りんりんブロ具

更新は不定期です。書きたくなったらぼちぼち書きます。

お菓子の家

2006-12-23 | 食いしんボン
昨日は冬至
香港では、この日は家族みんなで一緒に食事をする日、と決まっている。
小さい会社だと早く帰ってもいいよ~、といわれるくらい、この日は香港の人たちにとって大切な日らしい。
 
予定していたレストランがすべて満席だった(予約するのが遅すぎ!)ので、義父母の家で食事をすることに。
そこで、お土産に持っていこうと、こどもと一緒にお菓子の家を作った。
材料は全部市販品。簡単~~♪

お皿は毎年こどもの誕生日のデコレーションケーキで大活躍しているIKEAのプラスチックトレー。 (ケーキ専用にしてます。お盆としては使ってません)
レモン汁と粉砂糖で作ったアイシングをノリがわりにして、ウエハースで土台の家を作り、またアイシングと粉砂糖で雪を作って、その後思い思いにお菓子でデコレーション。
アイシングも、本来は卵の白身を使うのだが、なくても十分できる。粉砂糖+水よりも、レモンジュース(私はもっとお手軽に瓶入りのを使用)で作ると、さわやかな味になってくどくなく、抵抗なく食べられる。
 
こんな感じ

玄関?部分

こどものアイディア

夕食後に、みんなでお家の屋根や壁をベリベリはがして食べた。なんか、「モノを破壊する」っていう感じが意外と面白かった。
これ、子供がたくさんいるパーティーだったら受けるだろうなあ。

楽しかった~♪簡単なので、皆様もどうぞお試し下さいね。


すごい!

2006-08-08 | 食いしんボン

日本での更新はしないつもりだったけど、あんまり面白い記事を読んだので記録しとこうと思って...。

猛暑の日には車内でクッキー作り=米ニューハンプシャー州

【ライブドア・ニュース 08月07日】- AP通信によると、米ニューハンプシャー州ベッドフォードには、猛暑の日に車のダッシュボードを使って、クッキー作りにいそしむ女性がいるそうだ。

  この女性はサンディ・フォンティーヌさんで、熱波の続く米国で2日、愛車のトヨタRav4のダッシュボードの上に、クッキーの生地を並べたバットを2つ置き、車のドアを閉め、自分はそのままエアコンの効いた涼しいオフィスで用事を済ませ、戻ってくる頃には、クッキーが焼きあがっているそうだ。

  フォンティーヌさんは、実は3年前初めてダッシュボードをオーブンとして利用したクッキー作りに成功した。「車のドアを開けるとね、『わあっ』て思わず叫んでしまうほど、これが本当にいい匂いなの」と嬉しそうに話す。その独特の製法について、誰でも簡単にできると言うが、条件として、外気温がセ氏35度以上であることが大切で、そうすると車内温度がセ氏で100度近くになるのだという。2日の外気温はセ氏35度前後であった。焼きあがったクッキーをオフィスの同僚に振舞うのだそうだ。 【了】

ライブドア・ニュース 児玉直美記者/nk
 
今日の日本(私の実家)では確実に焼けたな。
それにしても車内温度が100度って...。
子供を車内に放置する馬鹿親がたまにいるが、それってまるで子供をオーブンに入れるようなものだね。


ケーキ三昧

2006-06-23 | 食いしんボン
先週の日曜日は、父の日だった。
ビュッフェ命のこどもに甘い夫、予約したのは去年と同じ香港ゴールドコーストホテル
 
今年の母の日もそうだったが、父の日もここは今年で3年目。
 
やっぱり今年も父の日は地味だ。
母の日は写真撮影サービスあり、カーネーションとペンダントのプレゼントまであり、またケーキコーナーにはチョコレートで作った
Happy Mother's Day のメッセージがでかでかと出ていたし、料理も豪華版だったが…。
 
父の日は、普通の日と全く同じ、普通のビュッフェだった。
サービスもプレゼントもなし。
席はそこそこ満席に近かったが、母の日の時のようにロビー近くまではみ出ているということはなかった。
 
そして、以前より野菜メニューは少なく、ほんとにほとんど食べられるものがなかった。
そのへんは父の日だからかなあ。お父さんには肉をたべてもらおう!ってイメージなのかなあ。
(わかってたら行くな!と言われそうですがこれはこどもへのご褒美と義父母孝行も兼ねているので)
 
普段ならがっくりだが、しかししかししかし!
デザートだけは母の日よりもずっと充実していた。ふっふっふ…。
前にも書いたが私はここの焼き菓子が大大大好物なので、
 
「今日はケーキを食べて食べて食べまくるよーん!」と決めた。
こどもにも、「私もそうするから、あなたも今日ははじめっから甘いのガンガンいっちゃっていいからね~~」と宣言。
(こどもも食べられるものがなくて途方にくれていた)
 
あ、ちなみに最近卵がどうのだの牛乳が身体に悪いだの書いているが、私と家族はまだデザート系は普通に食べられる。ここをご覧のビーガンベジタリアンの方まだそういう訳ですのですみません
乳製品卵入りもあり。(ラード入りはもちろんNGだけど、たまに入ってたりするのかなあ…。)
牛乳も卵もそれだけだと生臭く感じるので、自分で作る分には極力量を減らしてきてはいるが、まだ「美味しい」と思えるお菓子などは制限なく食べている。
 
また私はお菓子通ではない。
こどもがいるからたまにおやつは一緒に食べるものの、自分からケーキを買ったりお菓子を買ってまで食べたいとは普通思わない。
でもそんな私が目の色を変えてしまうくらいここのケーキは好みだ。それも「重いタイプ」。
 
私は他の料理は見もしないで、そそくさとレタスとラタトイュっぽいのとパパイヤを一切れ食べてから、すぐにデザートに突入
オープン6時半と同時に入ったから、私が一番デザート早く食べ始めたかも。
これじゃデザートビュッフェと全く同じだ。
 
たぶんコストがかかるであろう、母の日にあったシュガーケーキはなかったが、他にも私の好きなどっしりにっちゃり系のデザート数種。
ほとんどがあらかじめ小さくカットされている。
ムース系ゼリー系シュークリーム系ふわふわケーキ系タイデザート系はすっ飛ばしてどっしり系ばかりチョイス。
 
チョコレートケーキ、チーズケーキ、キャロットケーキ、くるみケーキ、レモン味ケーキ。それからクッキー数種を全種類。
全部、超(死語?)私の好み~~~~~!おいちい、美味しすぎる~~~~!
特に正式名称はわからないが、レモン味のにっちゃり系の上にココナツファインを乗せて焼いたお菓子には完全にノックアウト。
ものすごーく甘くて普通だったら「うげっ!」となるようなタイプなのだが、レモンが絶妙に効いていて実にさわやか。
くるみケーキは逆に甘さをぐぐぐっと抑えて、軽く仕上げてあって、くるみとココアの香ばしさが前面に出ている。
どちらも味のバランスというか分量の計算がパーフェクト!
皆おんなじような味のケーキを数並べているのではなくて、ちゃんとメリハリが効いている品揃え。
んん、最高~~~。
 
いつも「箱詰め山盛り買って帰りたい…。」と思ってしまうクッキーも今日はたくさんあった。
でもそんなことをしたら私ひとりで全部一度に食べきってしまうだろうから実現はしていない。
(普段私はクッキーより断然おせんべい派ではあるが)
 
いやー食べた食べた食べた。こんなにケーキばっかり食べたのは久しぶり。満足満足~。
こどもも大好きなチョコレートケーキとプリンと豆腐花とアイスクリームで大満足。
もうすっかり父の日だって事は忘れきっていた。ごめん夫。
 
 
こんなにベタ褒めしてるが、あくまでもこれは「私の好み」なのでご了承下さい。
もし試してみてお口に合わなかったらゴメンナサイ~~。
 
 
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リサイクルパン?

2006-05-30 | 食いしんボン
どの世界もおじいちゃん、おばあちゃんは孫が可愛い。
そしていつも大量のお菓子を孫に買い与える現象もどこも同じらしい。
 
私はこどもが2才まではアイスクリーム厳禁、3歳まではチョコレート厳禁にしていた。
(あれ?それぞれ1年+だったかな?も~忘れちゃったよ)
いくら義父母の甘い誘惑があっても、鬼のように突っぱねていた。
おかげでまだ虫歯は一本もなし。(ちなみに昨日また乳歯が取れた)
 
その代わり、解禁後は結構アマちゃんである。
食事直前とかでない限り、わりと制限なしで食べさせている。
まあこどもも自己抑制がちゃんと効くのでその点は安心なのだが。
チョコレートなどは、ここでも書いたが夫自ら進んで一緒に食べてるくらいだし…。
 
義父母はスープのさめない距離に住んでいて、当然のごとくしょっちゅう顔を合わせるのだが、来るときは必ず手土産にお菓子やジュースや果物を持ってきてくれる。
おかげでうちではお菓子をほとんど買ったことがない…。
 
しかし持ってきてくれるのはいつも甘~いチョコチップクッキーとか、クリームサンドクッキーの類がほとんど。
義父母世代って、やっぱり「甘い」のがいいんだろうね。
しかしこどもも私も、たまにならいいがこんな甘いのさすがに毎日は食べられない。
 
食べきれず、クッキーがどんどんどんどんたまっていく。
それでもさすがに「持ってこないで」とか「甘くないお菓子を」とかのリクエストは彼らの心情を考えるとしたくない。
 
 
ある時、ホームベーカリーのパン作りでは大変有名なこの方のサイトこのパン
を見て、私もやってみよう!と思い立った。
 
私はもともといつも食パンには牛乳、卵、バターやマーガリンは入れないのでここでも入れない。
クッキーの大量消費が目的だから、クッキーは多目に入れて砂糖は控える。
いつも強力粉と全粒粉の半々で作るから、ここでも全粒粉をたくさん入れる。
だから元のレシピとは全くかけ離れたレシピになってしまった。
 
記念すべき第一号は元レシピと同じオレオクッキー入り。
真っ黒なチョコレートカラーのパンだ。
 
全粒粉入りだし、卵やバター無しのせいか、あまり釜伸び(縦にふくらむ)はしないのだが、それでも一応パンらしく出来上がった。
何もつけなくても甘い。
こどもはオレオクッキーのイメージがあったからか最初は、
「味がなーい」
って言っていたが、
「うん、よく噛むと甘いよ」
となかなかお気に入りの様子。
 
市販の甘いパンは相当な量の砂糖が入っているんだろうなあ。恐ろしい~。
 
こどもは毎日学校におやつを持っていくのだが、このパンはそれにぴったり。
私が午後ちょっとつまむおやつにもいい感じ。
 
それからは余剰在庫を減らすべく、せっせとクッキーを入れてパンを焼いている。
成形してオーブンで焼けばもっと見栄えがいいのかもしれないが、面倒なのでそのまんま食パンにし、ただスライスするだけ。
 
クッキーだけではなく、チョコに関しては舌の肥えてしまったこどもが不味いといって大不評、放置状態だったDoveのチョコレート(徳芙)でも試してみた。
(リンクからいろいろ見てみたが中国産のDoveはやっぱり不味いとの声が)
中に入っているナッツもろとも刻んでミックスコールの時に混ぜる。
これもいける。
こどもも美味しいと言って食べた。
 
「へっへぇ~それはあなたがマズイといって食べなかったチョコが入ってるんだよ~ん」
 
と心で思ったがそれは黙っておいた。
 
考えてみるとものすごい邪道だし身体にいい訳じゃないけどまあ捨てることを考えたらましかなあって事で…。
 
追記:嘘ついちゃいかんと思うので。(嘘じゃないけど)
上のマズイチョコレートのパンはやっぱりこどもの食いつきが悪かった。
実は美味しいといって食べたのはほんの数口だった。
残りは仕方なく私が食べたが…。
クッキー入りパンはおすすめですがやはりマズイやつはやめませう。(教訓)
 
 
 
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ごまドレッシング

2006-05-11 | 食いしんボン
先週末、たまたまウォンポーのジャスコに行ったら、改装のための閉店セールをやっていた。
そこで見つけたこれ
 
ごまドレッシング
 
ジャスコのオリジナルのトップバリュー製品だ。
380ml入り(結構たっぷり)で、元々25ドルくらいだったのが、
 
なんと5ドル(70円ちょい)
 
びっくりもとの5分の1の値段! …ただみたいな値段だ…。
賞味期限が5月19日だから、投売りだったのだろう。
 
普通のドレッシングだったらたいていサラダにしか使えないが、ごまいっぱいであまり油っぽさを感じないこれだったらいろいろ使えそうだと思って、ついたくさん買ってしまった。
日本の賞味期限だったら、香港感覚の私はあと1ヶ月+αくらいでも全くOKだし。

日本のスーパーだったら、賞味期限間近とはいえ、ここまで投売り値段には絶対にしないのだが、こっちではたまに見かける。
以前もジャスコで普通に買ったらすごく高そうな純梅干のペーストや、ピエトロのドレッシングがやっぱり激安価格で売っていたのを覚えている。(もちろん買った)
 
さーて何をつくるか。
ぱっと思い出してみるだけでも、
 
普通にサラダにかける
ゆでたブロッコリー・いんげん・なすなど野菜にかける
ポテトまたはおからサラダの味付けに使う
冷たくしたそばやうどんにかける(そばサラダもいい)
冷奴にかける
坦々麺のスープに使う(酢も入ってるし!)
 
ガンガン使ってすぐに消費できそう。
 
早速その日はそばサラダを作った。
日本そばをゆでて冷やし、小さくちぎったレタスをたっぷり敷いた皿に載せ、トッピング(ねぎのみじん切り、松の実など)をちらして、このドレッシングをかけてレタスと混ぜて食べる。
 
実はこのそばサラダ、九龍塘フェスティバルウォークEXPというレストランのメニューで覚えた。
そこでは、ごまドレッシングのそばサラダにはサーモンの刺身がどっかり乗っているのだが、私はいつも「サーモン抜き」でオーダーしている。
 
昨日もサラダ。
米でできたつるんとした短い麺(名前忘れた…形状がまるで太いもやしみたいなの)と、スライスたまねぎと、軽くゆでたもやしと、きゅうりの千切りと、トマトと、しゃきしゃきした豆苗と、フラックスシードを混ぜたものにたっぷりかけた。ウマー。
 
もうすでに1本なくなりそう。
 
今度はここにも書いた坦々麺専用の麺を買ってきて、坦々麺にしてみようっと。
 
 
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わかめご飯のおにぎり

2006-05-06 | 食いしんボン
最近夜すぐに眠くなってしまい、下手するとこどもと一緒に寝てしまうので、夜中にブロ具のネタ練りができない。
という訳で昨日の話から強引にネタ作り。
 
昨日も書いたがうちではよく朝ごはんにおにぎりを作る。
 
これって、昔だったら考えられなかったこと。
私は実家では典型的な日本の朝ごはんで育ってきた。
パンはおやつという感覚だったから、朝ごはんに登場したことはなかった。
おにぎりはお弁当、という感覚だった。
 
10年くらい前に、友人の家で飲み明かしてお泊まりしたことがあったのだが、その翌日の朝食がおにぎりだった。
当時高校生の子供がいた友人、朝は忙しいからおにぎり朝食は定番だという。
私はすごーーーーくびっくりしたのを覚えている。
 
その後結婚して、こどもが幼稚園くらいになってからそれをふと思い出し、やってみたらまあなんていいアイデアなんでしょー。
ご飯茶碗だとほんのぽっちりしか食べてくれないこどもが、おにぎりだとたくさん食べてくれる。
食べるのに時間もかからないし、おかずがなくて味噌汁だけでもさまになるのでありがたい。
 
しかし問題なのは具。
こどもはまだ「しろごはんの中に具」というのが慣れていない。
というのは…。
 
梅干 → まだ食べられない
昆布 → まだ食べられない
高菜 → まだ食べられない
ゆかり → まだ食べられない
シャケ → たぶんずっと食べない(親もそれを推奨)
たらこ → 同上
おかか → 同上
ツナマヨ → 同上
 
というわけで…。好き嫌い多すぎですかすみませんつい1年ほど前まで青菜も1mmほども食べられなかったこどもですので
 
だからずっと「焼きおにぎり」か、「わかめご飯」の繰り返しだったが、焼きおにぎりは具もないし作るのにすごく時間がかかるので、自然におにぎり=わかめご飯 になってしまった。
 
わかめご飯の素はジャスコか10ドルショップでずっと買っていた。
しかしいくら買いだめしてもあっという間になくなってしまう。
 
それで「わかめご飯の素はもう買わないで自分で作ろう」と思い立ってやってみた。
 
まず乾燥わかめをミルサーで粉砕して細かくした。これは多めに作って瓶で保存。
白ゴマを香ばしく炒る。(オーガニックの白ゴマ使用。事前にごみを取り除く作業が面倒ではあるが時間のある時にまとめてやっておく)
それと塩を混ぜてにぎってみると…なにか足りない。
 
お茶漬けの素を混ぜてみたが、マズー。(それにそれじゃ手作りの意味ないし)
 
味付けが足りないのだなー。
わかめご飯の素には調味料が入っているからね。
 
それで考えついたのが、この「こんぶ茶」。(ちなみにこれも調味料は入っている)
 
美味しいと評判のパスタ屋さんでは、かくし味にこれを使っていると聞いてから、私も常備していたのだった。
わかめ、ゴマ、こんぶ茶を混ぜてから手塩をつけてにぎると、おいしーいわかめご飯おにぎりが出来上がった。
ごまはやっぱりその都度炒りたて。かなり多めに入れるとプチプチして後を引く。
乾燥わかめ一袋でずいぶん持つからストックを気にすることもなくなった。
 
こどもが慣れてきたら、高菜とか昆布のおにぎりも作ろうっと。みじん切り菜心(大根葉の代用)の塩もみで菜飯もいいな。
これを読んでいる皆様で、もし何かいいおにぎりの具(肉・魚以外の材料で)のアイデアがあったら教えて下さい。
 
 
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朝ごはん

2006-05-05 | 食いしんボン
昨日に引き続き激安食いしんボン。
 
生のアロエベラのストックがある時には、夫と一緒に一切れ(3cm角くらい)食べるが、他には固形物を一切口にせず、午前中は水か白湯のみだ。
だからといって家族は食べないわけにいかないので朝ごはんは作る。
 
夫はいわゆる日本式の朝食は重くてダメらしい。
それで長年家では食べず、毎日外(デリフランス)でセット物を食べていた。(その方がよっぽど重くないか?と私は思うんだが)
こどもが幼稚園に入ったあたりから家で食べるようになったが、やっぱりお茶碗にご飯、はまだ喜ばれない。
こどももお茶碗だと食べるのに時間がかかるし量が食べられない。下手すると大さじ1~2杯くらいしか入らない
 
うちの朝食メニューの定番は、ホームベーカリーで作る焼きたてパン+ジャム類+サラダor生野菜か、おにぎり+味噌汁か、スープパスタ(いわゆるスープマカロニ)だ。
 
スープパスタは、香港の茶餐庁の朝食の定番で、いまやマクドナルドにすらあるのだが、前はなんだかな~って思っていた。
 
でも実際家で作ってみると好評ですっかり定番になってしまった。こどももこれだとぱくぱく食べる。
パスタはいつもこれ(写真)
同ブランドのスパゲティと同じくぷりぷりして美味しい。しかもインスタントラーメン以下の安さ(454gで4ドル90セント)。
私が使うのはねじねじのスパイラルパスタ。一般的な穴のあいたマカロニほど小さくないので食べごたえもある。
 
スープは前もって作った野菜スープなどがあればそれ、なければ湯をわかし、冷凍ミックスベジタブルを投入して
OXO Vegetable Stock Cubes(写真)
(素食対応万能野菜スープ。これなしではいられないほど愛用してる。脂っぽくないし癖がないのでお肉食べる人にもおすすめ。スーパーで買える)
 
を1キューブぐしゃっとつぶして溶かし(粉々につぶさないといつまでたってもダマが残るので注意)、塩胡椒で味を調えるだけ。
固めに茹で上げたパスタはお湯を切らずに、そのまま鍋で待機。
(多少ゆですぎくらいの方が朝は食べやすい)
水気を切ってスープボウルによそった後、上から具入りスープをそそいでできあがり。
 
ランチで卵料理をよくするので朝は極力卵料理は出さないようにしている。よって茶餐庁では入っている卵ももちろんハムもなし。
こどもはゆでたパスタにバターをからめて粉チーズと乾燥パセリを振っただけバージョンも好きだ。
食パン+バター+ジャム に比べるとずっとバターや糖分量も少ないのでかえってヘルシーかも?
 
それだけだとこどもの栄養が気になるが(夫はさておき)こどもはその他、朝一番にビタミン・ミネラル粒とファイバー粒とプロティンパウダーをいっしょくたに溶かしたどろどろの青汁みたいなドリンクを飲んでいるので大丈夫。(これは離乳の頃からの朝晩の習慣)
 
きちんとした日本の朝ごはんを食べている人から見れば、ずいぶん貧しい朝食に見えるだろうなあ。
でも私はもう一生朝食をとらないだろうから日本の典型的な朝食に何の未練もないし、夫こどもはこれで満足してるし、私はこどもが成長期を過ぎたら朝食を止める事をすすめるだろうから、簡単な朝食でも全然罪悪感を感じなくなった。
 
昔マラソンランナーの間で流行った「カーボローディング(すばやく吸収されエネルギーに変換される良質の炭水化物補給目的にパスタを食べる)」を朝実践していると言えば聞こえがいい。
 
何より朝の支度が楽ちんなのだ~。
 
 
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台湾の切干大根

2006-05-04 | 食いしんボン
冷蔵庫に常備している忙しい時の「おかず1品増やし」の秘密兵器。
そんなのがいくつかあるが、それのひとつが、これ
 
「炒蛋菜脯粒」
(写真は使いかけで見苦しくてすみません。しかも下から開けちゃってます
 
台湾の切干大根だ。日本のものと違い、小さい粒状になっていて、塩とちょっとピリ辛な味つけがしてある。
パー君にも中国製のが売っているが、これは台湾製。一袋確か6ドル、90円足らずくらいだったと思う。
この手のものは絶対中国製より台湾製の方が日本人の口に合う。
 
これがほんのちょっと一掴みほどあるだけで、ただの卵が、台湾料理屋のメニューにも堂々と載っている
豪華な(?)台湾料理菜脯蛋ツァイポータン
 
に変身してしまうのである。
 
作り方は、
◎これを水につけて塩気を抜く。量は好みと卵の個数で決まる。卵2個だと一掴みくらい。
 あまり長くつけておかず、ほんのちょっと洗う、って程度でよい
◎それを手で絞って水気を切る。
◎卵を好みの数(2~3個)を器に割りいれ、混ぜておく。
◎フライパン(できれば鉄製)に油を熱する。圧搾法で絞ったピーナツオイルなんかだと最高
◎フライパンで大根を炒める。(絶対はぶかないように・炒めると炒めないとでは味が全然違う)
◎炒めたこれを卵液に入れて混ぜる。
(逆にしないこと!フライパンの大根に卵液を入れると綺麗に仕上がらない)
◎フライパン(洗わなくてOK)に油をちょっと多めに入れ熱する。
◎大根入り卵液を入れ、平たく丸く、フライパン一面に伸ばす。薄く焼くのがポイント。
◎ちょっとはじっこがカリカリに揚がったみたいになったら、平皿を使ってひっくり返す。(フライ返しだと必ず失敗するので注意)
◎もう片面も焼いたらできあがり。包丁かピザカッターで放射線状または四角く切っていただきまーす。
 
十分塩気があるので何もつけなくても美味しい。
好みであさつきのみじん切りや干し海老なども入れるとよろし。
ウマーーーーー。塩気が効いていて、ご飯がいくらでも進んでしまう。
お弁当のおかずなんかにもぴったり。
ビールを飲むひとはつまみにもよい。
 
・・・しかし今まで書いてきて気づいたが私の好きなものって激安モノが多いなあ…。
でも肉を使わないとこーいう食材に落ち着くのよね…。
 
実はこれを下書きとして書いたのは一ヶ月以上も前のことだった。(アップするの忘れてた)
今の段階で、なんだか卵とか干し海老のことを書くのにちょっとためらいを感じるようになってしまった。
すごい心境の変化だなあ。
なんか複雑ーーー。海老は食べるのやめちゃったけど、卵はまだ便宜上やめられないのよね…。
 
 
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ペペロンチーニ!

2006-04-06 | 食いしんボン
麺食いのワタシは、パスタも大好き
特に「イタリアのお茶漬け」である?ペペロンチーニ(正式にはアーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーニというらしい)が一番好きだ。
 
結婚前、一人暮らしをしていた時は私の家での主食は激辛ペペロンチーニだった。
毎日毎日食べても飽きない。
日に日に唐辛子の量が増えていって、いつか何気なく友人にふるまったら火を吹いていた
シンプルな麺だから量も増えていき、ついに200g以上でも食べられるようになった。(そんなの全然自慢にならない)
あまりの激辛のため、そんなに食べても全然太らないどころか逆に痩せたりした。
(当時は毎日半身浴とエアロビクスもしてたからそれの影響もあったかも)
 
今でもパスタは断面が丸の形状のものだったらものすごい量を食べられる。
レストランで上品な盛りだと寂しくなってしまったりする。
 
パスタは絶対ディチェコ社の1.4ミリのフェデリーニ
これしか譲れなかった。
しかし当時は香港の隅から隅までどこを探してもこのサイズのパスタは売っていなかった。
他のサイズは普通にスーパーで売っているのに。
(今でもホントに売ってない。以前どこかで一度だけ見かけたけど)
それでいつも日本から大量に持ち帰りまたは郵送して調達していた。
 
しかし、今はこれ一辺倒。
 
Park'n Shop Best Buy Spagetti  …オホホ
 
 
数年前、友人宅でランチをご馳走になった時、パスタの麺がすごく美味しかった。
でもディチェコとは味が違う…。
「どこの・・・?」と友人に聞こうと思った瞬間、キッチンにこのパッケージ発見
すごーーーーく衝撃が走った。(大げさじゃなく)
だってだって、このスパゲティはパー君ショップのオリジナルブランドで、たぶん香港のスーパーで手に入るスパゲティでは最安値。(454g入り4ドル50セント約68円)
見かけだって、「安いです」としか伝わってこないパッケージデザイン。
見くびってたよーー。なんて美味しいんだーー!!!
 
麺を噛んだ時にぷりっと弾けて頬の内側に跳ね返る感覚というか、口の中がぷちぷちぷっつん状態というか、そういうのが私の好みにぴったり
多少ゆですぎちゃったって、いにしえの記憶にある日本のマ○ースパゲティみたいに、変にべとつく感覚は一切なく、りりしいくらいにすっきり
味に関しては当然ディチェコには負けるが、食感が素晴らしいので、イタリア人も好きな人が多い「バリラ」よりも「ブイトー二」よりも私は美味しく感じる。(あくまでもアルデンテ好きな私の好みで言っているが)
 
しかも値段はディチェコの3分の1。なんというコストパフォーマンスの良さ!
この際直径サイズが違うとかメイドインチャイナだとか私の嫌いなパー君のブランドだとかということは無視して愛用しつづけている。(都合いい…
パスタはいくらオーガニックでも不味かったら嫌だし…。
(パー君で売っているオーガニックスパゲティ、激マズだった)
 
ちなみにパー君ではもうひとつ違うオリジナルブランドでスパゲティを出しているが、一度試したらなんか微妙に違うような気がした。
やっぱり白パッケージの方がおいしいような。
実際はどうなんだろう。
 
そんな薀蓄たれていても、ひるごはんにはこれでまたペペロンチーニをつくり、たまにはそれに
永谷園のお茶漬けの素」
なんかふりかけて混ぜ混ぜしてわしわし食べていたりする
(一人前につき袋半分厳守。じゃないと塩辛くて食べられない)
これは完璧B級グルメだけど美味しいんだもーーーん
昼食は炭水化物を単体で食べるというのは一応私の信じているところの理想的食事だし。えへえへ
 
あ、ペペロンチーニではオリーブオイルの選択も重要だ。その話はまたいつか。

 
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坦坦麺

2006-03-14 | 食いしんボン

なんで3月中旬の香港がこんなに寒い~~~!今朝の気温10度だよ。
昨日の夜遅く九龍の横綱というラーメン屋の前を通りかかったら、こんなに寒く、雨が降っているというのに人が並んでいた。
みんなあったかい麺が食べたいのねえ…。

麺といえば、坦坦麺。(こじつけ強引)
麺食いの私は、たまにこれがすごーーーく食べたくなる。

香港で坦坦麺といえば、ホンハムの「蔡蘭美食坊」の「詠黎園」が有名だが、私はこの店がホンハムにオープンしてからは一度も行った事がない。

この店は以前、MTRダイヤモンドヒル(鑽石山)の駅前のスラム街というかバラック街(今は取り壊されている)の中にあった。
その頃はしょっちゅう行っていた。
当時から辛い料理大好きな香港在住日本人には有名な店だったが観光客には知られていなく、行けばいつでも入れた。というか混んでるのを見たことなかった。(今でこそ何でも食べるしアンテナ高い香港人だが当時は辛い物苦手な人が多く四川料理屋もそんなになかった。日本のモチモチしたご飯だってべたべたしすぎて食べられない、っていう人多かった)

何故今坦坦麺で有名になってしまったかはわからないが、当時はそこを教えてくれた人(日本人)も、「ここは美味しいけど坦坦麺はいまいち」と言っていたし、私もあまり印象が残っていない。
そこでは他の激辛料理とビールばっかり頼んでいた。

ビールが進むのに、この店にはトイレがなかった。
周りは野っ原、道路、バラックのみ。
そして店の入り口は常に巨大ねずみが走り回っていた。
いいよねー男の人はそこら辺で済ませちゃうから~。私達ばっかりビール控えなきゃならないのは不公平だ~と女同士話してた。
今は駅上にプラザハリウッド荷里活広場なんておされなショッピングモールがあるがそんなの影も形もなかった頃。
それでも行っていたのはやっぱり美味しかったからなんだけどね。
閉店すると発表され、閉店日の数ヶ月前からは、じわじわと客が増え出しついには整理券まで出すようになった。びっくりだった。
この店今は黄大仙にも支店があるようだ。
車で前を通りかかった事があるが結構繁盛してるみたい。

さておうち坦坦麺。
お昼の場合は簡単バージョン。
当然私はひき肉は入れない。
スーパーで売ってる
AMOYブランドの「四川坦坦麺醤
を大さじ何杯か適当に鍋に入れ、それだけじゃ芸がないので無糖ピーナツバターまたは白ねりごま、なければ白すりごまをどかんと入れて、醤油も多めに入れて酢ちょっとと水を入れて調整。
まだそんなに辛くないので、豆板醤を追加して入れる。
みじん切りの葱かニラも投入。花椒か日本の山椒もパラパラ。
スープは多くせずに麺にからまるくらいが適量。温まったら各どんぶりにスープ(というかたれ)を入れておく。

麺はやっぱり坦坦麺用!なーんてこだわりはないがたまたま知った最近のお気に入りは、どローカルエリアによくある「裕記」というどローカルスーパー
(スーパーといえるのかどうか?ってな店。たぶん一般的な日本の奥様は入店するのに躊躇するかも)で買う坦坦麺用麺。
450gで3ドル45円以下。(安すぎ…でもうまいのだ)
この量で4人分くらい。
かんすいの入っていない、柔らかめの細い平たい麺。
私はこれを茹で上がり水洗いせずにそのまま箸でスープの上に盛り付ける。
すると口当たりがちょっととろっとしてスープとからんで美味しい。

ハフハフ言って食べる。ウママママーーー♪幸せ

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