りんりんブロ具

更新は不定期です。書きたくなったらぼちぼち書きます。

植物の命

2006-10-11 | ベジタリアン
ベジタリアンになってから、いろいろなベジタリアンのサイトや掲示板を見るようになった。
 
ベジタリアン関係の掲示板では、ちょくちょく論議というか論争が起こっているのを見る。
 
話が肉食の是非になると、肉食肯定側の人たちからほぼ必ず出てくる言葉がある。
 
「肉を食べる時は感謝して食べているのだ(からよい)」
「動物が可哀想というのなら、植物だって命ではないか。それを奪うことは殺生ではないのか」
これでいつも掲示板は荒れるのである。
 
ごもっともな理屈だが、なんか違うような…。
 
そしたら、ずーーっと言葉ではっきり説明できなかった、そんなあやふやな気持ちが晴れ、目からウロコが出る説明をしている本があった。
まだ本は読んでいないがここに概略が書いてある。
 
 
心と食物と人相と
 
 
厳格なフルータリアン(主に果実のみを食べる人々)は、果樹から落ちた果物しか食べない人もいるのだそうだが、この理屈からいうと果樹から手で直接もいでも「罪」にはならないのだ。これは私も納得。
 
魚も、大量に生まれ淘汰される稚魚の時代には、痛覚神経が発達していないのだそうだ!
確かに、人間の身体だって、切る必要のあるところは、痛みが感じないようにちゃーんとできている。
爪や髪の毛、そしてたぶんへその緒も…。
神様は本当にちゃんとしてくれているんだなあ。
感謝、感謝です…。
 
 

香港でローフード!  

2006-07-01 | ベジタリアン
こどもが夏休みに入り、いつもこどもに揉まれて毎日わさわさと過ごしているのだが、昨日は久々にこども抜きで外でランチをした。
場所はセントラル、SOHOにあるLIFEというオーガニック&菜食レストラン。
 
 Life Organic Health Cafe
 
 
今日の私のターゲット(?)は、ローフードメニュー。
生粋100%さんの影響で、最近ローフードに興味を持ち始めたからだ。
 
この店は過去4回行ったことがあったのだが、その時はあまり関心がなかったからか、ローフードのメニューを気にも留めなかった。
今日じっくりとメニューを見たらあるある!スターターからメインまで結構種類がある。嬉しい♪
 
ローフードメニューで頼んだのは、にんじんとズッキーニのパスタ。(写真奥)←写真下手ですね…
想像通り、サラダッコのような機械で綺麗にパスタ状(というより素麺状)に切った野菜。
(この機械、来月日本で絶対買う!と決めている)
見た目は、ローフーディストじゃなかったら、「これがメイン料理?ただの野菜サラダじゃん!」って思ってしまうだろう。
でもナッツ系のオイル(何だったか聞こうと思っていたのだがおしゃべりに夢中で忘れた)の香りとコクが強く、噛み締めると十分ボリュームがある。
 
あとは前菜盛り合わせみたいなの(写真手前)と、ハーブ入りのパン(写真左)を頼んだ。
一皿の量が多いから、全員でシェアして食べてもおなかいっぱい。
 
盛り合わせは写真左から生春巻、海苔巻き、ローフードピザベースのアボカドペーストと生エノキ乗せ(説明しづらい~)。
 
生春巻はナッツ入りでものすごいボリューム。
海苔巻は全員に不評。おともだちの「冷蔵庫に忘れられていてついクンクンしてしまった3日前のゴハン」という表現がぴったり…。
ちなみに中身は玄米にアボカド、豆腐ペーストとドライトマトがトッピングされていて、わさびがちょっと添えられていた。
 
ローフードピザベースはフラックスシード(亜麻の種)とドライトマトがベースで、ディハイドレーター(食品乾燥機)でがっちりと薄く平たく固めたもの。これが意外と噛めば噛むほど味わい深く、アボカドとマッチして美味しかった。
これを食べて、「ディハイドレーターも欲しい…」と思ってしまった。
 
ハーブ入りのパンは、ほんのり温かく、またちょっと油っぽく、ぼろぼろっとした質感で、パンというよりは「甘くないパウンドケーキ」。添えてあるオーガニックバターと一緒に食べると美味しい!
薄く切ってあったのだが、切り口がすごく綺麗でビックリ。
絶対これを使っているに違いない…(実はこれも私が買いたいと思っているアイテム
 
このレストランがいい!と思うところは、「オシャレ」とか「流行り」で作っているのではなく、オーガニック&菜食にこだわっていて、一本筋が通っているところ。
一皿のボリュームがありすぎて日本人には食べ切れないくらいの量なのだが、これはこれでいいのかもしれない。
だって肉を食べている人にとっては、量の少ない野菜料理だなんて食べた気がしないだろうから。
他のテーブルの人が食べていたものも皆魅力的だったし、いつかメニューを全制覇してみたいなあ~~。
9月にこどもが学校に行き始めたら、通っちゃおうかな。
 
 
あとオイル情報。(ここ参照)
このレストランの一階はデリカテッセン、オーガニック食品売り場も兼ねているのだが、そこでスペクトラム社のセサミオイルを発見。(私の愛用フラックスシードオイル・くるみオイルはここの)
 
店の人に「ここのフラックスオイルとくるみオイルがとても美味しいんですが…。」と言ったら、「今度仕入れてくれる」とのこと!
今度っていつになるかはわかりませんが、生粋100%さんおすすめの会社のくるみオイルでもあるし!!やった
これも美味しそうだけど卵かけご飯にはならないか…。
 
 
全然関係ないけど今日の一言
 
パークンショップ、(たぶん)今日から豆腐の包装を今までの「ビニール袋入り」から「トレイ&ラップ」に変えて20セント値上げ。
トレイ&ラップに包装を変えるって、時代に逆らってないか???
包装材のせいで値上げだとしたら、なんと無駄なことか!!
BYOB(Bring your own bag)が(現金キャッシュバックのせいか)かなり普及してきている香港、それで豆腐が潰れちゃって文句を言う人が増えたのかなあ…。
 
 
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卵なしの卵かけご飯その後

2006-06-19 | ベジタリアン
 
これを知ってから、毎朝こどもの朝ごはんはこれと味噌汁が定番になっている。

調べたら、亜麻仁油に含まれるオメガ3は、「脳の機能との関係も深いため、集中力をあげたり、イライラを解消したりする効果や、悪玉コレステロールを分解し、血液をサラサラにする効果もある。」・・・とあったので、これは立派な健脳食ではないか~~!とも思ったので…。

こどもは毎朝だまされている。
実はモドキ卵かけご飯なんだけど、とにかく卵かけご飯命が復活!したので、土曜日の夜和食の店に行った時も、温泉卵をオーダーし、ご飯にかけて混ぜて食べていた。
だから卵も食べてるので、味の違いはわかるかな、と思いきや、全然気がつかない

ちょっと悪いなあと思ったので、オイルのボトルを見せて、
実はねえ、あの卵ゴハンね、これを使ってるのよ」と白状した。

こども、すごくがっかりした表情で、
「ええ~~~~?なんで卵ダメなのよ?卵たべちゃダメなの?」
 
ああ、そんな意味じゃないんだけど。
これはちょっと行き過ぎだ、勘違いされちゃ困る、と思って、
 
「あなたが卵を食べたければもちろん食べていいのよ。パパだってママだってまだ食べてるし。これはたまたまジャスコに行ってなくて日本の卵がなかっただけだからね。勘違いしないでね」と説明した。
 
 
それでも懲りずに翌朝も出した。
嫌だ、って言うかなあ、とちょっと不安だったが。
 
そうしたらなんとこどもは、
 
ママ、あれ混ぜてないよねゴハンに?と聞いてきた。
 
それでもまだあれが卵の代用だとは気づかず、「私が卵かけご飯になにか訳のわからない瓶の何かを入れている」
と勘違いしていたのだった。


混ぜるもなにも、それだけなんですけど…。

食べてくれなくなると困るので、
「はいはい混ぜてない混ぜてない」と言っておいた。
安心したこども、はぐはぐとかきこみ、完食。
 
ああ、今日もだまされている…。
 
 
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飲茶ってなーにー?

2006-06-19 | ベジタリアン
うちは、こどもが2歳くらいの時に、夫婦共々ほぼ同時に自然に菜食になった。
それまでは、普通に肉も食べていた。
というか、夫など血のしたたるレアステーキが大好きで、ちょっと疲れると
「ステーキ食べたい~~」
とリクエストし、野菜ばっかりのメニューがテーブルに並ぶと
「食べるものがない!」
というような人だったのに。
 
あの時と同一人物だなんて、今じゃ全く信じられない。
 
こどもも、親に影響されてか、自然に肉や魚から離れていった。
(強制はしていないんだけど)
 
とにかく、その頃は毎週日曜日は義父母と一緒に飲茶へ行っていた。
(香港では、日曜日は家族親戚と一緒に飲茶をするというのは普通の習慣)
 
飲茶のメニューをご存知の方はおわかりだろうが、肉と魚介類が食べられない場合、食べられるものはほとんどない。
だから自然に、飲茶からは足が遠のいた。
 
飲茶が習慣だったのはさすがに2歳の頃までの事だから、こどもは全然覚えていなかったらしい。
ある時、こどもが言ったひとことにビックリ仰天してしまった。
 
「ママー、飲茶ってなーにー?
 
ひょえ~~!香港に住んでいる子供とは思えない発言!
菜食だから仕方ないとはいえ、これじゃこの先おともだちとのお付き合いもうまくいかんだろう…。
 
という訳で、それからは週末にちょくちょく近所の飲茶へ連れて行くことにした。
とはいえ、頼むメニューといえば…。
 
具ほとんどなし中華醤油味やきそば(豉油皇炒麺)
具まったくなしの腸粉甘い醤油かけ(名前は腸なんてついているが、米でできたぷにぷにのクレープロールみたいなの)(玻璃腸粉)玻璃はガラスの意
中身なしの蒸し饅頭(パン代わりにして食べたり、添えてある練乳をつけて食べる)
ゆで野菜(これも甘い醤油かけ)たいがいが菜心。一緒についてくるオイスターソースの皿は丁寧にお返しする
白飯(一膳を母子でシェア)
お腹に余裕があればこどもは豆腐花(デザート。やわやわの豆腐にシロップときび砂糖をかけて食べる)
ちなみにマンゴプリンはこどもの好物だが近所のレストランのは激マズなので食べない。
 
これが定番。
 
こどもは白飯に香港の甘い醤油をかけた野菜や腸粉をのっけてばくばく。
私もこどももこんなメニューで大満足。
素食(肉なし)メニューの蒸し餃子なんかもあるのだが、素食専門のシェフではないせいか、全然美味しくない。
(あとこういうのはうちの苦手な「素肉」=大豆たんぱくなどの肉モドキ たっぷりだし)
だから1度食べてからもう頼まなくなった。
 
こんなメニューはもちろん(小)・・・一番安いメニューの意 だから、お会計はビックリ超安いのである。
本場香港(?)飲茶の席で、しろごはんに菜っ葉のっけて嬉しそうにかきこむ家族…。
はたから見たら、よほど貧しい家族と思われないだろうか…。と一瞬思ったが、気にしない気にしない。
 
こどもには、これでちゃんと飲茶を教えてあげている事になっているのかちょと不安だが、まあ周りを見ていれば大丈夫だろう。
 
 
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観点の違い

2006-06-17 | ベジタリアン
今でもはっきり覚えていることがある。
 
もう10年も前になるのだろうか。
まだ日本に住んでいた頃のこと。
 
友人から暑中見舞いがきた。
私はそれを読んで、頭をハンマーで殴られたようにショックを受けたのだった。
そこには、
「毎日毎日暑いのに、うるさく鳴くセミの声を聞くと、うんざりしてしまいます。」
と書かれていたのだった。
 
ショックだったのは、ほぼ同時に私は彼女への暑中見舞いに、
「セミが一生懸命鳴いているのを聞いていると、はかない命の大切さを思い知らされます」
と書いていたからだった。
 
おんなじモノを見ても、こんなに受け取り方が違うのか…
 
なんかエラそーに聞こえるかもしれないが、本当の話。
もうずいぶん前から土地もほとんどがほじくり帰されて、セミもあまり鳴かなくなってきているが、その夏はとても暑く、セミもよく鳴いていた。
だからたまたまお互いセミのことを書いたのだろうが…。
 
でも、感じることは、人それぞれ。
彼女も正しい、私も正しい。
誰も間違ってはいないのだ。
 
 
 
先日、夕食の席で、こどもがうっかり口をすべらせた。
「わたし、日本のおばあちゃん大好き。マーマー(広東語のお祖母ちゃん。父親の母、の意味)はあまり好きじゃない。だって、私は痩せ過ぎだって言うんだもん。牛乳飲めって言うんだもん
 
こどもは、最近は私の影響か、牛乳も飲まなくなっている。
(アイスクリームは大好きだけど
先日、私も一緒にいたが大好きなマーマーからこれを言われて、こどもなりに相当ショックだったらしい。
私はそれは香港人の普通の感覚(子供は丸々太っているのが健康的!)だと思っていたから、何も思わずその場では逆にこどもをたしなめたのだが。
 
このこどもの一言で、普段温厚な夫が、珍しく声を荒げた。
こどもは大泣きで何度も「ごめんなさい。ごめんなさい。マーマー好きです。嫌いなんかじゃない」と謝った。
 
なにかいつもの夫と違うぞ、と詳しく聞いてみたら、なんと彼は数日前に「菜食であること、菜食でこどもを育てること」で義母と意見が食い違い、相当つらい思いをしたらしい。
 
夫にとって、義母はかけがえのない存在だ。
新婚当時、夫に「母は自分にとって一番大切な人だ」と言わしめた義母。
私は心の中で、
 
「新婚時代にそんな事言うか?このマザコン男!
 
と思ったが、その後彼の子供時代の話を聞いたり、実際義母と接しているうちに、本当に女神様のような心の広い彼女に、「それは当たり前だ」と思うようになった。
今や私も義母のことを実の母親のように尊敬し、大切に思っている。
 
そんな彼女が言うことだから、夫も相当つらかったに違いない。
そしてこどもの「マーマー嫌い」の一言が、夫の琴線に触れてしまったのだ。
 
彼女もいつも私達に合わせて、義父母宅での食事の時はいつも菜食のメニューを出してくれるし、心底理解はしてくれていたと思っていたのだが。
でもあからさまに肉を拒否するこどもをいつも見ていて、心の中では寂しいと思っていたに違いない。それで一番心を許せる息子と話をしている時に、彼女も気持ちが爆発してしまったのかもしれない。
なんたって香港は子供のおやつメニューにソーセージだの鶏腿の照り焼きなんぞが当たり前のところだから。
 
義母は彼女なりに孫の健康を思って、肉食や牛乳を飲むことが健康にいいと心から思って言ってくれていることだというのは痛いほどわかる。
でも、私達はそれにはどうしても従えないのだ。すでにこどもでさえ。
私達夫婦も、菜食をすることがいいことだと心から信じているから。じぶんの信念を曲げることはできない。
また、彼らの信念も、曲げることはできないし、するべきではないと思う。
私の実母のように、影響されてかそうでないかは解らないが、自然に肉や海老が食べられなくなってきてくれればそれは嬉しいけど…。
 
自分の子供(孫)のことを思う気持ちは同じ。
でもその方向が違う。
どちらかが変わらない限り、どうやっても交わることはできないのだ。
 
 
 
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ありがとうございます

2006-06-16 | ベジタリアン

昨日の、「卵なしの卵かけご飯」は想像を絶する反響をいただき、自分でも非常に驚いております。

昨日のgooブログ全体のアクセス数を見て腰を抜かしてしまいました。
ビックリ8位(572145 BLOG中)

登録している地域情報(アジア)ブログランキングも、今日は今まで手の届かない憧れの順位だった20位を突破してしまいました。ガクガクブルブルです。

ブログを通じてこの情報を教えて下さいました
生粋100%さん、そしてikuraさん、そして新たな情報を下さいましたkawauso999さん、

その他の皆様、本当にありがとうございました。

菜食の自分としては、これで自分の(そして他の方も)卵の消費が減るといいな、そして海外在住の身として、生卵を買わなくても楽しめる人が増えるといいな、と思ったのですが、賛同して下さる人がいらっしゃいましたらこれほど嬉しいことはありません。

これからはまた地道にベジタリアン話、健康オタク話、こどもの馬鹿話なぞをアップしていきたいと思いますので、どうぞ引き続き宜しくお願い致します…。


卵なしで卵かけご飯!!

2006-06-14 | ベジタリアン
ローフード(生食)を実践されている、生粋100%さんのブログで、ちょっと前に素敵な事を見つけた。
 
なんと、玄米にくるみオイルと、リキッドアミノ(醤油のような調味料)をかけると、卵かけご飯の味になるらしい
むむむなんか不思議…。大好きな卵かけご飯の味なんて…すっごい興味ある!
 
それで早速健康食品店に駆け込み、くるみオイルと、リキッドアミノを購入したのだが…。
 
玄米がなかなか炊けない。
うちは家族が玄米ダメなので、なかなか炊く機会がないのだ。
 
そしたら、なんと昨日私のブログにいらしてくださったikuraさんのブログにも書いてあった!
そしてそれはなんと白米
 
なぜか玄米にこだわっていた私、白米で試すということを全く考え付かなかったのだ。
 
それでは、と早速試してみる。
 
ご飯にオイルを入れ混ぜ混ぜ。量はご飯の表面にまんべんなく行き渡る程度の少量。それから醤油。そしてまた混ぜ混ぜ。
 
ぱくっ…。
 
ウマーーーーーーーーーーーー!!! 
 
ををを!まさしく卵かけご飯の感じ。ホント不思議~。
卵独特の濃厚さにはちょっと欠けるが、鼻を突き抜けるまったりとしたかんじが、うーんイイよイイよ~~~~!
 
最近、生卵はおろかシンプルな卵焼きでさえも生臭く感じるようになった私
生卵かけご飯は大好物だったから、もう嬉しくってたまらない。
卵なしで、卵かけご飯の気分が味わえるなんて、本当に夢のような話だ~~♪
ありがとう、ikuraさん。そして生粋さん。本当に本当に感謝です!!
 
夜は太ること覚悟で、炊きたてご飯と、家にあった他のオイルで検証してみる。
 
ごま油ははじめっから「違うだろう」と思ったのでやってない。
また、ikuraさん情報で、サラダ油(コーン油?)はダメだったそう。
 
検証内容は以下の通り。
 
くるみオイル × 醤油 or リキッドアミノ
オリーブオイル × 醤油 or リキッドアミノ
グレープシードオイル × 醤油 or リキッドアミノ
フラックスシードオイル × 醤油 or リキッドアミノ
 
普段あまり夕食時に白米を食べない私だが、今日は茶碗に2膳、お腹がはち切れんばかりに食べた。フー。
こどもが自分のおかずに夢中になっている時にこそこそっとやったので、どうにかこどもにはバレなかった。(理由は下に)
 
くるみオイルは、癖がない。卵感?がよく出ている。
 
オリーブオイルは、エクストラバージンオイルだったから、独特の癖が鼻に残るが、その分まったり感というかコクがより強いかんじ。
エクストラバージンじゃなかったら、くるみオイルと同じ感じになるかもしれない。
 
私が持っていたグレープシードオイルは、コーン油代わりに使っている大量パックの安物だから、ちょっと油っぽさが舌についた。
上質なものだったらもうちょっといいかもしれない。
 
フラックスシードオイル(亜麻仁油)は、元々黄色で粘っこい油だから、まさしく卵色。
見た目も、味も、卵かけご飯に一番そっくりだった。
 
醤油かリキッドアミノかは、好みによると思う。
醤油だと一般的な卵かけご飯の風味になるし、リキッドアミノだともっと濃い旨みが口に広がる。
私はどちらも気に入ったが、醤油のほうが飽きがこないかも、と思った。
 
じゃじゃーん!よって今のところ組み合わせベスト1は、
フラックスシードオイル×醤油!!!!
 
私の舌ではこんな結果だが、これはあくまで私の嗜好なので、ご興味のある方はいろいろ試してみて下さい。
ちなみに私の持っているフラックスシードオイルは苦くないタイプなのでいいのだが、通常はちょっと苦味があるのと、本来これは加熱不可のオイルなので熱々のご飯には本当は不向きかもしれない。味に関しては写真のと同じオイルだったら間違いはないはず。
フラックスオイルでなくても、くるみ、オリーブ油でも十分楽しむことはできる。
 
順番をつけるとしたら、フラックスシード>>くるみ>オリーブ>>>>>グレープシード かな。
 
しかし、くるみオイル+醤油というのは、いつも蒸した豆腐にかけている定番組み合わせなのに、豆腐の場合は全然卵っぽくならないのだ。
ご飯にかけてこそ、その香りが出てくる。不思議だなー。
 
いや~、私みたいに卵食べたくない人じゃなくても、いちいち日系スーパーで日本の卵を買わなくても雰囲気が味わえるってのはここ香港ではすっごく貴重な情報ではないかしらんと思うのは私だけ? ←支離滅裂な文章で私のコーフン振りを察してください 
 
実は、今朝、極めつけの実験第2弾をやってみた。
 
朝食の時に、フラックスシードオイル+醤油をかけたご飯を卵かけご飯ですよ~」と言ってこどもに出してみた。
「はじめっから混ぜ混ぜしちゃったからねー」と…。
ちょっと前までは卵かけご飯命だったこども、「わーい♪」と食べ始め…。
 
最後まで全然バレなかった!!!
 
こどもはぺろりと一膳たいらげ、「おかわりー♪」とまで言った。
これは面白い!!はっはっは~~!
 
フラックスオイルは、良質のオメガ3をたっぷり含んだオイルで、健康の為に毎日飲んでいる人もいるくらいだから、これは結構いい朝ごはんになりそうだなー。
 
どうでしょう?これを読んだ卵かけご飯大好きな皆様、試してみたくなりましたか?
 
試してみた方、違う組み合わせにしてみた方、いらしたら是非ご感想をここへお知らせ下さい!!
 
 
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黄油蟹のなみだ

2006-06-13 | ベジタリアン
黄油蟹。 (広東語の読み方はウォン・ヤゥ・ハイ、発音は_・/・_ ←わかる?)

上海蟹は有名だが、これは香港に住んでいる人もしくは香港通の人でなければわからないかもしれない。
季節は7月過ぎからの、夏の暑い時期
上海蟹よりさらに高価な、グルメメニューだ。
 
(ちなみに黄油蟹の説明は、ここ とか、ここ で見られます。)
 
たぶん元々は偶然の産物だったのだと思う。
 
↑のリンクでの説明にもあるように、
もうすぐ産卵を控えているプレママ蟹ちゃんが、水も少ない場所で灼熱の太陽にじりじりと照らされ、
あぢいよぉ~~~~~~
と脂汗をかき(?)、ついには身体の中の大切な卵が溶けちゃって、全身にまわってしまった
病気カニ」のことである。(あ、過激ですか?
 
私はもう、その光景を想像するだけで、それを食べるなんてかわいそうでかわいそうでとってもできない。
感情論を横に置いておいても厳密に言えばその蟹、決して健康な状態とは言えないんだし、それ食べるのもねえ…。
 
 
10年ちょっと前くらいは、全然知られていなかったけれど、ここ数年季節になると大々的に広告が打たれていたりする。
高価だから地元の人にポピュラーとまではいかないけれど、香港に住む日本人だったら一度は食べたことがあるかもしれない。
 
私も、まだ肉を食べていた頃、1度だけ食べたことがある。
 
蟹自体は、上海蟹ほどは小さくはないが、ちょっと小ぶり。
中身は…全部黄色
普通はお腹の部分にある蟹味噌が、身体全身に回っている感じだ。
爪の先までそんなである。
 
その頃はまだ何の疑問もなく、「珍味だね~」って食べた記憶がある。
 
それから数年後、肉はやめても夫もまだ魚は食べていたころ。
ニュースで上海蟹のずさんな養殖方法が問題になりその衝撃的なニュース写真を見て以来、我が家だけでなく肉魚OKの義父母宅でも、上海蟹は一切食べなくなってしまった。
(養殖湖に、野良犬の死体を投げ込んでいる写真を見た!!
 
義父は上海人である。
毎年上海蟹の季節になると、いそいそと買出しに出かけては、義母がそれを蒸して、みんなでテーブルを囲んで何度も食べたものだった。
でも、もう、一切なし。
今では義父母はその他の中国製の加工食品なども一切口にしなくなってしまった。
(中国に遊びに行ってもお菓子などのお土産が買えない。買うのは本とかDVDとかになる)
 
上海蟹の養殖方法もひどいものがあるけれど、黄油蟹の養殖をもしやっているとしたら、まさしく虐待そのものだ
ちゃんと調べていないのでなんとも言えないが、ここ数年の人気を考えたら天然物じゃない養殖だって絶対にありうると思う。
(違う!という方、真相をご存知の方お知らせ下さい
 
ああ、今年も暑くなるのかな…。また蟹ちゃんが泣きながら体内に脂汗をかくのかな…。
 
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食肉牛暴走のニュースから

2006-06-08 | ベジタリアン
6月4日のニュース。
 
食肉牛暴走:突き飛ばされた男性重体 牛は激突死
 
(上のリンクは期間限定なので以下に転記しておきます)

 4日午前6時50分ごろ、三重県四日市市新正、同県四日市畜産公社の食肉処理施設で、メスの牛(3歳、約730キロ)が施設外へ逃げ出した。牛は市中心部を6.3キロにわたって暴走した。牛は同7時40分ごろ、同市昌栄町の駐車場で、捕まえようとした同公社業務部長、川村和美さん(56)=四日市市寺方町=を突き飛ばした。川村さんは転倒して頭を強く打ち、意識不明の重体。牛はフェンスに激突して死んだ。
 同県警四日市南署や同公社によると、トラック運転手(55)が福島県から国産牛8頭を運搬し、1人で10トントラックの荷台から降ろす作業をしていた際、1頭が逃げ出した。出入り口の門扉が開いており、牛は敷地の外へ。国道1号の交差点や近鉄内部線の踏切を横断し、住宅街のほか、学校やスーパー、パチンコ店、会社事務所などのある道路を逃走。署員20人と公社職員ら7人が追いかけ、地域住民に「興奮している牛に近付かないように」と注意を呼び掛けた。川村さんは牛に縄をかけ、捕まえようとしていた。
 現場一帯は市役所南側の市中心地で、日曜の朝だったため、交通渋滞や大きな混乱は起きなかった。市が食肉処理施設を開設して、県や市、畜産農家、食肉業者など出資の公社が運営している。
【中村宰和】
 
これって一般的には牛が悪者になっちゃいそうだけど、牛としても「殺される」直前に必死で逃げたんだろうなあということが想像できる。
止めようとした被害者男性を突き飛ばし、自らもフェンスに激突して死んでしまったほどの、まさしく、死に物狂いの逃走だったのだ。
 
重態の男性も本当にお気の毒だが、牛のことを考えると心が痛む。
食肉処理施設(と畜場)から逃げ出したわけだが、そこの雰囲気はもう「自分はすぐに殺される」というのがありありとわかるんだそうだ。
 
私は別に動物愛護の気持ちから菜食主義になったわけではないので別にお肉を楽しんで食べている方にどうこう言うつもりはないが、
 
 
 
  
を読んで、お肉はどうやってお店に並ぶのか、という事を知っておくことも必要だと思う。
(グロな画像リンクは貼ってません。私自身そういうものは極力見ませんので。)
 
まあ考えてみれば「何を食べるか」というのはその人の先入観で決めていることがほとんどかもしれない。
 
周りの人がみんな牛を食べているから、レストランのメニューにあるから、お母さんが作ってくれるから、普通に食べる。という感覚だろう。私も前はそうだった。
日本でも、蜂の子イナゴやイルカを食べている地方がある。でもそれ以外の地域の人は「げぇ~っ!」って思うかも。
卵や鶏肉は平気でも、フィリピンの人が大好きな孵化寸前の卵をゆでたものなどはほとんどの日本人は食べられないだろう。
 
ちょっと違うがこういうページも発見。
 
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菜食・食事法?いろいろ

2006-06-06 | ベジタリアン

(今日の文章は、たぶん一度読んだだけでは何がなんだかわからない方も多いかと思いますが、文才がないので全部説明できません。お許しを…。なるべく検索リンクを貼りますので、名称だけでは解らない方はリンク先をいろいろ読んでみて下さい。)


先日の塩についてもそうだけど、最近主に菜食中心での「食べ方に関していろいろ調べては試している。

それは、ちょっと前に肉だけではなくて魚をやめたときからなぜか加速度を増しているような気がする。

前から知っているものをまたほじくりだしたり、新しい本を読んだりして検証。

マクロビオティック・・・初めて知ったのはもう10年以上も前に、雑誌「アネモネ」で。
私は今のところ食べ物の陰陽はあまり気にしないのでレシピを参考にするくらい。
マクロビ式のごま塩は大好き。でも今度塩はにがりの入っていない岩塩にしよう…。
またマクロビをしている人は顔の色が異様にどす黒い(これも塩のせい?)という話をあちこちから聞くのでちょっとそれも怖い。

ナチュラルハイジーン・・・数年前にアメリカで流行したらしい「Fit for Life」という本を読んだので知っていたが実践はしていなかった。
果実を中心に、生野菜などを組み込んだ食事法。強制はしないが動物食はすすめていない。
私は元々果物があまり好きではなかったが、最近ちょっとまたこれに注目し始めたので、積極的に果物を買うようになり、サラダをより多く食べるようになった。

ローフード・・・基本的に菜食、生食。「調理」は46℃以下で行う。火を使わず、ディハイドレーターという乾燥機を使って調理することが多い。
ちょっとマニアな感じがするが、酵素を生きたまま取り入れる、という考え方には同意。

「病気にならない生き方」・・・これは腸に関しては第一人者と言われる医師である新谷弘美氏の著書。健康のカギは、「エンザイム(酵素)」の量だというのがキーワード。エンザイムをたくさん取り入れる食事法、エンザイムを消耗しない生活習慣法を提案している。コーヒーエネマという腸洗浄も推奨している。

自力整体整食法・・・これは私が一番きちんと取り入れているもの。
私が朝食をとらなくなったのはこれがきっかけ。
創始者の矢上先生も、いろいろな方法を自分で実践し納得したものを紹介しているのだと思う。ここで紹介されている体のリズムや、たんぱく質と炭水化物を一緒に取らない、という食事法は上のナチュラルハイジーンでも言っていることだ。
矢上先生は最近は一日一食の生活らしい。自力整体だけでハードな運動もせず、あの筋肉隆々な身体を作り上げているのはすごいと思う。

小食・・・これも知ったのは10年以上前、甲田光雄先生の存在を知ってから。
一番感銘したのは、万物への愛と慈悲がエネルギーを生むという考え方。
これを実践すると仙人のような食生活になってしまうが、食いしんボンの私のくせにある意味理想でもある。

長岡式酵素玄米・・・玄米は身体にいいけど、消化しにくい、ってことで発芽玄米なども試したことのある私。結局家族が玄米ダメで毎日は食べられない。
数年前に、エイトスターというダイヤモンドを製造販売している方の著書で、初めてこの長岡式酵素玄米を知る。
特別な方法で、小豆と玄米を混ぜて圧力鍋で炊き、それを数日間ジャーで保存して発酵させるというもの。かまなくても消化できるほどになるらしい。
ただこれの難点が、作り方が門外不出で、講座を受けないと炊き方を学べないこと。
自己流での調理を厳しく禁止しているのだ。また調理に必要な器具も全てそこで購入しないといけない。
あともうひとつ難点は、保温の為に、ジャーを常時つけっぱなしにしなければならないこと。
結婚した時に夫が持っていた電気保温ポットですら耐えられずに昔式のポットに買い換えた私、これはちょっとつらい。
 

まあ結局はどれかひとつに傾倒する事なく、それぞれから自分に合った、気に入ったところを取り入れることにしている。(あ、自力整体は傾倒してるかな)
気分的にも楽だし、ストレスはかからないし。
やめようと思えばいつでもやめられるし。
こだわりがないスタイルでいこうと思う。

 

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