山で鍛える

修行・訓練・山行の記録用

伊豆ヶ岳攻略戦2

2013-10-23 23:15:43 | 修行・訓練
伊豆ヶ岳登頂後は帰りの吾野駅に向けて
10kmほどの山道を縦走していきます。


走りましたよ~!
一気に下る感じです。


まあピークをいくつか超えてく訳ですからアップダウンは覚悟していましたが、
後半は単純に距離の長さで疲れがきてますから、
ダウンしたあとのアップが結構キツかったですね。


古御岳に到着。


休憩にはもってこいのスペースと設備がありました。
私は休憩なしで先を急ぎます!
たしかこの辺から雨が降ってきたんですよ。


全然紅葉って感じじゃないんですが、なんか彩りが綺麗くないですか?

だいぶ下って

高畑山に到着。


走って下ります!


帝国陸軍迷彩三色みたいでカッコいいです。


とにかく走ります!


この日唯一の纏リスちゃん。




雨も本格的になってきましたので
ザックカバーを装着します。




天目指峠に到着!
なんか標識の字が滲んでて汚いの。


とにかくこの日はトレイルランばりに走りました。


上りがちょこちょこあるっちゅね~。


愛宕社を抜けて、


とうとう子の権現に着きました!


庫裏。
もう本降りです(笑)。
ゆっくり見て回りたかったですが、この雨では…。


本堂。
さっと参拝を済ませて、


ネットで見たことある重さ2トンの鉄の草鞋。


夫婦下駄もありました。


デカい仁王像が。
迫力満点。帰宅後調べたら、昭和11年に作られたとのことです。


うーんカッコいい!!


対象物が映ってないから分からないと思いますが、
この2体、ドデカいんですよ。


閉まってる茶屋に腰掛け、カロリー補給。
そしてここで着替えて、雨をはじく薄手のマウンテンパーカーを羽織りました。


とにかく驚愕の大きさの杉(二本杉)があり、


全く意味不な石像もあり、


吾野駅まで急ぎます。


子の権現からしばらくはアスファルトの道で、


急に右手に標識が出てきて、また山道に入り、


有名なうどん屋さん『浅見茶屋』に着きました。
11時から営業のようで、この時点で9時半くらいでしたので
残念ながら寄ることは出来ませんでした。今度車で食べに来るぞぉ!


ここからはアスファルトの道を3kmほど進みます。
雨は霧雨にと弱くなってきてました。


もう299号&川沿いまで出てきました。


線路を下に見ながら進んで行きます。
もうゴールはもう少しです。


この時点で電車が来てしまいました
これを逃すと30分待ちとかでしょうから、
ここから猛ダッシュしました(笑)!
単線につき、上り電車を待つ時間があるかもと思い、一縷の望みをかけて猛ダッシュです。

本当に奇跡的に間に合いました(笑)。
自動券売機探す暇がなくて、千円出して、切符下さいって言ったら、
駅員が手入力して手間取り、
電車が発車しそうに
この電車に乗せて下さいよ!って必死に嘆願したら、駅員が千円をそのまま返してきて、
これ持ってそのまま乗って下さいだって(笑)。
下りてた遮断機も上げてもらい発車3秒前に電車に滑り込みました。
全力の400m走ですよ。
1000の電車に飛び乗ったから、1000に下山、作戦終了ですね。4時間の行程でした。


吾野駅の写真は撮れる訳もなく、
無事車まで帰還したので正丸駅をパシャリ。
ほとんど雨は降っていません。
山の中だけ降っていたんですかね?


アレが伊豆ヶ岳になるのかな?


今回はこのカメレオン2(ブラック)が相棒でした。
もうボロボロな箇所もあるけど、まだまだ付き合ってくれよ。


帰りに寄った温泉施設。
しかし日帰り温泉が11時半から(この時10時30分頃)でしたので残念ながら入れずじまいでした…。


総評です。
鎖場(岩壁、男坂)が有名だったので
それでずっと行ってみたかった山でした。
しかも飯能にあるので、自宅から近いですからね。
いざ登ってみると、鎖場はまあまあ、
登山自体はちょっと物足りないかなって感じです。
そして距離は15kmくらいと長いから飽きますよ。
アップダウンも多かったですが、大したアップダウンではないため、トレイルランニングに向いてる山だと思いました。
もし次行くとしたら伊豆ヶ岳のみ登山してサッと帰りたいですね。
冬は高い山が雪で登れなくなるので、また冬に来るかもしれませんね。

伊豆ヶ岳攻略戦1

2013-10-23 22:00:02 | 修行・訓練
【伊豆ヶ岳】
標高 :851m
メンバー :単独
天気 :曇り後雨
駐車場/登山口:正丸駅→正丸峠→小高山→五輪山→伊豆ヶ岳→古御岳→高畑山→子の権現→吾野駅 縦走
標高差:551m
総歩行距離11.3km


攻略目標の一つでもあった伊豆ヶ岳に単騎で登ってきました!
前日、この日と東京や埼玉南部はどんより曇りでしたがおそらく雨は一滴も降っていないはず。
しかし299号に入ると早朝時点で道路が濡れていたので前夜に雨が降ったのかと思われました。
そしてこの日は曇りでスタートしましたが、スタート1時間半後くらいから霧雨、そしてそこそこ本格的な雨になり、
雨中山行になったのです。

正丸駅にある有料P。1日500円でした。


0600の正丸駅。
まだ空が薄暗い!
駅に登山ポストがありました。
登山ポスト、使ったことない(笑)。
あっそう言えばヘタレのM氏と宮之浦岳登る時、M氏がビビりから届け出してたかな。


駅に向かって左手にある階段を下りていざスタートです!


しばらくは舗装された道路を進みます。
緩やかな上りなのでウォーミングアップに最適な数十分でした。


柚子の幟を見てユズに会いたくなる。


綺麗な沢沿いの道路を進んでいきます。
山に来るといつも思いますが、日本は水が豊富で素晴らしい国ですよね!


そして、ココ!ココ!
予定してたコースはココから入っていくんですよ!
しかし『伊豆ヶ岳』って標識に書いてなくて『馬頭尊』って書いてあるし、ココは馬頭尊ですよ!みたいなことも書いてあったので
登山道じゃないことあえてアピッてるんだろうと思い、スルーし直進しました。
ここが伊豆ヶ岳への最短ルート、かつ泣きの急坂というドSポイントがあるとこなので行きたかったではあるんですが…。
残念。


男塾のように直進行で進むとアスファルトの道が急に山道に変わりました。
しかし頭に叩き込んだルートによると、伊豆ヶ岳登山道に入るまでにこんなに長い距離歩く訳ないなと、道を間違えてるんじゃないかって不安感が消えませんでした。


で、この看板見て予定ルートを誤ったことを完全に理解しましたが、
戻るのは嫌だし、大回りにはなりますが正丸峠を経て伊豆ヶ岳に登れることが分かりましたので一安心。


沢を歩いていく登山道ですが、
真っ暗でしょ!朝方だしちょっと怖かったくらいです。


沢を越え、正丸峠に出る手前です。


ここからは綺麗に整備された歩きやすい登山道を進んで行きます。


小高山…
小高さん?
こんな山予定になかったぞ…。
まさか一番のメインイベント50mの岩壁を登る鎖場を通らないコースなのか?と不安になりました。


小高山からのビュー。
何にも見えません…(笑)。


伊豆ヶ岳に急ぎますが、遠回りコースの為
遠い遠い!
たぶん1時間以上あるいてますが、まだ山頂に着く気配がありません…。


そして五輪山に。
これは予定してた山です!
ここで予定ルートに合流した訳です!!
気持ちが楽になりました。

そしていよいよ…

キターッ!!!


自己責任の男坂(岩壁)です!


ははぁ…。
こりゃあ結構な岩だな。
この時点では雨は降ってないのですが、岩は前夜(たぶん)の雨で完全に濡れていてツルツルでした
慎重に登らないと危ないですね。


斜度40度、50mの岩壁。


半分くらい登って、下を振り返り写真を撮ってみましたが、
滑り落ちたら高速滑り台みたいな感じになってまずアウトでしょうね…。
歳を取って、こういった高所や危険なところが怖くなってきました。


まだあります…。
実は2度ほど足を滑らせ、
腕力だけで宙ぶらりんになりました(笑)。


グローブは必携です。


更に下を振り返ると、
もう一番下は見えません。


岩壁は上りきりました!
後はもう少し登れば頂上っぽいです。


小ピークに立つ。


まあ景色は最悪ですよ(笑)。


この小ピークも結構高いです。


そして着きました!
伊豆ヶ岳です!
遠回りしてしまったから1時間半くらいかかったのかな。




由来は流し読みし、
小走りで先を急ぎました。



つづく