りんりんブロ具

更新は不定期です。書きたくなったらぼちぼち書きます。

九九算

2006-12-11 | 香港の小学生

今こどもは2年生で、数学で掛け算を習い始めたところ。
このへんの進度は、日本の小学生と大体同じではないだろうか。

日本と同じで、香港にも九九算がある。
はじめ私は日本語の九九も教えようかと思ったが、後々混乱するといけないので、結局学校で使う広東語の九九算に統一することにした。

写真は文房具店で買ったトラディショナルな学習長の裏表紙に書いてあった「九因歌」。この学習長はかなり昔からあるものらしく、この表示も右から左に読むようになっている。

こどもは今ちょうど6の段を覚えたばかり。
私から見ると、「ににんがし」の「が」のところが「ゆ~」になったり「だっ」になったり「ちょん」になったりするのがすんごくまぎらわしい(画像でお解かりになるでしょうか?)というか、メンドクサイというか。
でも広東語だとこの方が語呂が良くて覚えやすいそうだ。

学校で教えている九九は1の段、10の段もあり、例えば1の段だったら1X10まである。そこまでやらなくてもいいのになーとも思うが。
まあ外国の九九には12の段まであるみたいだし、国によって色々ですね。

私もちょっと広東語で九九が言えるように練習してみようかしら。(時間の無駄?)

 


鍋パーティー

2006-10-26 | 香港の小学生

今こどもは中間試験真っ最中。

毎日宿題に追われて復習がちゃんとできていなかったのがここに来てバレバレ。
今までの不勉強がたたり、テスト勉強のチェックでボロが出ること出ること。

そんな訳でここ一週間ほどカンヅメ状態で勉強しているにもかかわらず、隙間の時間になんでこんなことまで!っていう遊び方をしている。

先日、こどもの部屋に何かを取りに行ったらベッドの上がこんなだった。 (写真)
い、いつの間に…。

これは鍋パーティーなんだそうだ。
片付けないと寝られないよ、と言ったらまだ食べてるからそのままにしておいて、と…。


 


香港の現地小学校関連リンク2

2006-09-25 | 香港の小学生

香港のローカル小学校選び関係のリンク、新しいものをお気に入りブックマークに追加しました。

該当される方、どうぞ参考になさってください。(中文です)

ちょっと前に夫が見つけたサイトです。ここはいいですよ!
小学校、中学校に関してあらゆる事を質問できます。
回答者は、なんと現役の先生です!
(回答が反映するまで時間がかかるので、新しい質問には回答がついていないことが多いです。 )

例えば宿題の多い学校名を順に並べるとか、かなり本音に近い、わかりやすい回答が多いです。こういう事を知りたかったのよ~~~!って思われることと思います!

壹學堂
http://education.atnext.com/index.cfm?fuseaction=SpecialistMailbox.QnA&categoryID=TEACHERS&pageNumber=1

是非ご活用下さい!

 


教科書のリサイクル

2006-07-12 | 香港の小学生
こどもも無事に小学校一年生を終え、最後の日に2年生の教科書を購入してきた。
 
小1の教科書の処分だが、なかなか近くに使ってくれる人もいないので、寄付をすることにした。
去年もここに出した。なかなかいい試みだと思う。
  
紙のリサイクルに出せばただの紙になってしまうが、教科書として使ってくれる人がいればいいなあと思っている。
 
ここを読んでいる方で教科書の処分が必要な方は是非参考になさってください。
 
古教科書リサイクル運動(詳しくはリンク先を見てね)
 
期間は2006年7月5日から8月10日まで。
収集場所は香港内ジャスコ全店(黄埔店、觀塘店及び10ドルショップは除く)
 
★ブログランキング★ ←参加しています。

バービー卒業

2006-07-09 | 香港の小学生
昨日、こどもがバービー人形と遊んでいる最中、私に言った。
 
「ママ、もうバービーと遊んでいてもつまらない。私これみんなリサイクルする」
 
そして自分でみんな大きなごみ袋にまとめて入れてしまった。
 
一番大きなプラスチックの衣装ケースいっぱいで、それでも入りきれなかったバービーアイテム。
のぞいてみたら、その箱は空っぽになっていた。
その箱がすっきりするとかなりこども部屋が片付くので助かるのだが、母親の私としてはなんとも複雑な心境だった。
 
ほんのちょっと遊んだおもちゃのリサイクルならあんまりこうは思わなかっただろう。
でも数年ほんとにはまって遊んできた玩具だったから。
リサイクルしやすいように、ひとつづつ取り出して、人形本体、洋服、靴やバッグなどの付属品、バービーのお家、家具、花屋さんセット、などなど別々に袋に入れて、救世軍へ持っていくために車のトランクへ運び出した。
 
恐るべし、人形本体はなんと22体もあった
バービーがほとんどだが、ディズニーのプリンセス系、ブラッツ(Bratz)系も少し。
そして最後がせがまれて買った唯一の男の子。(ここ参照)
 
人形の一体一体がどうやって家にやってきたか、今でもありありと思い出せる。
3歳のお誕生日に頂いたのが一番はじめ。
それから外出先や旅先で「買って~買って~」とせがまれたもの、またプレゼントでいただいたもの…。
一度は欲しくて店先に座り込んで泣きべそをかかれた事もあった…。
6歳の誕生日には、手作りケーキに立てるため、たくさんあるのに新品をわざわざこっそりと買いに行ったっけ。(写真)
 
そしてそれでどう遊んでいたかも、ほとんど全て脳裏に焼きついている。
箱のふたで作った「車」に乗せてあっちからこっちへ動き回ったり、ウエストが超細く、お尻が大きいバービーの着替えに四苦八苦したり。
髪の毛をいじりまわしてからまりまくり、助けを求めてきたり…。
買ってすぐに持って外出した時に靴をなくしてしまい、泣かれたなあ。
一時期は中国舞のレッスンにも持参した。(5歳の頃、肩を回す動きのものに人形持参が必須だった)
クラスメイトとドレスの見せあいっこして、ひそかに張り合っていたっけ。
 
そう、5歳の時が一番バービー命だったかな。
ネットでも延々と遊んでいたなあ…。
 
バービーの洋服の手作り本を買ったのに、不器用な私は結局一度も作ってあげられなかった。とほほ。
その本はこどもの絵本代わりに活躍してくれたけど。
 
 
ここ数ヶ月で、毎日顔をつき合わせている親の私ですらびっくりするほど、こどもの顔は変わってきている。
もう確実に幼児の顔ではない。
だんだんしっかりとした、お姉さんになってきている。
もうバービーに興味がなくなるのも当然なのね。
 
実は夜に、胸がきゅうと締め付けられるような気分になり、家族には悪いと知りつつ不機嫌になってしまった。
そして、こどもが寝てから寝顔を見ているうちに涙が出てきてしまった。
 
子離れ、というか幼児期のこどもとさよならできないでうつうつするなんて私だけかもしれない。
でもほんとうに楽しかったから。今だって楽しいけど、前はもっと甘美なものがあった。
 
今確かに言えることは、その幼児期のこども時代に、毎日しっかりと一緒に過ごしてあげられた事、同じ目の高さで、同じ方向を一緒に見てあげられた事は本当によかったと思う。
小学校に入ってからは、毎日宿題と習い事に追われ、テレビすらも全く見られないようになってしまったが、幼稚園までの時代に、その時だからできる事、本人のやりたい事はできる限りさせてあげられてよかった。
今じゃ私が一人で外出するのも全く平気なこどもだが、幼児期はママ、ママとひっつき虫で、私がいないと大泣きするのでこども抜きで外出するのは本当に至難の業だった。わ~懐かしい~。
 
幼稚園年長の時に聞いた、小学生の先輩ママである、香港人の友人の力強い言葉をよく覚えている。
 
「幼稚園時代はね、ハネムーンの時期なのよ」
 
そういう時期を平和に健康に、一緒に笑って過ごせたこと、八百万の神様に感謝したい。
 
今では一緒に歌ったり踊ったりするよりも、ガミガミ叱っている方が多くなってしまった。
まだまだ子供ではあるけれど、最近はある意味対等に話ができるようにもなってきた。
これからも、また楽しみ。
 
私自身、幼児時代にリカちゃん人形で遊んだことは今でもよく覚えている。
でもうちのこどもは覚えていてくれるかな…。
この間、2歳の時にあんなにはまったはずのアンパンマンのキャラクターをすっかり忘れているのを知ってがっかりしたんだけど…。
 
香港の卒業シーズンは終わったばかり。
私も、「ちいさなこども」のママからは卒業だな。
 
 
★ブログランキング★←参加しています。励みになります。ポチ宜しくお願いします。
 
 

成績表

2006-07-04 | 香港の小学生
夏休みを前に、こどもの今学期下期の成績表が渡された。
 
科目は以下の通り。(一部中国語で漢字変換できないものは日本語の漢字にしてあります)
 
 
科目
 
宗教                        Religious Education
中国語文                  Chinese Language
 閲読                     Reading
 寫作          Writing
 [耳令]庁                Listening
 説話                     Speaking
 黙書                     Dictation
英語語文                 English Language
 英語語文               General English
 英文黙書         Dictation
 会話                     Oral
 英文書法               Writing
数学                       Mathematics
常識                       General Studies
 筆試                     Examination
 専題設計               Project
電脳                       Computer Studies
普通話                    Phtonghua
視覚芸術                Visual Arts
音楽                       Music
体育                       Physical Education   
 
右側には上の項目全ての
満分額(Full Score、満点の点数)、
成績(Results、各自の点数)、
名次(Rank、全学年受験生徒中の順位)
 
が明記されている。
それに加え、
 
総分(Grand Total、総合点)
平均分(Average、平均点)
班名次(Position in Class、クラス中の順位)
級名次(Positon in Form、学年中の順位)
操行(Conduct、総合評価)A~E、プラスマイナスつき で記される ←香港の父兄はこれがまず一番に気になるようだ
評語(Comment、先生のコメント)
 
などが書いてある。
 
なお、うちのこどもの学校の場合は、
 
グレードA  100-90点
グレードB  89-78点
グレードC  77-60点
グレードD  59-36点
グレードE  0-35点
 
で、科目ごとに点数は違うが、()カッコが点数についているとそれは不合格Fail、赤点である。
 
私が小学校の時の相対評価の通知表に比べたら一目瞭然!
嫌でも次はここ頑張ろうね~~というのがよく解る。
 
 
さて、こどもに聞いたら、どうもクラスに1~2人は「留班」(落第生)が出たらしい。
留班=留年である。
1年生で留年!ひえ~~。厳しい!
 
たぶんこれは留年というより、学校側の「学校変わってちょうだいね~」のサインなのだろうと思う。
幼稚園の場合は生まれ月の影響で親がよく選択するが、小学校で留年はちょっと恥ずかしい。(面子を気にする香港人)
たぶんどこかに転校させるケースも多いと思う。
 
あと、学年が変わる時に違う学校から編入を狙う人が結構いるから、きっとここで数名を落として空きを作るという意味合いもあるかもしれない。
数年前から公立の小学校は基本的に抽選制になったから、学校としてはこれが唯一の「生徒を選べる」時だ。
(編入時は編入試験・面接がある)
 
いやはや香港の小学校、大変です~~。
 
昨晩、こどもと添い寝している時、夫と「この一年早かったね~。よくやってきたね~。」と話をした。
確かに去年の今頃は学校が決まらなくて右往左往していたっけ。
準備段階で希望学区に引越しまでして申し込みをするや全然希望校には当たらず、私立の面接もたくさんしたし、2次募集の学校もいろいろ探し回ったっけ…。
入学後も結局転校もさせたし、親子共々本当に忙しい1年だった。
 
夏休みが終わったら、晴れて2年生。
今度は学年が進むにつれて、「中学校」というターゲットがちらちらと出てくるんだろうなあ。
そして大学入るまでそれがずーーっと続くんだろうなあ。
はぁ…。
一番大変なのは実際学生であるこどもなんだけどね。
まあ親としてもできる限りサポートしていきたいと思う。
お互い悔いが残らないように。
 
 
★ブログランキング★←参加しています。励みになります。ポチ宜しくお願いします。
 
 
 

テスト結果

2006-06-21 | 香港の小学生
先週、やっとこどもの期末試験が終わった。
 
(香港の小学生のテスト事情については、ここ とか、ここ とか、ここ (これは違うか)とか、ここ をご覧下さい)
 
もう開放感たっぷり!
正式な夏休みまではまだなのだが、一年生はもうほとんど学校へ行かなくてもいいので、もうすでに気分は夏休み。
まだ夏休みの宿題をもらっていないので、こどもも私も、すっかりだらけきっている。
(ああ~~こういう時に日本語の補習をやらねば~~!と思いつつ)
 
さて期末試験の結果。
まだ正式に答案は返されていないが、いくつかの教科は点数を教えてもらったらしい。
 
月曜日、こどもは家に帰ってくるなり、思いつめた表情で、
 
「ママごめんなさい…あのね…あのね…中文30点だった…」
 
そう言うと、思いっきり泣き出して、自分の部屋にこもってしまった。
 
中文は結構ちゃんとしていただけに、30点にはびっくり。
またお決まりのケアレスミスかなあ。(前回、数学で足し算と引き算を間違えたという失態をやらかしている)
とりあえずこどもには隠れて「ウチのこどものテスト対策部長」である夫に電話で報告したら、即担任の先生に確かめてくれた。
 
すぐに、担任の先生からこどもに直接電話がかかってきた。
 
こども、しゃくりあげながら先生と話す。
 
…それでわかったが、今回の中文のテストは、40点が満点だったそうだ。
テスト用紙にもちゃんとそれは書いてあったらしい。
見てなかったのね…それで100点満点の30点だと思ってショックを受けたのね…。まったくもー人騒がせな…。
 
まあそれでも飛びぬけていい点数じゃないから本当はそんなに褒められたものではないけれど、自分でも本当に一生懸命勉強していたから、ショックであの涙が出たんだなあ、と思うと、胸が熱くなった。
 
それと同時に、点数が悪くてごめんなさい、と言うところを見ると、もしかしてこどもに大きなプレッシャーをかけているんじゃないか、とちょっと気になった。
夫は全く動じず、「香港の子供達は昔からみんなこう。学校で習った事なんだからできて当たり前。他の子供にできるものがうちのこどもにできない訳ないし、本来子供はみんな天才だから大丈夫。もし点数が悪くてもそれが次回へのバネになるからなにも悪いことはない。」とさらっとしたものだ。

(まあ学校によってはあからさまな引っ掛け問題なんかも出たりするんだけどね~…)
 
決まり悪そうな、トホホ~な顔をしているこどもを引き寄せて、
「よかったねー。本当はよくできたんだねー。」
思いっきり抱っこして、褒めてあげた。
こども、てへへへ、と照れ笑いして、それからはもうその事はすっかり忘れてはしゃぎまくっていた。

やっと小1が終わったところ。これからこんな事をあと何年繰り返すのだろう。
勉強が大変なのは香港のローカル学校に通っている以上避けられない事だけど、今の頑張りは後で絶対自分の身になるからね。がんばれこども。
 
ところで夫はテスト勉強に関してはかなり厳しいが、彼は勉強途中に適度にリラックスさせたり、うまくご褒美を与えたり、こどもをポジティブに導いていくのがとても上手だ。
この間のテスト勉強中の休憩時間も、こんなものを見つけてきて、こどもと大笑いしながら見ていた。
 
久々今日の貼り付けビデオ
 
 
 
★ブログランキング★ ←参加しています。励みになります。ポチ宜しくお願いします。
 
 

期末テスト

2006-06-12 | 香港の小学生

今日から一週間、こどもは期末テストだ。

今日は、中文とマンダリンのスピーキング。

とにかく漢字は何度も何度も書いて確認していた。(写真)
止めやはらいがちょっと間違えても減点だからね…。
しかし漢字を書くことに関しては、小1ですでに私の能力をずっと上回っている。
私なんてメールは打つが手書きなんてもうほとんどしてないから、漢字を忘れちゃっていちいち調べないと書けないありさま。

勉強方法としては、全ての学科の今までに学校でやったプリントを全てコピーし、答えを塗りつぶし、(今までは修正液を使っていたが時間的にロスが出るのでペンで真っ黒に)コピーを取って何度も繰り返してやらせる。
それと中文、英語などはひたすら暗記、書き取り。
数学はそれにドリルが加わる。これも数回同じものをやる。

こどもが小学校にあがってからコピー機を買ったが、もうこれなしではいられないほどで、紙があっという間になくなる。裏面はしっかり書き取り練習用に再利用。

こどもは可哀想に何時間も書いて書いて書きまくっていたから、ペンだこのできる場所が痛くて仕方がない。
でもまだたこができるほど固くなっていないから、余計痛いのだろう。
絆創膏を貼るとすべるので余計書きにくい。
鉛筆に通して使う、三角形のシリコンの指あてがあったはずなのに、こどもが遊んでいるうちにどこかへ行ってしまった。
今日買ってきてあげなくちゃ。

さ~今週踏ん張ったら、金曜日からは思いっきり遊ばせてあげられる~~!

★ブログランキング★←参加しています。励みになります。ポチ宜しくお願いします。 

 


日本に帰りたい

2006-05-24 | 香港の小学生
香港も暑くなってきて、気分はもうすっかり夏だ。
じきに小学校の期末試験があるので、そんなに浮かれてはいられないが、なんとなくもうすぐ夏休み、という気分になってきた。
 
最近こどもはしきりに、
 
「ああ~早く日本に帰りたい」
 
とため息まじりにつぶやいている。
 
正直なんか嬉しいなあ。
こどもは、一年に一度、夏休みにしか日本に帰っていない。
本物の桜も、土筆も、本物の雪も見たことがない。
コタツでぬくぬくしたこともないし、落ち葉たきもしたことがない。
怠惰な母のせいで節分や七夕の節目も経験していない。(毎年終わった後に思い出すダメ母)
実家のそばには同年代の子供がいないから、日本で他の子供達と一緒に遊んだこともない。
片親は香港生まれの中国人である。
こどもも香港で生まれ、現地の幼稚園、小学校に学び、中国人に囲まれながら広東語にどっぷり浸かっている。
 
それでも、
 
「日本に帰りたい
 
って思うのね。しんみり。
 
今、小学校の常識の授業では、
「我是中国人」
というのをやっている。
 
教科書を見ながら、こども「わたし、日本人のほうがいいなあ」
 
私「あなたは、パパが香港人だし、ママが日本人なんだから、中国人でもあるし日本人でもあるのよ。日本のパスポート持ってるから、日本では日本人のカウンターにママと一緒に行くでしょ」
 
こども「中国のパスポートは?」
 
私「まだ持ってないけど…」(申請していない)
 
こども「やった~♪わたしは中国人じゃない~♪」
 
・・・なんか複雑だなあ。
 
これからもずっと香港で育っていくのだから香港の中国人としての素養が普通に身についていくはずだが、同時に日本人としてのアイデンティティーも持ち続けていって欲しいと強く思っている。
それは全て私の行動にかかっているんだけど。
 
 
今日の貼り付けビデオ(当然ですが音が出ます・長いです)
 
 
 
★ブログランキング★ ←参加しています。励みになります。ポチ宜しくお願いします。
 

とけい & じかん

2006-05-23 | 香港の小学生
こどもは、ひらがなをマスターしたのは2歳の時だった。
 
3歳の頃には、もうひらがなの絵本は問題なくすらすらと読めるようになった。
 
もしかしてウチの子って天才?
 
とぬか喜びしたのもつかの間、小学一年生ももうすぐ終わろうとしている今、
 
まだ計算は手を使うし、何度教えても時計はまだまともに読めない
 
 
今学校でちょうどお金(香港ドル)の使い方と、時計の読み方を習っているのだが、
 
…な~~~んとかしてくれぃ~~~~~(←泣いてます)
 
 
ってくらいわかってない。
 
別に私は怠慢して教えなかったわけではない。(言い訳かも
前の学校も今の学校も教室の正面に時計がなく、横の見えにくいところにあるし、(言い訳かも
 
時計の読み方が宿題をチェックしてみると、
 
ぜ、ぜ、ぜんぜんちがいますよおねえさん
 
さすがにぴったり何時、というのはわかっているが。
 
○時ちょっと前、○時ちょっと後、○時半ちょっと前、ちょっと後、という言い方がやたらと問題に出てくるのだが、それでこんがらがっているようだ。
7時ちょっと前を図に書いてごらん、というと8時ちょっと前になるのだ。
 
延々と時計の文字盤を見せながら、また実際に動かさせながら、またドリル形式で練習させながら教えること数時間。
土曜日は夜10時まで、昨日は夜10時半までかかった。
…でもまだ…完璧にわかってないようで…。
 
しかしね、なぜそんなにしつこく
「何時ちょっと前」「何時ちょっと後」「何時半ちょっと前」「何時半ちょっと後」「大体何時」「大体何時半」が必要なんだ?
でもそれがテストに出る問題形式。
馬鹿馬鹿しくって嫌になる。
ちゃんと正確に「何時何分」「何時何分前」と教えればいいではないか?
「大体」なんて、正確にわかってからの話じゃないのか?
 
まあとにかく遅すぎるってのはわかってるんだけど、暇さえあれば「今何時何分?」って聞いている。
こども、返事にいまだにすごく時間がかかっている。
はぁ~頑張れよぉ~。
 
 
お金の数え方・硬貨の組み合わせ方も日本と違いドルの下に何セントがあるからやっかい。
しかもまだまともに実際のお金を使ったことないし。
今までお正月のお年玉はもらったら即ママのハンドバッグ行き(ちゃんと子供用で貯金してるけど)だったし。
 
香港の硬貨は、1ドル、2ドル、5ドル、10ドル があって
1ドル以下のものに10セント、20セント、50セントがあるのだが、
英語のドル、セント表示だけでなく、
広東語でも覚えなくてはならない。
1ドルは1元だが、10セントは1角になるのだ。
32ドル50セントは32元5角。
それも混乱の種になっているのかも?
 
 
不思議なのは、このふたつ「時間」と「お金」がなぜか「数学」の科目になっていること。
これって「常識」(って教科あります)なんじゃないの?

 
★ブログランキング★ ←参加しています。励みになります。ポチ宜しくお願いします。