんぞや?ということから(^^;)        「病院の言葉」を分かりやすくする提案  まあこれでMRSAについての説明は一応わかったということにして、話を進めたいんですけど……正直、わたしこのMRSAについて説明された時、これが感染症としてどんだけ深刻か☆みたいなことはさっぱりわかっていませんでした 「MRSAっていうのは、メチシリン耐性黄色ブ . . . 本文を読む

動物たちの王国【第一部】-10-

2014-01-28 | 創作ノート
 ↑の雑誌は、今回の本文で参考にさせていただいた本になります。  中にですね、「治療方針が「ウィーニングせずにDNAR」の患者、看護師が「笑顔で退院」に導けた判断の根拠とは」っていうエピソードがあって、そちらから借用させていただきましたm(_ _)m  あ、ちなみにわたし、この種の本を毎月買ってたりとかは全然しませんよ?(笑)  この本、2013年の4月号なんですけど、その時にはもう「動 . . . 本文を読む

動物たちの王国【第一部】-9-

2014-01-27 | 創作ノート
【バイトブロック】(村中医療器さんのHPよりm(_ _)m)  え~と、今回もまた前回に引き続き、かなりどうでもいいことについて  まあ、もしわたしに医学的知識がものっそあったとすれば、もっと高尚なことについて色々論じられると思うんですけど、↓の文章がそもそもオカタイ医療小説でもなく、ただの軽い恋愛小説ですんで、前文のほうもまあ同じノリ(?)となります(笑)  今回、本文のほうに滅菌切れ云 . . . 本文を読む

動物たちの王国【第一部】-8-

2014-01-23 | 創作ノート
【万能壺】(村中医療器さんのHPよりm(_ _)m)  今回は本文のほうが長めなので、前文のほうは短めに、と思います  まあ、こんなことを書くのも今更なんですけど、この小説は以前にわたしが病院内で見た心象風景的なものが元になっています。なので、記述としてこれで書き方が正しいかどうかとか、実際よくわかりません(^^;)  でも、「そーいやこんなことあったっけ」、「あんなことあったっけ」……と . . . 本文を読む

動物たちの王国【第一部】-7-

2014-01-22 | 創作ノート
【聖ペテロの涙】エル・グレコ  某病院で看護助手の仕事をしてる時に、キリスト教信者になった……みたいなことを、前にどっかに書いた気がするんですけど、植物状態の患者さんを見てると「人の生と死」とかそうしたことを漠然と考えさせられたりするものなんですよね。  仮に天国というものがあるとして、植物状態の患者さんっていうのは天国の扉の前で順番待ちしてる感じなのかどうかとか(笑)いえ、現実っていうのは . . . 本文を読む

動物たちの王国【第一部】-6-

2014-01-21 | 創作ノート
【ラザロの復活】15世紀ロシアのイコン  さて、今回はまた<脳死>のお話の続きとなります(^^;)  突然ですけど、平成23年に使われた医療費は38兆5850億円にものぼるのだとか  何しろ超高齢社会なわけですし、この数字がこの先減る見込みっていうのはほとんどない気がするのはわたしだけではありますまい……みたいな話ですよね  あの、ぶっちゃけた話、<脳死>状態に至った患者さんをそのまま生 . . . 本文を読む

動物たちの王国【第一部】-5-

2014-01-20 | 創作ノート
【ラザロの復活】フアン・デ・フランデス  ↑のラザロさんは、わたしには何度見ても「あ、どうもイエスさま。江頭2:50です」って言ってるように見えて仕方ない……なんていうお話はどうでもよく、<脳死>のことについては一旦お休みして、今回は↓に関する言い訳事項をと思います  いえ、自分でも読み返してみて思ったんですよね。今回のお話に至るまでには、前回と今回の間にもっと何かエピソードがあって然るべき . . . 本文を読む

動物たちの王国【第一部】-4-

2014-01-17 | 創作ノート
【ラザロの復活】セバスティアーノ・デル・ピオンボ  ええとまあ、今回の前文は前回の前文の続きということで……わたしが「脳死」という言葉を初めて聞いたのは、1997年に臓器移植法案が可決された時だったと思います。テレビのニュースで「脳死」という言葉を巡って、各界の著名人が色々議論してた記憶がぼんやりあったり  んで、次に思ったのが次のようなことでした。「息のある人(植物状態の人)を死んだ人のよ . . . 本文を読む