20140819-27 朝日岳~月山~鳥海山~蔵王~吾妻山~磐梯山
H26年8月22日~24日、鳥海山荘が主催する2泊3日の「鳥海山縦走登山」に申し込んだ。
夫が鳥海山登山のために探していた宿で見つけたイベントである。
遠く、山形と秋田の県境にある鳥海山に出かけるのだから、ついでに周辺の山にも
登りたいと、往きに朝日~月山、帰りに蔵王~吾妻山~磐梯山を訪ねることにした。
8/19に埼玉を出発。朝日岳登山口の古寺温泉朝陽館に泊まる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/42/035438ceaa5fdd3a2ab6dc3f42fa2408.jpg)
20140820-21 朝日岳
8/20 朝6時ごろまで雨が降ったりや止んだり。
5,6人のグループが合羽を着て登って行った。
天気の悪い時は、中止にしたがる私だが、今日の宿が山小屋なのと、
近隣に行きたいところがないので、私たちも出発。
ガスで眺望のない中、足元の花を眺めながら登る。
黙々と登って、ふと振り返ったら、霧の合間に小朝日が顔を出したが、朝日岳は見えない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/a0/fe47954a22f0e544df48f608c73baf75.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/3e/44682426793d3c772c228496a63620c8.jpg)
この道の先の霧の中に大朝日小屋が見えているのだが・・・
東北の山小屋なので寝袋で自炊。
山小屋はきれいで、小屋内で調理ができるよう、ステンレス板が用意されている。
私たちのほかに、単独の人と、4人グループが泊まった。
翌朝も雲の中。そそくさと下山して月山そばを食べた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/b3/eb7815e95ea00b4c92cae9b125f3df2a.jpg)
山菜のたっぷり入ったアツアツの汁にそばを入れて食べる。雪国らしい。
20140822 月山
晴れ、でも雷注意報が出ている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/2c/9c8a65df9b96dbf39b37b10f091a5320.jpg)
今日はリフトで山頂往復
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/0b/7a302f984d69db03b1e65517eb5df813.jpg)
草原に覆われた月山はとても気持ちがいい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/5c/5cfeb5f0dbe94de087e467715d972940.jpg)
夏の日差しを浴びて残雪から湯気が立ち上る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/08/9e2fb647b8db26f3583ce00152a1b869.jpg)
頂上(1984m)の月山神社
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/d9/fed360f4dfa0db8c530c3567e7ecbb22.jpg)
神様のお使いは「うさぎ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/7b/66b5faf542a8a0ce34fc4fb319c68792.jpg)
外国人らしい二人。なぜか絵になる。
頂上周辺は見晴らしがよく、ゆっくりしたくなるが・・・
さあ、下山して鳥海山荘へ
20140823 鳥海山縦走
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/9d/6ceec12093be7843e8e5bcf57ea8527f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/9e/f79696d3ea26f55aad636cd1aef0ce2c.jpg)
この夏の大気不安定はどこまでもつきまとう。昨日18時頃から雷が鳴り出し、
夜中雨がザーザー降った。
朝5:00出発だが雨、雲の動きで9時ごろには回復ということで、ホテルから遠い下山予定の
鉾立から登ることに変更になった。移動で1時間ばかり稼げる勘定だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/11/40464273efcc34b2e5482650bf461537.jpg)
登山口近くの広場から、ハクサンシャジンの向こう、鳥海山はあるはずだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/b3/ad3a090ae0723f6425d03865de97ce8e.jpg)
予報通り雲が切れてきて、下界が垣間見られる。風が強い地域なのか風力発電がみえる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/3c/030d3d769aca6d146b754548584174ec.jpg)
標高が上がるにつれガスってくる。晴れていれば素晴らしい景色だろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/da/6f6f9c28d26279921f75ed041ebc4198.jpg)
この方が鳥海山荘の社長さん。約20名のパーティのしんがりを務めてくれている。
ナナカマドの実が赤くきれいだと写真を撮っている。何度も登ってられるだろうが、
山の景色は一期一会。鳥海山をこよなく愛しておられる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/a2/32852d361d1d14e90d2a27d4e468bda4.jpg)
大物忌神社、御室小屋到着。 昼食!
正面に見えているピークは新山ではありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/f5/152c896792dc67290332b1cc0d502234.jpg)
ガスがはれ、急に壁が目の前に迫る。外輪山だそうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/25/f1af75dd6003377314cb170dae58b9ea.jpg)
あれが新山?瓦礫の山だ。溶岩ドームだそうである。
リュックを置いて、ついて行く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/15/8256ae244cc311d479fda81c63fd318d.jpg)
えっ?こんな狭いところ下りるの?
結構な落差だ!久々に緊張!スリル満点!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/a0/3085fd5af03544001c8c301d1664ccb0.jpg)
溶岩ドームの頂上へ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/56/928724f6393404716a4b25f8123f4bbe.jpg)
空が怖いくらいに青く澄んでいる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/b3/74484fa56fe8f5c2afb599f00066f201.jpg)
素晴らしい景色だ! 溶岩が固まると、こんな風になるんだ。
ということは、蓼科山の頂上の石畳?も溶岩ドーム?
一つ一つの石はけっこう大きい。人が小さい。
黄色いヤッケをきた同行の社員の人が、私たちの写真を撮ってくれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/bd/a14fefcf46cb20badc07317ac445d2d4.jpg)
新山を抜けるのは大変だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/44/733cf439a6eecb249ea068c04d6a310c.jpg)
きゃっ、真っ暗!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/f8/76bc2bc2ef6a27058fa35c3871dff906.jpg)
やっと溶岩ドームから抜け出せた。
いよいよ下り。鳥海山らしい景色が続く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/1f/781f2c3c071efda9233691672d92bccb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/a2/dd12a0617e5a8b3044390e3d0c9e6b47.jpg)
いよいよゴールは近くなった。
雪渓の中で余韻を楽しむ。
今日たどったポイント。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/9c/9bdf57efbd266a07916a5c40f063072a.jpg)
鉾立登山口→賽の河原→御浜小屋→御田ヶ原→七五三掛→大物忌神社・御室→
新山(2236m)→七高山(2229.2m)→薊坂→河原宿小屋→八丁坂→滝ノ小屋(湯の台)
朝7時から日没まで、12時間? よく歩きました。
ベテランガイドの柴田肇さんとホテル関係3人が引率してくれた今回の縦走、
温泉有り、弁当、宴会付き、そして私のような写真好きにも、たっぷり時間をくれた、
至れり尽くせりの山歩きでした。
今回は鳥海湖が見られなかったし、天候によってもいろいろコースを選んでくれるみたいなので、
また来年も参加したいと思いました。みなさん、また歩きましょうね!
鳥海山で見つけた花たち
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/5f/f99d715e78742e0981124d423f22035f.jpg)
強い風と湿気のせい? 濡れそぼった感じの鳥海アザミです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/83/22e6564d6166e3b84c5c169289517037.jpg)
イワイチョウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/ce/9b907b38abbdf71404c035df91af3c6c.jpg)
雪渓のそばに、まだ咲いていたヒナザクラ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/83/127ca0312c56df42b0ae5e987c712d6a.jpg)
エチゴキジムシロ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/06/2b7317d8bbd95bccaf07a52856db4c7f.jpg)
イワカガミ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/6b/53cf13a47703419631874ccd5e23bcfc.jpg)
アオノツガザクラ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/4e/7c6edf50d869caa806e447b1fad607b5.jpg)
イワギキョウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/68/9e2a20e0221118a113859bdd67085546.jpg)
イワブクロ
鳥海山が南限?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/e7/9208f8d9f2848cc51d45027149a2fb5f.jpg)
可愛いウサギギク
20140824 蔵王山 - 真壁仁の碑
坊平スキー場のペンションから刈田岳と熊野岳を周遊する。
夫が考えてくれたコース。いつもながら予備知識なしでついて行く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/d6/9308c3957d8234f36c42456be5be42b8.jpg)
ペンションからの景色
蔵王というと、温泉やスキー場が有名で、観光地というイメージだが、
百名山である。歩いてみると登山スタイルのハイカーがたくさんいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/02/a11ebae8d8115bff2a6565799e2e9b7b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/73/1fc09921ac9862c4e5b5b63b284deee8.jpg)
木道が整備されたお花畑もあるし、トレッキングコースいろいろある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/2a/f43ec55b4048297620b64145e9c0dba7.jpg)
お花畑で見かけたアサギマダラ
真壁仁の詩碑
ペンション近くの登山口の公園?にあった碑の詩が心に残った。
残ったというより、グサッと来た。
なぜここに、この詩碑があるのか、わからないが、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/0c/780d8fcac468609dd43dab3082057699.jpg)
~峠は決定をしいるところだ
風景はそこで綴じあっているが
ひとつをうしなうことなしに
別個の風景にはいっていけない
大きな喪失に耐えてのみ
あたらしい世界がひらける
峠にたったとき
すぎ来しみちはなつかしく
ひらけくる道はたのしい
真壁 仁 ~
なんだか「わらしべ長者」の話に似ているが、
決定を、先延ばし、断捨離のできない私には、苦言だ。
気になるので、ネットで調べたら・・・
詳しくは、こちらでどうぞ。
http://blogs.yahoo.co.jp/jm55mk17/39818769.html
20140825 高湯温泉泊
20140826 雨のため、吾妻山登山は中止
福島市にある古関裕而記念館を訪ねる
幼いころからNHKラジオで耳なじんでいる曲から、
「君の名は」「長崎の鐘」「東京オリンピックマーチ」
など、作品は5000曲以上にのぼる。
なかでも、早稲田/慶応の応援歌、阪神/巨人の応援歌といった
ライバルチーム双方の作品を送り出しているのが、面白い。
そこでお土産に買ったのが
「風景の調べ」というスケッチ集
作曲だけでなく絵も描くのである。もう天才!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/06/ab9f736fcb0122cd577edac1942ec33f.jpg)
絵を画くことと、曲を作ることは似ている点が多い…(古関裕而スケッチ集より)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/39/785f02dc1e8ed7d9d33c0eb99f279846.jpg)
故郷の山は安達太良山? (古関裕而スケッチ集より)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/89/97f024b652fe7c5f049f5da58584abc8.jpg)
(古関裕而スケッチ集より)
スケッチとともにメモが書かれている。
今でいえばブログといった感じかな(笑)
今年は没後25年だそうである
そしてこの記念館で、この「ばんだい高原国際音楽祭2014」の
ポスターを見つけたのである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/a2/5b13ad01fa4598d3d6bbb4b1abe0a72f.jpg)
わが街で演奏してくれた、ギタリストの松尾俊介さんの顔を見つけて嬉しくなった。
今日は磐梯山の麓のペンションに泊まり、明日磐梯山に登る予定なのだ。
20140827 磐梯山
天気がイマイチである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/10/a9c9ab783238f8b0d8eb96759e13cbbc.jpg)
蕎麦の花がきれいだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/4f/b2f0a2429ca1a332d9fe04a97c2c30be.jpg)
麓近くになって、ようやく見えた猪苗代湖。
雨ではなかったが、ガスっていて頂上では何も見えなかった。
でも、昨日見つけた「ばんだい高原国際音楽祭」が10/11-13に開かれる。
なんとオカリナを吹けば音楽祭に出させてくれるという。
初めての人でも、県外の人でも!
こうなったら10月なら、紅葉? 秋晴れ?
磐梯山再挑戦と、音楽祭出場をめざして、また来ようと決めた。
20141010-12 「ばんだい高原国際音楽祭」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/4d/1f33181ed14d4fc5ad83c32f84268036.jpg)
その10/10の磐梯山登山は曇り、ちょっと紅葉。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/e5/661a611f505339850a994ffca4071163.jpg)
11,12日の音楽祭はピーカンの晴れ。
音楽祭の会場「学びいな」のある公園から、磐梯山を望む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/af/aac4ef863ae745b912f6d95030c07a46.jpg)
善久(Zenkyu)と「猪苗代オカリナ隊」on ステージ。
初対面の人たちと、たった1回あわせただけで本番。でも感動!
その時の様子は、福島放送で放映され、You-tubeで見ることができる。
下のURLをクリックしてみて
http://www.youtube.com/watch?v=VtxKkXvd4uk
以上、「鳥海山縦走の旅 2014」は お・わ・り
H26年8月22日~24日、鳥海山荘が主催する2泊3日の「鳥海山縦走登山」に申し込んだ。
夫が鳥海山登山のために探していた宿で見つけたイベントである。
遠く、山形と秋田の県境にある鳥海山に出かけるのだから、ついでに周辺の山にも
登りたいと、往きに朝日~月山、帰りに蔵王~吾妻山~磐梯山を訪ねることにした。
8/19に埼玉を出発。朝日岳登山口の古寺温泉朝陽館に泊まる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/42/035438ceaa5fdd3a2ab6dc3f42fa2408.jpg)
20140820-21 朝日岳
8/20 朝6時ごろまで雨が降ったりや止んだり。
5,6人のグループが合羽を着て登って行った。
天気の悪い時は、中止にしたがる私だが、今日の宿が山小屋なのと、
近隣に行きたいところがないので、私たちも出発。
ガスで眺望のない中、足元の花を眺めながら登る。
黙々と登って、ふと振り返ったら、霧の合間に小朝日が顔を出したが、朝日岳は見えない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/a0/fe47954a22f0e544df48f608c73baf75.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/3e/44682426793d3c772c228496a63620c8.jpg)
この道の先の霧の中に大朝日小屋が見えているのだが・・・
東北の山小屋なので寝袋で自炊。
山小屋はきれいで、小屋内で調理ができるよう、ステンレス板が用意されている。
私たちのほかに、単独の人と、4人グループが泊まった。
翌朝も雲の中。そそくさと下山して月山そばを食べた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/b3/eb7815e95ea00b4c92cae9b125f3df2a.jpg)
山菜のたっぷり入ったアツアツの汁にそばを入れて食べる。雪国らしい。
20140822 月山
晴れ、でも雷注意報が出ている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/2c/9c8a65df9b96dbf39b37b10f091a5320.jpg)
今日はリフトで山頂往復
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/0b/7a302f984d69db03b1e65517eb5df813.jpg)
草原に覆われた月山はとても気持ちがいい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/5c/5cfeb5f0dbe94de087e467715d972940.jpg)
夏の日差しを浴びて残雪から湯気が立ち上る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/08/9e2fb647b8db26f3583ce00152a1b869.jpg)
頂上(1984m)の月山神社
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/d9/fed360f4dfa0db8c530c3567e7ecbb22.jpg)
神様のお使いは「うさぎ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/7b/66b5faf542a8a0ce34fc4fb319c68792.jpg)
外国人らしい二人。なぜか絵になる。
頂上周辺は見晴らしがよく、ゆっくりしたくなるが・・・
さあ、下山して鳥海山荘へ
20140823 鳥海山縦走
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/9d/6ceec12093be7843e8e5bcf57ea8527f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/9e/f79696d3ea26f55aad636cd1aef0ce2c.jpg)
この夏の大気不安定はどこまでもつきまとう。昨日18時頃から雷が鳴り出し、
夜中雨がザーザー降った。
朝5:00出発だが雨、雲の動きで9時ごろには回復ということで、ホテルから遠い下山予定の
鉾立から登ることに変更になった。移動で1時間ばかり稼げる勘定だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/11/40464273efcc34b2e5482650bf461537.jpg)
登山口近くの広場から、ハクサンシャジンの向こう、鳥海山はあるはずだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/b3/ad3a090ae0723f6425d03865de97ce8e.jpg)
予報通り雲が切れてきて、下界が垣間見られる。風が強い地域なのか風力発電がみえる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/3c/030d3d769aca6d146b754548584174ec.jpg)
標高が上がるにつれガスってくる。晴れていれば素晴らしい景色だろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/da/6f6f9c28d26279921f75ed041ebc4198.jpg)
この方が鳥海山荘の社長さん。約20名のパーティのしんがりを務めてくれている。
ナナカマドの実が赤くきれいだと写真を撮っている。何度も登ってられるだろうが、
山の景色は一期一会。鳥海山をこよなく愛しておられる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/a2/32852d361d1d14e90d2a27d4e468bda4.jpg)
大物忌神社、御室小屋到着。 昼食!
正面に見えているピークは新山ではありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/f5/152c896792dc67290332b1cc0d502234.jpg)
ガスがはれ、急に壁が目の前に迫る。外輪山だそうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/25/f1af75dd6003377314cb170dae58b9ea.jpg)
あれが新山?瓦礫の山だ。溶岩ドームだそうである。
リュックを置いて、ついて行く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/15/8256ae244cc311d479fda81c63fd318d.jpg)
えっ?こんな狭いところ下りるの?
結構な落差だ!久々に緊張!スリル満点!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/a0/3085fd5af03544001c8c301d1664ccb0.jpg)
溶岩ドームの頂上へ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/56/928724f6393404716a4b25f8123f4bbe.jpg)
空が怖いくらいに青く澄んでいる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/b3/74484fa56fe8f5c2afb599f00066f201.jpg)
素晴らしい景色だ! 溶岩が固まると、こんな風になるんだ。
ということは、蓼科山の頂上の石畳?も溶岩ドーム?
一つ一つの石はけっこう大きい。人が小さい。
黄色いヤッケをきた同行の社員の人が、私たちの写真を撮ってくれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/bd/a14fefcf46cb20badc07317ac445d2d4.jpg)
新山を抜けるのは大変だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/44/733cf439a6eecb249ea068c04d6a310c.jpg)
きゃっ、真っ暗!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/f8/76bc2bc2ef6a27058fa35c3871dff906.jpg)
やっと溶岩ドームから抜け出せた。
いよいよ下り。鳥海山らしい景色が続く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/1f/781f2c3c071efda9233691672d92bccb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/a2/dd12a0617e5a8b3044390e3d0c9e6b47.jpg)
いよいよゴールは近くなった。
雪渓の中で余韻を楽しむ。
今日たどったポイント。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/9c/9bdf57efbd266a07916a5c40f063072a.jpg)
鉾立登山口→賽の河原→御浜小屋→御田ヶ原→七五三掛→大物忌神社・御室→
新山(2236m)→七高山(2229.2m)→薊坂→河原宿小屋→八丁坂→滝ノ小屋(湯の台)
朝7時から日没まで、12時間? よく歩きました。
ベテランガイドの柴田肇さんとホテル関係3人が引率してくれた今回の縦走、
温泉有り、弁当、宴会付き、そして私のような写真好きにも、たっぷり時間をくれた、
至れり尽くせりの山歩きでした。
今回は鳥海湖が見られなかったし、天候によってもいろいろコースを選んでくれるみたいなので、
また来年も参加したいと思いました。みなさん、また歩きましょうね!
鳥海山で見つけた花たち
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/5f/f99d715e78742e0981124d423f22035f.jpg)
強い風と湿気のせい? 濡れそぼった感じの鳥海アザミです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/83/22e6564d6166e3b84c5c169289517037.jpg)
イワイチョウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/ce/9b907b38abbdf71404c035df91af3c6c.jpg)
雪渓のそばに、まだ咲いていたヒナザクラ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/83/127ca0312c56df42b0ae5e987c712d6a.jpg)
エチゴキジムシロ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/06/2b7317d8bbd95bccaf07a52856db4c7f.jpg)
イワカガミ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/6b/53cf13a47703419631874ccd5e23bcfc.jpg)
アオノツガザクラ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/4e/7c6edf50d869caa806e447b1fad607b5.jpg)
イワギキョウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/68/9e2a20e0221118a113859bdd67085546.jpg)
イワブクロ
鳥海山が南限?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/e7/9208f8d9f2848cc51d45027149a2fb5f.jpg)
可愛いウサギギク
20140824 蔵王山 - 真壁仁の碑
坊平スキー場のペンションから刈田岳と熊野岳を周遊する。
夫が考えてくれたコース。いつもながら予備知識なしでついて行く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/d6/9308c3957d8234f36c42456be5be42b8.jpg)
ペンションからの景色
蔵王というと、温泉やスキー場が有名で、観光地というイメージだが、
百名山である。歩いてみると登山スタイルのハイカーがたくさんいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/02/a11ebae8d8115bff2a6565799e2e9b7b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/73/1fc09921ac9862c4e5b5b63b284deee8.jpg)
木道が整備されたお花畑もあるし、トレッキングコースいろいろある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/2a/f43ec55b4048297620b64145e9c0dba7.jpg)
お花畑で見かけたアサギマダラ
真壁仁の詩碑
ペンション近くの登山口の公園?にあった碑の詩が心に残った。
残ったというより、グサッと来た。
なぜここに、この詩碑があるのか、わからないが、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/0c/780d8fcac468609dd43dab3082057699.jpg)
~峠は決定をしいるところだ
風景はそこで綴じあっているが
ひとつをうしなうことなしに
別個の風景にはいっていけない
大きな喪失に耐えてのみ
あたらしい世界がひらける
峠にたったとき
すぎ来しみちはなつかしく
ひらけくる道はたのしい
真壁 仁 ~
なんだか「わらしべ長者」の話に似ているが、
決定を、先延ばし、断捨離のできない私には、苦言だ。
気になるので、ネットで調べたら・・・
詳しくは、こちらでどうぞ。
http://blogs.yahoo.co.jp/jm55mk17/39818769.html
20140825 高湯温泉泊
20140826 雨のため、吾妻山登山は中止
福島市にある古関裕而記念館を訪ねる
幼いころからNHKラジオで耳なじんでいる曲から、
「君の名は」「長崎の鐘」「東京オリンピックマーチ」
など、作品は5000曲以上にのぼる。
なかでも、早稲田/慶応の応援歌、阪神/巨人の応援歌といった
ライバルチーム双方の作品を送り出しているのが、面白い。
そこでお土産に買ったのが
「風景の調べ」というスケッチ集
作曲だけでなく絵も描くのである。もう天才!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/06/ab9f736fcb0122cd577edac1942ec33f.jpg)
絵を画くことと、曲を作ることは似ている点が多い…(古関裕而スケッチ集より)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/39/785f02dc1e8ed7d9d33c0eb99f279846.jpg)
故郷の山は安達太良山? (古関裕而スケッチ集より)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/89/97f024b652fe7c5f049f5da58584abc8.jpg)
(古関裕而スケッチ集より)
スケッチとともにメモが書かれている。
今でいえばブログといった感じかな(笑)
今年は没後25年だそうである
そしてこの記念館で、この「ばんだい高原国際音楽祭2014」の
ポスターを見つけたのである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/a2/5b13ad01fa4598d3d6bbb4b1abe0a72f.jpg)
わが街で演奏してくれた、ギタリストの松尾俊介さんの顔を見つけて嬉しくなった。
今日は磐梯山の麓のペンションに泊まり、明日磐梯山に登る予定なのだ。
20140827 磐梯山
天気がイマイチである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/10/a9c9ab783238f8b0d8eb96759e13cbbc.jpg)
蕎麦の花がきれいだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/4f/b2f0a2429ca1a332d9fe04a97c2c30be.jpg)
麓近くになって、ようやく見えた猪苗代湖。
雨ではなかったが、ガスっていて頂上では何も見えなかった。
でも、昨日見つけた「ばんだい高原国際音楽祭」が10/11-13に開かれる。
なんとオカリナを吹けば音楽祭に出させてくれるという。
初めての人でも、県外の人でも!
こうなったら10月なら、紅葉? 秋晴れ?
磐梯山再挑戦と、音楽祭出場をめざして、また来ようと決めた。
20141010-12 「ばんだい高原国際音楽祭」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/4d/1f33181ed14d4fc5ad83c32f84268036.jpg)
その10/10の磐梯山登山は曇り、ちょっと紅葉。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/e5/661a611f505339850a994ffca4071163.jpg)
11,12日の音楽祭はピーカンの晴れ。
音楽祭の会場「学びいな」のある公園から、磐梯山を望む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/af/aac4ef863ae745b912f6d95030c07a46.jpg)
善久(Zenkyu)と「猪苗代オカリナ隊」on ステージ。
初対面の人たちと、たった1回あわせただけで本番。でも感動!
その時の様子は、福島放送で放映され、You-tubeで見ることができる。
下のURLをクリックしてみて
http://www.youtube.com/watch?v=VtxKkXvd4uk
以上、「鳥海山縦走の旅 2014」は お・わ・り