山で鍛える

修行・訓練・山行の記録用

至仏山攻略戦2

2013-10-10 12:30:08 | 修行・訓練
ここまでは平坦な木道を、気楽に景色を楽しみながら45分ほど歩いてきましたが、

ここからが本番です!0905上り始めです。


結構な急登。
いつもそうですが、最初の30分くらいは体が山に順応していないので
キツイんです。
ここを抜けると、体が軽くなり無敵モードになるケースと、
あるいはそこを抜けても、イマイチの時とがあり、
どっちに転ぶかはやってみないと分からないんです(笑)。
今回は1時間くらいはキツクて、その後若干楽にはなりましたが、
大きく分類しちゃうとイマイチの日ではありました。


しばらく登り、振り返ると尾瀬の湿原と燧ケ岳が綺麗に見えました。


森林限界が早い山でしたね。
樹林帯を抜けてからは景色や雰囲気も最高の山でした。




ガレ場は結構滑る岩だったので
慎重に登っていきました。


丁度5合目か6合目くらいに差し掛かった時に
ガスが増えてきて、天気も曇りに。
この後振り返っても尾瀬の湿原も燧ケ岳も全く見えなくなりました。


見た目的には、もう少しで頂上かなと何度も思いましたが、
実は全然まだみたいな、かなり思わせぶりの山でしたね。


8合目くらいからかな?
台風の影響か、風速30mくらいの強風で
ホントに飛ばされそうなくらいスゴかったです!
しかも気温0度くらいの超冷風でした
みなさん、もともと着ていた上着を、更に防寒仕様に着替えたりしていましたが、
私と部長は日本でも1、2を争う汗っかき&暑がりですから、
半袖で登ってたら、みんなに本気で笑われました


頂上手前の眺望が開けたポイント。


そして1030に頂上に。
意外に早く着いちゃった感じでした。
写真じゃ伝わりませんが、ものすごい強風と寒さなんですよ!
ある方角はガスで視界ゼロでした。
頂上には20人くらい居たのかな?結構混雑してました。

おにぎり食べて、着替えてさすがに上着を着込みました。









再度撮影。

違うルートから下山開始。





強風の中、至仏山を振り返る。


もう一つのピークが見えます。


そのピークである小至仏山に到着。


その後は綺麗に整備された木道を下っていく感じの
楽な道です。






うっすら始まった紅葉が綺麗です。


もうゴール間近です。

そして1200下山しました!食事休憩含めて約3時間半の登山でした!

そしてバスもしくは乗合いタクシーで帰りますが、
タクシーは9人揃わないと出発出来ないですし、バスは1時間に1本なのでタイミングが合わないと結構待つことになります。


待ち時間で花豆ソフトを食べましたが、
甘さは控えめで、豆の風味も細かく織り込まれていて
こりゃぁウマいっす!!
サッパリはしませんが、下山後に一番欲しい甘味というか濃厚さでした。


これで9人乗って帰りましたが、
結構ギューギュー詰めですよ…。補助席も活用してましたし。
酸素濃度薄い!
しかもなんか車内が排ガス臭くて死ぬかと思いました

総評ですが、
尾瀬ということで
一度は行ってみたいところでしたので、それだけで楽しかったというか満足出来たところはありました。
そして予想通りの綺麗な景色を体感出来て、
その自然の中でそこそこの山登りが出来た訳ですから
大満足ですよねー。
しかしこの日の風はハンパじゃなかったです。寒さを体感出来たのはこれからの冬の登山の備えにもなり有益でした。
山の難易度的にはもう少しキツい方が達成感があったような気がします。
理想は2時間ちょいくらいの上りの山がいいのかもしれませんね。
3時間、4時間の上りだと死亡遊戯ですからね。ハッキリ言うと。
水野でした。