(※漫画「エースをねらえ!」の二次小説です。内容にネタバレ☆等を含みますので、一応ご注意くださいm(_ _)m)
今回は宗方コーチの語りで、が短めですww
というか、キャラ的に「違う☆」と感じられたらすみません
まあ、前回のひろみの語りもそーなんですけど、ひろみってそもそも、原作とアニメで結構キャラが違ってるんですよね(^^;)
なので、わたし自身はひろみも宗方コーチも、どっちも原作が一番好きなんですけど――自分で書く分には、原作とアニメの中間型??とか、思わなくもなかったり
もちろんアニメのひろみも大好きなんですよ
そして、特にアニメで特筆すべきなのが、マキの可愛らしさかなって思いますww
なので、前回の電話のマキは、わたしの中では完全にアニメのイメージかな~と思ったり(^^;)
ワリカンがどうのっていうのは、「エースをねらえ!2」でそういう描写があったからなんですよね(笑)
1回目のデートの時は、デート代を向こうが全部持ってくれたけど、2回目以降はワリカン……とかいうww
上田くんはもしかして、1回目のデートで、マキのことを「イージーな子(落としやすい子☆笑)」とでも思ったのでしょうか(^^;)
あと、宗方コーチも原作とアニメで結構違いますよね。
ようつべ☆で旧エースの第1話目を見た時……「宗方コーチ、ほとんどラケット持ったヤクザだよ」とすら思ったので(笑)
TVで「エースをねらえ!2」が終わってしまったので、DVDをそれぞれ順番に買っていこうと思ってるんですけど、どれから買おうか結構迷います
旧エースは、自分的に<絵>がすごく好きなんですよね。この絵で第一部の終わりまでいってくれたら……と思うんですけど、お話的にお蝶夫人との対決で終わっちゃうのかな~と。んで、新エースのほうは、第一部の終わりまで描かれてるんですけど、他の方も言われてるとおり、<絵>が旧エースほど良くないというか(^^;)
でも、エースって一度はまると、原作は何回も読み返すし、アニメは新・旧両方見たいわ、「エースをねらえ!2」も当然欲しい、あと「Final Stage」も……っていう感じで、全部買われる方の気持ちがめっちゃ良くわかる気がします。
大体似たようなことを描いているにしても、その微妙な違いを楽しみたいんですよね、ファンとしては(笑)
なんにしても、ちょっとした偶然からだったんですけど、「エースをねらえ!」という作品を出会えて、本当に本当に嬉しかったです!
宗方コーチがひろみに「おまえに出会えて嬉しかった!」って言ってたみたいに――わたしも宗方コーチやひろみに出会えて、本当に嬉しかった
なんにしても、暫くはこの調子でエース語りがさらに続きます(笑)
それではまた~!!
いつも二人で。-2-
Side:仁
「宗方コーチ、今年のクリスマスはキリスト教徒になってみませんか!?」
「一体なんの話だ、それは」
室内コートでの練習が終わり、ネットの片付けをしている時に、突然岡がそんなことを言いだした。ここのところ妙に明るいのは、てっきり藤堂と過ごせるクリスマスをそれだけ楽しみにしているからだろうとばかり思っていたが……まったく、女というのはわからん生き物だ。
「もし、コーチの予定があいていたら、クリスマス・イヴかクリスマスにそこらへんの浮ついたバカップルみたいに、お食事でもどうかな~と思ったんですけど」
「岡、年寄りに気を使うのはよせ。それより、藤堂はどうした?」
「あの、コーチは他に予定が……」
「いや、ない。だが、俺はそんなつもりでおまえに練習を休んでいいと言ったわけではないぞ」
「そう、ですか。わかりました……」
どこかしょんぼりとして、畳んだネットを引きずるようにしながら、岡はコートの用具室まで歩いていく。その様子を見て、(まったくこいつは)と俺は溜息を着きたくなった。
「よくわからんが、今年のクリスマスはおまえにつきあってやろう。といっても、ほんの一日二日といえど、俺は改宗するつもりはないからな。それでいいならつきあってやる」
「はいっ!コーチ!!」
再び、ルンルンと楽しげに鼻歌まで歌いだす岡のことを――俺は少しばかり不審に感じた。
それと、気づいたことといえば、もうひとつある。いつも首からかけている、藤堂からもらった優勝メダルが近頃ないのだ。もちろん、メダルなど所詮は形ある「物」にすぎない。そんなものなどなくても、あのふたりの絆は十分に強い。だから、特に気にはしていなかったが……。
(まさかとは思うが、別れたのか?)
ありえない、と俺は即座に思い、また同時にここのところの岡の様子は、振られたことに対する空元気だったのかという気もしてきた。藤堂は確かに、高校時代からよくもてていた。おそらく、大学での女生徒からの人気というのは、相当なものだろう。
(だが、あいつはそんなことで岡のことを振るような男では……)
それからふたつ目の可能性に思い至り、俺は再度溜息を着く。つまり、岡自身が自分のテニスに集中したいという理由から、藤堂のことを振ったという可能性だ。
(藤堂は、そんな理由で納得するような男ではあるまい。あいつは、そんな岡のことを待ってやれるくらいの器量のある男だとも思うしな)
結局のところ、俺は岡と藤堂のことを、それ以上深くあれこれ考えるのはやめた。おそらくたまたま今年は互いのスケジュールが合わず、藤堂のかわりに俺のことを誘ったのだろうというくらいにしか――俺はその時、思わなかったのだ。
>>続く。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます