先週中国の中山へ行った時。
ホテルの外でベジタリアンレストランを見つけたのでランチに入ってみたが、私たちの大の苦手の
素肉(肉にみせかけた何か…大豆たんぱくとかいろいろ)
がどっちゃり入ったメニューばっかり(抜いてくれと頼んだのにダメだった)、しかも油っこくてとても口に合わなかった。
チャーハンもなぜ?ってくらいカレー味が効いていてこどもは全く食べられず、こどもはホテルに帰ってから食べさせた。
こどもにいつも食べ物を無駄にしないこと、と言っているし実際そう思うので、親である私たち夫婦は無理して素肉以外全部食べた。
ホテルのビュッフェでこどもが美味しそうに
食べているのを見ているお腹いっぱいの私…。そして美味しいものが食べられなかったすごーーく不機嫌な私…。
前の日はここですごく美味しいベジタリアン料理を食べただけに心からがっかり。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_gaan.gif)
恥ずかしい話だが私は朝食べないだけ、昼への期待はかなり高まるし、まして旅行先だからその期待はより強くなるから、がっくりきた時の反動はすごい。
食欲に完全に負けている私。
まだまだ修行が足りんのだ。(別に修行している訳でもなくする必要もないんだけど
)
そしたら昨日も同じようなことがあった。
一日中こどもを外で遊ばせていて、夕方帰って食事をつくる予定でいたら、夫から電話で「その近辺には美味しいレストランがあるから外食しよう」と言われ急遽予定変更。
その場所は普段なかなか行かないところだったので結構ワクワク
して歩いていた。
そしたら…。
こどもが「どうみてもローカルな」すし屋の前で寿司が食べたいと言い張ってなんと子供に甘いパパは何故かそこに決めてしまった…!!
私がどんなに寿司は家で作るといってもこどもはガンとして
ここで食べたいの一点張り。
普通の家庭だったらまだいいのだが、うちは私以外魚を食べない家族。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock1.gif)
なんで寿司がいいんだーーー!
しかもなんでここなんだーーー!!!![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_cry2.gif)
こどもの頼んだもの、厚焼き玉子寿司、お稲荷さん、以上。
夫の頼んだもの、中華サラダ、かっぱ巻き、卵ときゅうり入りの手巻き、野菜の串焼き数種、以上。
だってこれしか食べられるものがなかった。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock2.gif)
さみしい…。さみしすぎる…。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_cry.gif)
私は魚OKなのだが、実は昨日ブログを書いてからいろいろ考えて、「もう魚はやめようかな」と思ったばかりだったのだ。
だから全然魚介類に対する食欲が湧かなかったのだ。
しかしメニュー以前に、まずぶっ飛んだ
のが、お湯のみ茶碗がプラスチック!
それが思いっきり消毒液臭い!![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_cry.gif)
そしてお茶がカウンターの上のガラスポットに入っている!![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif)
おしぼりタオルも出ない。
こんなひどいの初めて見た…。
しかもこどもに来たたまご寿司の上に髪の毛が…!!!!!
すぐに取り替えてもらったが、もうすでに私の食欲は完全になくなっていた。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_gaan.gif)
そして中華サラダはスーパーでパック入りで売ってる変に濃い緑色の海草。うげーーー。
極めつけは野菜の串焼き…。目が点
になった。
斜めに薄く削ぎ切りのねぎ3片を串に指してあぶって醤油をぬったもの、これで10ドル。
真っ黒な点々が入ってしまっている古そうなローカル茄子の薄い削ぎ切りやはり3枚をあぶって醤油をぬったもの、これで10ドル。
他の野菜いろいろ・・・同上
ぼったくり値段は思いっきり横に置いといて、これで料理したと言えるんですか??
って思うくらい、調理人の心が全く入っていないシロモノだった。
こんなのが日本料理ですと言われたら本当に悲しくなってしまう。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_naki.gif)
さすがにこのすし屋では私は食べられなかった。
夫はものすごくすまなそうに、「とりあえずこどもが満足したから許してね」と言い、自分もつらそうに(!)食べていたがさすがに全部は無理だった。
結局夫はその後私たちと別れた出先で友人と会食、私は家に帰ってからご飯を食べたし、こどもはそのまま満腹で満足だったのでめでたしめでたし?だったのだが。
はっきり言って、香港生活は相当長くなるが、こんなひどい店に入ったのは初めてといえるくらいひどかった。
はじめは中山の素食レストランの時と同じ、思いっきりブーたれていた私だが、考えるうちにどうもこれは神様に試されてるんじゃないだろうかと思えてきた。
まずこどもがどうしてもと強情にそこで食べたがったのが不自然。
魚ダメな夫が同意したのも不自然。
そして私は「もう魚はやめよう」と思ったばかりのところへ「すし屋」だったのも何かを感じる。
それから中山でも「食べないで店出ちゃえ~」と思った時に脳裏をよぎった、「まずくても・またどんな劣悪な条件で出てきた食べ物でもありがたくいただかなくては」という気持ちを試されているような気がものすごくした。
そんなのって私の考えすぎだろうか…?
というのは昨日こんなサイトを見てしまったから。
このページの最後の言葉。
●自分の周りに起こっていることは自分にとってすべて必要、最善。進化のために寸分の狂いもなく準備された問題である。それを解くことによって、次へ進むことができる。しかも、そのとき、その人間に解けない問題は与えられていないらしい。
やっぱり考えすぎかなあ。