どの世界もおじいちゃん、おばあちゃんは孫が可愛い。
そしていつも大量のお菓子を孫に買い与える現象もどこも同じらしい。
私はこどもが2才まではアイスクリーム厳禁、3歳まではチョコレート厳禁にしていた。
(あれ?それぞれ1年+だったかな?も~忘れちゃったよ)
いくら義父母の甘い誘惑があっても、鬼のように突っぱねていた。
おかげでまだ虫歯は一本もなし。(ちなみに昨日また乳歯が取れた)
その代わり、解禁後は結構アマちゃんである。
食事直前とかでない限り、わりと制限なしで食べさせている。
まあこどもも自己抑制がちゃんと効くのでその点は安心なのだが。
義父母はスープのさめない距離に住んでいて、当然のごとくしょっちゅう顔を合わせるのだが、来るときは必ず手土産にお菓子やジュースや果物を持ってきてくれる。
おかげでうちではお菓子をほとんど買ったことがない…。
しかし持ってきてくれるのはいつも甘~いチョコチップクッキーとか、クリームサンドクッキーの類がほとんど。
義父母世代って、やっぱり「甘い」のがいいんだろうね。
しかしこどもも私も、たまにならいいがこんな甘いのさすがに毎日は食べられない。
食べきれず、クッキーがどんどんどんどんたまっていく。
それでもさすがに「持ってこないで」とか「甘くないお菓子を」とかのリクエストは彼らの心情を考えるとしたくない。
を見て、私もやってみよう!と思い立った。
私はもともといつも食パンには牛乳、卵、バターやマーガリンは入れないのでここでも入れない。
クッキーの大量消費が目的だから、クッキーは多目に入れて砂糖は控える。
いつも強力粉と全粒粉の半々で作るから、ここでも全粒粉をたくさん入れる。
だから元のレシピとは全くかけ離れたレシピになってしまった。
記念すべき第一号は元レシピと同じオレオクッキー入り。
真っ黒なチョコレートカラーのパンだ。
全粒粉入りだし、卵やバター無しのせいか、あまり釜伸び(縦にふくらむ)はしないのだが、それでも一応パンらしく出来上がった。
何もつけなくても甘い。
こどもはオレオクッキーのイメージがあったからか最初は、
「味がなーい」
って言っていたが、
「うん、よく噛むと甘いよ」
となかなかお気に入りの様子。
市販の甘いパンは相当な量の砂糖が入っているんだろうなあ。恐ろしい~。
私が午後ちょっとつまむおやつにもいい感じ。
それからは余剰在庫を減らすべく、せっせとクッキーを入れてパンを焼いている。
成形してオーブンで焼けばもっと見栄えがいいのかもしれないが、面倒なのでそのまんま食パンにし、ただスライスするだけ。
クッキーだけではなく、チョコに関しては舌の肥えてしまったこどもが不味いといって大不評、放置状態だったDoveのチョコレート(徳芙)でも試してみた。
(リンクからいろいろ見てみたが中国産のDoveはやっぱり不味いとの声が)
中に入っているナッツもろとも刻んでミックスコールの時に混ぜる。
これもいける。
こどもも美味しいと言って食べた。
「へっへぇ~それはあなたがマズイといって食べなかったチョコが入ってるんだよ~ん」
と心で思ったがそれは黙っておいた。
考えてみるとものすごい邪道だし身体にいい訳じゃないけどまあ捨てることを考えたらましかなあって事で…。
追記:嘘ついちゃいかんと思うので。(嘘じゃないけど)
上のマズイチョコレートのパンはやっぱりこどもの食いつきが悪かった。
実は美味しいといって食べたのはほんの数口だった。
残りは仕方なく私が食べたが…。
クッキー入りパンはおすすめですがやはりマズイやつはやめませう。(教訓)