昨日こんな記事を読んでからいろいろ考えたり思い出したりしたこと。
世界2位の米富豪が寄付、慈善団体に4兆3000億円
【ニューヨーク=北山文裕】米国の著名投資家、ウォーレン・バフェット氏(75)は25日、保有資産の大半を慈善団体に寄付する意向を表明した。
米経済誌フォーチュンなど米メディアによると、同氏は会長を務める米バークシャー・ハサウェイの保有株式の約85%を7月から段階的に五つの慈善団体に寄贈する。
寄付総額は約370億ドル(約4兆3000億円)近くに達する見込み。
このうち8割強は米マイクロソフトのビル・ゲイツ会長が設立・運営する慈善団体「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ基金」に寄付される見込みだ。バフェット氏も慈善団体を設立・運営してきたが、旧知のゲイツ氏の活動に共鳴しており、ゲイツ氏の財団に資産を集約することで資金の有効活用が図れると判断したという。
ひょえ~~すごい~~~4兆3000億円って、想像できない金額だぁ…。
それで、夫の仕事関係で付き合いのある人の実兄の話を思い出した。
その彼は、アメリカのある有名な会社のオーナーである。
子供かかなりのお年寄りでない限り、日本人でもほぼ全員がこの会社の名前=代表的な商品名を知っていると思う。
そんな会社のオーナーだから、好きな車ならなんでも手に入れられると思いきや、彼は何年も続けて、中古の日本車に乗っていた。
最近車を買い換えたそうだが、また中古の日本車だそうだ。
そして彼もかなりの金額を教会や慈善団体へ寄付しているという。
彼いわく、「お金は出さなければいけない、出さなければ自分に帰ってこない」とのこと。
これは私の母もよく言っている言葉だった。
うちの夫も、こどもがはじめに入学した学校のファンドレイジング(寄付集めの催し物)のディナーの時、1テーブル12人分のチケットを買い、それ以外にも寄付をした。
結局その後、こどもは他の学校へ転校することになったのだが。
私はまだ下衆な人間だから一瞬「なんだかもったいなかったなーー」と思ったのだが、夫は違ってた。
「あそこでたくさん寄付をしたから、結果的にその後希望校に転校できたんだよ」と。
夫は友人夫婦が運営するアフリカの学校への寄付や、里親制度での毎月の金額援助
などもやっているが、全てこれ
「じぶんのこどものため」
にやっているのだそうだ。
誤解のないように書いておくがうちはお金持ちではない。今だ借家住まいだし
…でも↑も夫に言わせれば「たとえ1ドルしか持ってなくたってお金持ちなんだよ~~」なんである
それでまた思いだしたがある時、こどもの友達にこんな質問をされた。
「ねえねえ、○○ちゃん(うちのこどもの名前)のおうちって、おかねもち?」
そこで↑の夫の話を思い出した私、胸を張って
「うん!お金持ちだよ!」
と答えた。
その子、目を見張って「ふう~~ん!」って顔してた。
はっは~~なんだか気持ちが大きくなって楽しかった。別にこれって、子供騙した訳じゃないよね…。
昨日ポテトサラダをたくさん作ったので、今朝は食パンを焼いてテーブルに出した。
砂糖不使用でローカロリーだからイイよ!と夫が買ってきたジャム(写真)があるのだが、私はなんか甘くないジャムなんて変~~。と文句を言っていた。
夫も私も実は今朝まで瓶をよく見ていなかったのだが、ラベルにはこう書いてあった。
There's a simple reason why our company is called FIFTY 50. We contribute half of the profits from the sales of all our products to diabetes research. ・・・・
をを~!すごい!商品名からしてコンセプトが明確で潔い会社だ!!今まで気づかなくてゴメンナサ~イ…。
元々は糖尿病の人向けの商品だが、それの総売り上げの半分も糖尿病の調査の為に寄付してしまうなんて素晴らしい!
私は砂糖の害はわかってはいるけど、砂糖不使用甘味料に関してもちょっと危ないものもあるんじゃないの…と思ってはいるのだが、とりあえずこの会社の「思い」にはおおいに賛同し、続けてここのジャムも買ってもOK、ということにした。(食べるのは夫こどもだが…私は朝食を摂らないのでジャムパンはほとんど食べる機会がない)
私も土曜日の朝はせっせと自ら街頭に立つ寄付集めの学生に寄って行き、袋にはコインしか入らないのでお財布に10ドル玉があればそれを入れ、こどもが一緒であればこどもも別にコインを入れさせる。
それから左のブックマークにも載せているが、これもコツコツやっている。
上に比べれば私のやってる寄付なんてお恥ずかしい微々たるものだけど…。
あ、あと寄付に関して面白い話を先週夫から聞いたのだけど、いろいろうろ覚えなので後でよく確かめてみてからまたアップしてみたいと思います。